5年前、和光市民文化センターに藤田崇文氏が館長就任した。
その早々に埼玉県内初のプロオーケストラ、サンアゼリアフィルを創設すると宣言した。
この話には驚いた。市に楽団を支えるだけの財政的、文化的基盤が有る筈はなく土台からして無謀な企画である。
案の定、威勢の良かったのは初めだけ後は先細り今や定期演奏会どころか2年も活動は無く再開の兆しもない。これに関して何の説明がないのは無責任である。
藤田館長は楽団の現状を直ちに明らかにし運営が失敗したのなら血税を無駄にした謝罪をすべきではあるまいか。
同楽団が最初の演奏曲は館長作「奇跡の一本松」。皮肉にも楽団は一本立ち出来なかった。
さて藤田崇文なる人物は館長以前の経歴は無名の音楽家で教育者としての実績もなく地元出でもない。四十の若さで館長に大抜擢されたのは全く不可解な人選である。そうした政治的?背景も明らかにして欲しいものである。
それにしても、そもそも和光市にオーケストラは必要だったのだろうか?
http://philharmoniker.sunazalea.or.jp/