指揮者・作曲家としての山本直純
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まともな曲を振ると意外にも名演だったりする。
耳がメチャクチャ良かったんだろうな。
戦前の録音聞いて奏者まで当てたと言うし。 音源あるならもっと出して欲しい。
パロディーものじゃなくて ホフナング音楽祭にしても、直純のパロディーものにしてもあの時代で聴衆が爆笑するというのはかなりの知識だよな。
驚くわ。レコードも高かったろうし。 オケを指揮したものから、「小沢昭一的心」みたいなテレビ・ラジオの仕事まで、
その音源が手軽に入手できる様になってほしいと思う。 床屋で眠っていて、とレードマークのヒゲを剃られたエピソードしか記憶にない人が大部分なのではないか? 60前後のおじさんおばさんならば
大きいことはいいことだ
おいしいことはいいことだ
大きく食べておいしく食べて
50円とはいいことだ
というCMを覚えていよう 「ヒゲをはやして変な格好で指揮している人もいるが(略)」
宇野功芳 山本直純と小澤征爾が
斎藤秀雄について習ってたとき
たまたま山本の書き込みのある楽譜を
見た斎藤が「よく勉強してるねぇ〜」
って感心した言葉を吐いたら
それを聞いていた小澤征爾が
めちゃめちゃ嫉妬した
っていうエピソードが好き
もちろん、山本と小澤は大の仲良しでもあるしライバル
山本は小澤に「お前は頂点をめざせ
俺は底辺を広げるから」
って言ってたらしい
山本はおちゃらけた人のように見えるが
ものすごくオーソドックスな指揮をする
おちゃらけは照れ隠し
本人はめちゃめちゃおぼっちゃんだったから…
晩年、無免許運転で捕まったのは気の毒だった
(いつも運転してくれてた妻が病気でやむに
やまれず運転したらつかまった)
個人的に好きな山本の曲は
「一年生になったら」と「さあ太陽を呼んでこい」
かな 直純/東京フィルハーモニーのブラームス第1番を復刻して欲しい クラシック界の人なのに、大衆音楽での活躍の方が目立つ人というと、ニーノ・ロータもそうだな。 >>13
さあ太陽を呼んでこい は
若い頃の石原慎太郎作詞 途中で投稿してしまった
なんだかいい時代のように感じるね
実際はいろいろあったろうけど 男はつらいよ
のサントラはほんと素晴らしい。
昭和の風景満載 >>21
さすがにそれだけに絞るのはちょっと
武満ははずせない 母校である小学校の校歌
作曲が山本直純だったのを知ったのは卒業してから(笑)
一般的な校歌と違う感じなんだけど、とても良い曲だよ
(作詞は谷川俊太郎) 母校の校歌作曲者を並べてみると
小学校:平井康三郎
中学校:島田某(失念)
高校:弘田龍太郎
大学:諸井三郎
まあ、なかなか著名な人物ではあるな 男はつらいよの劇中のクラリネットのソロのテーマ(ト長調?)を聞くと日本人としての琴線が揺さぶられる 小澤にとっては「師匠」なのでそのバトンテクニックを絶賛しているが、
点後に常に尾ひれがついていて見づらい気がする
映像作品の曲には弟子の玉木宏樹、坂田晃一、たかしまあきひこに書かせたものか゛ある
金にはうるさいというか、汚かった >>26
そういえば玉木さんのブログはなかなか面白かった せがれさんは何やってんの?
