最高ゲットアウトからの二作目のアスがあんまつまんなかったからこれも迷ってたけど、滑り込みで久々のレイトショー、映画館で観るべき圧倒的な映像や音に溢れていて楽しめました。

ありえそうな恐怖にびびりまくり。
1ミリも動かないあれなんて発想素晴らしい、暇な時みつけるかも。
あらわれる前のザワザワ感、あらわれたあとの拍子抜けからの恐怖。
全然怖がってるように思えないタフガイなあいつと、夜にギロッと光る白い目。
世の中に溢れる対決物は本当に充分で、またきたよってなる自分にはこういう解決の方法があるんだという嬉しさのような上がり方。
最終形態がITの時のようなクソなものでなく、もはや形容できない容姿に馬鹿らしさと神秘性を感じ思考停止。
うるせーあいつの行動力と、ラストのシルエットには鳥肌。

タラちゃんや日本映画やこの手のアメリカ映画へのオマージュも色々含まれていて、懐かしさも何故か感じるんだけどとても新鮮でオリジナル。
おぞましいチンパンジーの話もぶっ込みながら進んでいくんでちょっとよくわかんない感じもあるんだけど、考察みてなるほどねとなる何度もみれそうなネタに満ちたオタクな作品。
何より映画愛が爆発した低音ボイスなアイツが熱かったな。
やっぱりこの監督凄いかも。
次にも期待したい。