16 名前:出土地不明[sage] 投稿日:2010/10/21(木) 21:06:12 ID:nHlX3j1d [4/9]
163 名前:出土地不明[] 投稿日:05/01/13(木) 13:29:00 ID:xTtOgFnz
>>161
オリハルコン(オレイカルコス)っていっても、プラトンの作品の中では
「炎のようにさんぜんと輝く」高価な装飾品としてしか登場していない。
単語としては、οροσ(オロス:山)とχαλκοσ(カルコス:銅)が繋がったもので、
実はプラトンの「クリティアス」以外にもオレイカルコスは登場する。
作者不詳の「ホメロスの賛歌」という作品が初出で、次がヘシオドスの
「ヘラクレスの楯」。この他10作品ほどでオレイカルコスという金属が登場するが、
何れの場合も「真鍮」か「青銅」と翻訳されている。ラテン語のorichalcumも、
喜劇作家プラウトゥスの作品の中では「真鍮」として登場する。