まだ奥沢の家を守ってるのかな? 直純さんは童謡でその天才ぶりを遺憾なく発揮してるな
いちねんせいになったら
さあ太陽を呼んでこい
歌えバンバン
音のシンフォニー
コックのポルカ
言うことなし! >>29
その中には童謡とは言えないものも入ってるな
むしろ、
こぶたぬきつねこ
辺りもあげてくれないと CD化されている「ピーターと狼」では、残念ながら古今亭志ん朝が1ケ所、出を間違っている(ライブにつき修正不能)。
マジメ系のものでは、新日フィル結成直後のブラームス1番と複協奏曲(潮田益子・レッサー夫妻)は是非ともCD化してほしい。 指揮も天才肌(小澤談)なら、作曲も天才肌、ヒット曲も多く、
特に「笑点」「男はつらいよ」は日本人なら誰もが知っている
そしてNHK大河ドラマ、特に「風と雲と虹と」が傑作
【風と雲と虹と】
https://www.youtube.com/watch?v=Sn-H37GRoPA
指揮と作曲の両刀遣いで、
本格クラシックからポピュラーまで、
ジャンルの垣根を軽々と超えて活躍したという意味で、
直純は日本のバンスタと言っていい
トータルに見て、天才だと思う
小澤が嫉妬するのもわかる >>33
大河ドラマなら武田信玄の曲も傑作だと思う。 彼が全盛期だった頃、ラジオはテープ、テレビもビデオ撮りが普及しだしており、
次第に放送局お抱えの楽団は解散されたりしてオーケストラの音楽家たちは
受難の時期であった。 ボストンポップス客演の凱旋公演行けばよかった…_| ̄|○、 リハーサルは厳しかったね。
チェロの堤剛に「もっと練習して来い!」と怒鳴ってたよ。 新・おばけのQ太郎って
とんでもない傑作じゃなかろうか ☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。☆
そのためには、公的年金と生活保護を段階的に廃止して、
満18歳以上の日本人全員に支給する、『ベーシックインカム』
の導入は必須です。月額約70000円位ならば、廃止すれば
財源的に可能です。頒布も含め、よろしくお願い致します。 子供の頃、日比谷公会堂の楽屋でサインもらった。この名前を知る世代は40代以降に
なってしまいそうなのが残念だ。 きっと、作曲家と指揮者は、オーケストラの譜面をみるだけで
実際には楽器が鳴っていなくても、どのような音が鳴り、
音が混ざり合って聞こえるはずであるかが、まるでいま耳で
聞こえているように頭の中で聴くことができるような職業人なのだろうと
想像する。自分はよく知った人が、その場にいなくても頭の中で
まるでその人が話しているかのような空想の声を聴くことができるが、
オーケストラの作曲家や指揮者はそれを複数の各種楽器が鳴り響く
様子を心の耳で聴くことができるに違いない。そうして作曲家は
自分の頭の中で鳴らしてみてそれを譜面に書き取ることで作曲が
進むのだろうかな。常人にとってはまさに神がかりである。 >>48
本当の音はオケを鳴らしてみないとブラームスでも分からない。
ブラームスは交響曲の初演にあたり、自ら棒を取ってリハをしたとき、所々で中断した。
リハを止めては楽譜を直し、楽員に指示してパート譜を直させた。
そうして実際のオケで音を確かめて初演してから初めて出版し、乃至は改版を出した。 直純先生/東フィルのブラ1がNHKFMでかかってたな >>50
そうなんだ
直純氏、ブラ1好きだったらしいから
どのように振るのか聴きたかったな >>51
芥川也寸志も死の床でブラ1を聴きたがったらしい この時代の音楽家はブラ1好きなの多いのかな
カラヤン日本初演の影響とか? 直純氏の著書を読んでみたら
幼少期以降、本人の節目がブラ1らしく、
それぞれにかなり思入れがある書き方をしていた
その中の一つがカラヤンのN響初演らしい 実は直純氏のパロディーコンサートに入ってる
ベト“変曲”45番「宿命」を聴いた時、
ベートーヴェンは勿論、ブラ1 最終楽章の響きが
解釈の方向性がカラヤンに近いように思えた
パロディーだけど、それぞれの演奏とてもしっかりしていて
それを聴きながら感心してしまった
自分がもう少し早く生まれていたら…
直純氏がN響定期に登壇していたら…ちょっと残念だ https://www.youtube.com/watch?v=HBl2xEsxBtk
20年前、名古屋での第九だが、氏がたどり着いた境地はこれなのかと思うと、
「うーむ」と言うしかない たどりついたと言うより元から。むしろ若い頃と変わらない指揮ぶりに驚いた。 >>56
寧ろ上手くないオケをよくここまで持ってってるな、
と思うけど…w
耳がずば抜けて良い人だったらしいから
この音聴きながらはしんどかったろうに 一度だけオケのトラに紛れ込んで某避暑地の野外コンサートで児童合唱と童謡メドレーを演奏した事がある。
テレビカメラに向かってニコニコしながら、いい加減な調子で、
「歌ってくれるのは、さっき通りかかった村の子供たちで・・・」(これウソ!朝から猛練習していた)
「じゃぁ、やってみようか・・・」と、あくまでもヘラjヘラと気楽な感じでこちらを向いた瞬間・・・
顔が別人に変わっていた! いきなり宮本武蔵みたいな、トスカニーニみたいな殺気。
アヤシゲなオケと未熟なキッズたちを、一瞬にして統率していた。
あの時の眼光だけは決して忘れられない。 >>59
へー作品は知ってるけど、全盛期の活動ぶりは知らなかったから意外、けっこうやるじゃん
血筋と天性の才能だけでヘラヘラ仕事できた人、そしてそれが許される時代だったと思ってた >>62
誰の文章かなw
五味康祐あたりかと思ったが、あの人もヒゲはやしてるし >>63
宇野功芳
「モーツァルトとブルックナー」のクナの項目 >>59
え、あのK避暑地コンサートに演奏側で参加されたんですか?
ある楽団員だったか、
直純氏の目が笑っているところを見た事が無い
と言っていたそうだ
そういや小沢征爾も振る時は殺気立った眼光だったな >>65
昭和のK町ではレッスン受講者の学生やアマチュアも軽いコンサートには乗せてもらえたと聞いたことがある。
だから縦の線がガタガタになったりしていた。
もちろん妃殿下(当時)がお越しになる正式の場ではアマNG。 編曲パロデイー物
イケてない部分もあるが、1960年代の聴衆の笑いを聞くと意識が高いと思う 最近「山本直純と小澤征爾」という本を読んだ
世間の評価とは、時代の受容も含め難しいね
自分は団塊ジュニアなので全盛期の60〜70年代を余り知らず、
また所謂「普通のテレビっ子」だったので
小澤征爾の名前は知っていてもあまり視聴する機会は無く、
指揮者というと直純氏の印象の方が大きかった
音楽家というよりタレント性が強く、本人もそれを演じてたけど、
テレビの彼の指揮は素人(子供)にもわかりやすく振ってくれてたから
子供心に、結構凄い指揮者=プロなんだなぁ、と思っていたよ >>66
へえ、アマチュアに経験させてあげる機会を設けてたのかな
この頃の音楽祭とか行ってみたかったよ
https://youtu.be/7uF_UBqln3o Wikipediaより
酷いなこれ
↓
門下生だった山本直純によると、斎藤は喫煙中毒者であり、ニコチンが切れると苛立って教え子に当たり散らし、譜面台を蹴り倒して楽譜を散乱させることもあったという 門下生の小澤征爾は高校時代、斎藤から指揮棒で叩かれたりスコアを投げつけられたりするなどの体罰を日常的に受けていたため、あまりのストレスから自宅の本箱のガラス扉を拳で殴りつけ、大怪我をしたこともある 斎藤みずからは極端な上がり症であり、本番の演奏会で指揮する時は練習の時と全く異なり「先入」という指揮法をやたらに多用した。意識的にやっていたのかと思った小澤征爾から「先生、今日は『先入』ばかりでしたね」と言われると、斎藤は逆上して「そんなこと言うな! 俺は先入なんかやるつもりはないけど、そうなるんだ!」と怒鳴った 直純がポップスに走った時、斎藤秀雄は何と言って叱責したのだろうか?
又は赦したのだろうか? 森永エールチョコレートのCMを見て、TVを叩き割ったかもな ボストン・ポップスを振った音源+映像は残っていないのかな?
アメリカのオケは権利関係が複雑で、なかなか日の目を見ないようだが
(ついでにスレチだが、若杉弘指揮ボストン交響楽団もどうしても見つからない) >ボストン・ポップス
観たい(聴きたい)ねぇ
YouTubeにはN響のが一部上がってるけど
東フィルとかは映像は撮ってないのかね
せめて音源をiTunesでもいいから販売して
くんないかな >>75
セルのライブが次々に出てるから、あと十年待たれ そういうのは、日本人が一生懸命企画なり立てて遂行するものだが、
今の日本(人)にそこまで奇特な人はいるのだろうか? 男はつらいよ
の中の挿入で
リリーと渡り鳥 って曲あるけど
昭和の哀しみに満ちたいい曲だなぁ。
寅さんがイケメンに見えてさえくる この人は、音楽家の父親の稼ぎが少なく、兄弟を食わす為に藝大在学中から
ジャズ喫茶だったり芸能関係で働いてたらしい
20代半ばくらいにはすでに口髭を生やしていたようなのだが
やっぱり舐められないように貫禄付けたかったのかな
若い頃から顔も体も丸々して、その頃から酒も随分呑んでたろうね 父・直忠の宗教的DNAは確かに継いでいるようだ。
謝肉祭で馬鹿騒ぎ、その後一転して四旬節でしんみりして、復活節で再び派手に飛び出す。
ヨハネ・パウロ二世来日の時の式典で音楽監督だったし・・・。 常に心のどこかでは純クラシック指揮者への嫉妬と想いを持ちつつも、
家族を養うことを最初の目的として、マスコミ活動と大衆へのクラシック
啓蒙活動に専念することに決めたのだろうか。
音楽についてはホントに天才だった人だから、大衆に向けて
クラシックを分かりやすく伝えられるのは自分くらいしか居ない、
という理解と自負は持ってたようにも思うんだけどね。 この前、天皇陛下御在位30年記念式典で
天皇が作詞、皇后が作曲した曲「歌声の響」の件で
山本直純の名前が出てましたね 今日は小説家の有島武郎141回目の誕生日
有島武郎の妹の夫は軽井沢に三笠ホテルを建てた実業家の山本直良
その子供が山本直忠
そのまた子供が山本直純 >>84
直純は、有島の甥の子供
直純からしたら、有島は大叔父になるんか ドキュメンタリー「山本直純〜音楽の底辺を広げた男〜」
がBS朝日で3月16日放送
http://amass.jp/117800/
BS朝日 ザ・ドキュメンタリー』
「山本直純〜音楽の底辺を広げた男〜」
BS朝日 2019年3月16日(土)よる7:00〜8:54
映画「男はつらいよ」のテーマソングで、今なお人気を誇る作曲家・山本直純。
69年のその生涯で作曲した数は、なんと4000曲以上。
クラシックは言うに及ばず、映画、ドラマ、CM、バラエティー、童謡と
その活躍は多岐にわたっています。
クラシック音楽を分かりやすく一般大衆に伝え広げる活動に
人生を懸けた山本直純の功績を振り返ると共に、
親交の深かった歌手・さだまさしや山田洋次監督など、
山本直純を知る人々の声を丹念に積み重ね、
豪快、そして奔放にして寂しがり屋、まるでフーテンの寅さんを
地でいくような愛すべき人柄を浮き彫りにしていきます。
番組ページ:
https://www.bs-asahi.co.jp/documentary/lineup/prg_089/ たまたまテレビつけたら
BS朝日の番組やっててちらっとみた
さだまさしが無免許運転のくだりの話しててて
ほんとは運転してたのは奥さんだったけど
奥さんをかばって自分が運転してましたっていって
出頭したっていってた
荘だったのか? BS朝日の特番観た
直純氏の関連書籍を読んでれば6〜7割は知っている話だったが
幼少期、特に継母の連れ子の扱いについてや
世界進出を諦めた目を悪くした原因について
を具体的に聞き知ったのは初めてだったな
歌声の響も直純氏アレンジの原曲伴奏がとても美しく良かった >>33
学生時代から娯楽映画の音楽を数多く手がけ、
芸能界に幅広い交友関係を持つというキャリアからすれば、
むしろ日本のプレヴィンというべきか NHKにもかなりの映像+音源が残っているはず。
「音楽の花開く」(・・・だったかな?)
オケは実質日本フィルだが契約で文化放送=フジしか出られないので、
個人契約の任意団体「東京ロイヤルフィル」の名前だった記憶が。 >>93
音楽の花開く…はまだ60年代なので
日本フィル分裂前だよ
また分裂後も直純氏は日フィルを気に掛けていて
録音の時は日フィルとも一緒にやっていたらしい ちゃんと降ってる映像が少ないというものあるし
こういう曲も悪くないんだけど、
やっぱり純クラシック振ったやつも視聴したい
https://youtu.be/bXbzVIMYNT4 >>97
解説もしながらだから直純さんらしくていいよね
star wars の演奏と一緒につべで観たからこれは知ってたんだ
ありがとう
他にベトでもモツでもチャイコやブラでもいいから、
真面目に通しで降ってる映像があったらなあ 最近、再評価の動きがあるのは本当に嬉しいな。
氏の天才ぶりは以前から言われているし、純音楽でも通俗音楽でも、一見 道化のフリをしているけど絶対に手を抜いていない。音楽の全てを知り尽くしている=スコアのパートに至るまで暗譜できていた…こんな才能で音楽をやられたら、有無を言わさぬというものだろう。
鼻歌感覚で作曲もできていたのも凄いが、だからこそか、有名な歌を聴いてみればすぐわかるけど、詞の抑揚とメロディーがピッタリと合っている!(例、マグマ大使、いちねんせいになったら)これは何でもない事のように見えて、実はとても難しい。本当に凄い人だった。 >>59
遅レススマソ。
ヤマカズ先生なんかも飄々と入ってきて、指揮台に立つ頃まではただの爺さんに見えたのが、楽団員の方を向いた途端に豹変。身震いした。
直純さんもやはりというか…奇しくも「男ならはつらいよ」繋がりだけど、渥美清さんも「寅さん」のイメージで接してかかると、とんでもない、怖い一面を見せたらしいからね。
ストイックな人に共通する現象なんだろうか。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています