西独初期盤はなぜ音が良いのか
明らかにその後のものより音が滑らかで美しい リマスター盤などいろいろあるが、西独初期盤を超えるものがないのはクラシック界の謎の1つだと思う 音の良し悪しは理屈ではなく、実際に聴いて良いかどうかが全てたからね 24bit(笑)やハイレゾ(笑)に踊らされる消費者は自分の耳で聴いていない証拠だよ そのロジックだとハイレゾ信者と西独盤のどちらが踊らされてるのかは分からないな。まあ御本人が満足してるならどっちでもいいけど。 スペック厨は自分の耳で聴く力がないので新しい物程優れていると思い込む 音楽を「聴」いているのではなく情報を「聞」いているだけ 確実に言えるのは、初期盤はクラシック音楽を知っているエンジニアが作っていたということ。 最近のリマスター盤は明らかにバランスや音圧の異常な物、 ノイズを除去しすぎて音質の劣化したものが多い。 生楽器を聴いたことのない若いエンジニアがやっているのだろう。 西独盤はリッピングしてしまうと音が変わってしまうので、運良く中古ショップやオークションで手に入れたら絶対に売り払っては駄目 >>6 >確実に言えるのは、初期盤はクラシック音楽を知っているエンジニアが作っていたということ。 それはちゃうw 次から次へとCD化しなければならないので いじる暇がなかったんだよ ソニーワルターもマックルーアDC35 のがいいと言われていた 世の中、技術は進歩しても肝心の中身がどんどん退化しているよな インターネット、スマホ、情報化社会の弊害かねぇ… アナログLPじゃあるまいに 盲目的なCDの初期盤信仰には批判的なんだが、たとえば グラモフォンでいえば、クラウス・ヒーマンあたりの録音を 西ドイツ・プレスの初期CDで聴いて、しみじみ音がいいなー、 と何度か感心したことは正直、何度かある >>16 工場によって微妙に違うらしい 世界で最初にCDが製造された、当時最先端の名門工場 ハノーヴァー・プレスが音が良いとか 【参考:Wikipedia】 1982年8月17日 西ドイツのハノーファー(ハノーバー)の ランゲンハーゲンにあるポリグラムの工場で、世界で初めて CDソフトの生産が開始 (追って、当時のCBSソニー、日本コロムビアが続く) えーマスタリングの話じゃなくてプレスの話なの? ものすごく眉唾だわ ちゃんと聴く耳があれば違いはすぐわかる 実際に聴いて他より音が良いのは事実でしょう 中古で手当り次第に西独プレスを買ったけれど かからない奴が出て来たよ。そろそろ寿命かな 音がどうとか気持ちはわからなくはないが よほど手抜きでリマスターが酷くない限り それなりに手をかけたのは違いなんてわからないよ それに聴いてる聴取者自身が 加齢・聴覚衰えてきたらなおさら 要するになんも音いじらないでそのままCDに移したのが1番音がいいんだろ 録音に実際たずさわったわけでもなく、演奏者と面識があるわけでもない。 そんな人間がなんの権限があってリマスタと称して音いじくりたおしてるんじゃい! といいたいですね私は 録音物の発展はオーディオ機器の発展と二輪だったわけだが、 昭和の終わり頃、据え置きオーディオの発展が止まってしまった。 最近の音楽はどれもイヤホン用にマスタリングしている。 だから妙なバランスのものが増えている。 クラシックとか視聴者の加齢に合わせて音を弄ってる(最適化してる)って 言うからのぉ〜。 イヤホンやヘッドフォンに最適化して音作りしてるってのも的外れでもなさそう だのぉ〜 若者用の音楽は一層ひどい加工がされている。 その理由は彼らがもっぱらイヤホンでしか聴かないからだ。 わしら年寄りに イヤホンは毒じゃて。 フガフガフガ・・・・・ >>27 ぎりちょん西ドイツがあった時に生きていたかw >>22 音をなんにもいじらないでマスター作るなんてことはあり得ないでしょう 西独初期盤の時代であっても録った音を無加工でCDにブチこんでるわけじゃないんだよ なんだか過度の無添加食品信仰と同じものを感じるねぇ 22の言わんとすることはわかるよ。 録音物で加工無しはあり得ないが、昔の大きな装置に合わせるのと、 今のポータブルオーディオ用に合わせるのは根本的違いがある。 イヤホンで聴くためには小さい音の音圧を上げなくてはならないから ダイナミックレンジは狭くおかしなバランスになる。 昨今のイヤホン用マスタリングと比べたとき、昔のオーディオ用は音圧については加工が少ない。 これは確かだ。 別に良くないけど 中古屋が売るために必死ということだけはわかるけどw >>30 クラの場合、ポータブル用にはマスタリングはしてないだろう。ラジカセを想定して10Mは使っている程度 DGの場合、OIBPに問題があっただけ SACDでは起こらない >>32 そうでもない ポップスほどじゃないというだけ 最近所有している西独盤よく音飛びがするようになった。 うちのプレーヤーがそろそろ寿命かも知れないが、西独盤以外では今のところ音飛びなどは発生していない。 初期製品は材質とかの問題もあるのか? そろそろプレーヤーの買い換え時かも。 悔しいが、初期西独盤でプレス初期の番号と聴き比べるとやはり初期盤は違う。 それが如実にわかるのがフィリップスの初期青色レーベル。音に奥行きがある。 しかし1980年後半から1990年にプレスされた英盤はすでにゴールドディスクのように アルミが腐食し、すでに聴けないものが多数。フィリップスの青色以降の初期盤も アルミが剥げてきているものがある。 ふた昔くらいの日本の廉価盤の音がひどかったな、値段に見合った音に劣化させてるんだろうが EМIの岡崎リマスターとか酷い音だな >>41 小さい穴が空いてる盤が多い ピンホール CD初期はこのピンホールが問題になった AmadeusSQのモーツァルトのクインテット、初期版のCD買ったけどやっぱ音いいな ハイレゾ信仰よりは西独初期版信仰の方が幸せになれることが多い気がする >>38 旧PHILIPSの西独初期盤は奥行き凄いね 音もとても耳障りが優しくて、水が渇いた身体に染み渡るような心地良さがある PENTATONEのエンジニアが旧PHILIPSの録音復刻してるけど、当時の音空間をとても大切に再現してくれているのが分かる >>47 >旧PHILIPSの西独初期盤は奥行き凄いね >PENTATONEのエンジニアが旧PHILIPSの録音復刻してるけど、当時の音空間をとても大切に再現してくれているのが分かる で、どっちがいいんだw マイスキーのバッハの無伴奏の初期のCD、最初は3枚組で発売だったが、 その後、2枚組に編集されて再発売。断然、3枚組の方が音が良い。 ふむ、バッハといえば最近blu-rayででたフルニエ このハイレゾと初期西独盤と比較したらもうビックリだぞ 10人中8人くらいはCDのほうがいいと感じるんじゃないかな >>51 いろいろ考えさせられますな…。 そもそも「音の良さ」の概念がこの20年で変化しているように思えてならないです。 SACDを長く聴いていると耳が疲れてくるような気もしないでもないですが、 みなさんはいかかですか? 耳が疲れるのは間違いなく低ビットのデジタル CDは一時間以上聴けない 極論過ぎでしょ 44.1/16で自分は十分だけどな 96/24聞いていい録音だなと思うこともあるけどそれを44.1/16で聞いてもいい録音だなって思うかもしれない わざわざ聴き比べるもんでもないし 古い音源は初期CDの方が好ましいことが多いのは、思ってる以上にマスターの劣化が早くて現在の技術では修復が不可能ってことなのかな >>55 >古い音源は初期CDの方が好ましいことが多いのは、思ってる以上にマスターの劣化が早くて現在の技術では修復が不可能ってことなのかな ちゃう 初期CDの方が古い音源のマスタリングが優れてたってこと そうなんだ 80年代のCD黎明期のマスタリングの担当者の感性もしくは技術が優れていたって事なんでしょうか? 後者は考えづらいし前者はトレースできそうだから、最近のリマスター(未聴だけど例に上がってたフルニエとか?)が西独初期盤を凌駕できないことの理由にはならなそうに思うんですが 最近のマスタリングは最近の消費者の好みにあわせてるからよ 大雑把にいうと、昔の録音を最近の好みに合わせたらどうなる? 最近の消費者てスマホとかiPodで聴いてる連中のことか、最近の電気屋は安物のラジカセしか置いてない スマホ、iPod、安物ラジカセに合うようマスタリングすると コンプレッサーを思い切りかけた「ソビエトのレコードの音」に近づいてゆきます 当時はハイエンドからラジカセまでそれ相応の音で聴けるように 調整してたってだけの話だね ジャケのデザイン、フォントの選択からして 昔はちゃんとしたデザイナーがやってただろう ノンサッチの廉価盤みたい絶句するような例もあるが。 よくLPとCDの大きさが違うからという人もいるがそれは嘘 じゃあ小さいものにデザイン性は 存在しないとでもいうのかな 今はデザインソフトでちょちょいのちょいって感じで無難ではあるが そこに芸術性はあるか否か ジャケットも芸術でしたよね。 そういえば、ポリーニのショパンのエチュード、SACDより初期独盤の方が 音が断然良かったです。初期盤の方がリアル感があります。 そんなこともあって、バックハウスのベトソナ全集のSACDの購入を迷っています。 シングルレイヤーなんぞは、いつまで作られるやら。 >>63 アーティストの写真でお茶を濁しているのが多かったね カラヤンやバーンスタインのように絵になる人ならともかく むさいおっさんのアップでは困ってしまう まあDGは昔からトップスター・アーチスト第一、 音楽二の次ってところがあったからね。 話しをもどせば SACD、ハイレゾも結局マスタリングされたものなんで 演奏者自身が復調室でプレーバックを 聴き、プロデューサーらと作り上げた音、音楽とは多少なり温度差はあるはず。 バックハウスのようなSP、LP初出の古いアナログ録音は、 初期にCD化された時より LPに近い、あるいは聴きやすい音になってますというのがOIBPなんだっけか >>67 >演奏者自身が復調室でプレーバックを >聴き、プロデューサーらと作り上げた音、 だいたいの演奏者はそんなめんどいことはしてないけどね OKを出す出さないはするが いっしょになって作り上げるとカラヤンのようにだいたい碌なことにならない 指揮者や演奏者なんてオーディオの音質に疎い人が多いだろうし、自分たちが演奏しているときに 耳に入る音と、オーディオ的な音質のイメージはかなり違うからね。 レコード全盛時とデジタル以降とでは感覚から違ってきてるんだろうね そういう部分が演奏や音やジャケにも反映されるってわけだな >80年代のCD黎明期のマスタリングの担当者の感性もしくは技術が優れていたって事なんでしょうか? やはりアナログ時代のエンジニアと最近のデジタル、コンピュータ制御の録音・マスタリングでは ノウハウ以前に機材からして違うだろ >>70 それに演奏家は、「こうきこえてるはずだ」よりも 「こうきかせたい」音にしちゃうんだよww 安物のラジカセでも西独盤のCDが何回も聞きたくなるのが多いんだけど >>74 同意。 初期西独盤のカラヤンのベートーヴェン全集とか、イムジチの「四季」とか 1980年代に出たCDは年に何回か聴くね。 初期のCDね。 それにしても、独グラモフォンとフィリップスの最初期CDは同じ時期(同じ工場?) で作られたのに関わらず、フィリップスの方が音が良いような気がするのだけれど、 それは青のレーベル面と関係する?(緑に縁どると音が良くなるというのが流行りましたよね) 青のと、その後の通常の西独レーベル面でも音が違うような気がします。 そりゃ、DGに比べりゃほとんどのレーベルの方がましに決まってるだろw >>77 青レーベルは一面を印刷で覆われているからね DG,デッカとフィリップスも海老茶ラインになってからは アルミ部がレーベル側に出ているから多少の影響があるのかな・・・ 西独プレスいうても、中古でもあまり見ない philipsの水色レーベルとそれと同様な仕様のarchivのシルバーレーベルについて解説すると 最初期にごく少量プレスされたもののようで 製造されたタイトル数も少ないし1枚が4000円くらいで売られていた頃のCDかと philipsの場合、後にジャケデザインも海老茶ライン用に変更されていたりする。 フィリップス・デジタルはときたま編集ミスっていて根っからのアナログというイメージ アラウのベトピアノソナタ(何番かは検索で)とか ブリュッヘン18オケのデビュー盤がL、R逆だったり CDを開発したのはご存知ソニーとフィリップスということだが デジタル録音自体はCDの登場より一足先にLPやカセットをフォーマットとして 世に出ていた。 DGやロンドン(デッカ)はCD初期にアナログ旧録音はだいたいがミッドプライスで シリーズCD化したが フィリップスのコリン・デーヴィスのベルリオーズ・チクルスや例のフルニエバッハなどは アナログ旧録音にもかかわらずハイプライス盤としてデジタル新録音と同格で ラインナップしていた CDが出てきた頃に詳しい人達はみなさん60以上のジジイなのかな? どういう計算なのか知らないが 今は小学生でもパソコンやスマホを扱えるのと同様に 当時は一家に何かしらのオーディオ機器があって ソノシート→ドーナツ盤・LP盤→カセットテープ→CD おもちゃがわりに扱ってた さすがにゼンマイ式蓄音機を知ってる世代だと80以上か とはいっても若者かジジイかといわれたらジジイですが何か >>85 物心ついた頃でCDが出始めた年代は、現在だいたい50歳くらいだよ。 45歳だと、たぶんわからないのではないかな。 でも、当時の小学校高学年から中学生が>>83 のような知識があったかな? それか、当時は小中学生だったが、大人になってから>>83 に書き込んだような知識が入ってきた可能性もあるだろうけど。 >>88 そんな知識なんてほどのもんやないでしょうが おだてるのうまいねえ! 当時の小学校の高学年から中学生もれなく全員とまではいえないだろうが ラジオFM以外で 音楽を聴いていた人はLPレコードをジャケから出してプレーヤーにのせて 盤をベルベットでつらっとぬぐい、針をクリーナーでちょいちょいって くらいはできたんよ なので中古で傷だらけのCDを見るたびこいつはアナログディスクを さわったことない世代なんだなって思いふける50代ですよ はずかしながら なのでCDが出たのは高校生。 Dレンジやヒスノイズ、歪率といった致命的な弱点さえクリアできれば アナログの音質そのものはデジタル録音より劣るものではないからね ある意味、CD登場前後の当時はSACD/ハイレゾなんぞなくても わりとまともな音で音楽を聴いていた時代だったのかもしれんね。 >>90 気持ちわかる。CDのキズについて。 私は中3の時に、CDプレーヤーもないのに、 カラヤンの「運命」「田園」のCDを3500円で買った世代。 シール帯を見るとノスタルジーに浸る。 フタを開けるたび、びちゃちゃちゃー てシールの粘着が音をたてるのたまらんよね F35G-5…とF35L-5…だね これは中のブックとバックのインレーカードが日本語印刷の仕様で 恐らくディスクのみ輸入されて組み立ては国内だったんだろう。 実はその形態で発売される前は 丸ごと西独盤に日本語のシール帯だけ付けて出ている。これは輸入盤の昔からの日本語タイトルを付けて売る 旧式なやり方なんだが、これは帯を剥がして棄てられて しまうと普通の西独盤に化すという。 フィリップスやテラークは当初販売元が 日本フォノグラムだった関係で色画用紙を背面までくるんだ現在でも見受ける 包み帯プラス別紙解説だった 懐かし昔話はいつも長くなってしまい申し訳無い… ほんとそれ 昔話いらないです 個人的にはマスターテープの劣化とリマスター技術のせめぎ合いに興味があるんだけど リスナーの主観(昔は良かった)と売る側の商魂(最新のリマスターにより蘇る名盤)でカオス状態で判断に困る ハイレゾと初期盤の双方に騙され続けながらぼちぼち買い続けてるけど >>93 わかる!わかる! 本題に戻せば、クライバーのベト7は、アナログから初期西独盤、さらにOIBP、SACD、 シングルレイヤーSACD、BD-Aと出ているが、まずアナログ(いわゆるオリジナル)の 音色は非常にデッドで、けして音が良いというものではなかったのだが、CDに比べる と、デッドな分、全体的に熱い演奏が伝わる音場が繰り広げられている。 しかし初CDになった時は、その後の「運命」とのカップリングではなく、単曲1枚だったが レコードになかったホールトーンが付けくわれられ、聴きやすくなったと感じたが、 残念な気持ちになった。その後、リマスターの良さを謳ったOIBPが出て、「運命」との カップリングでお得感が出たので期待して聴いたが、さらに豪華絢爛な音作りに閉口し、 その後の、SACDあるいはハイレゾについては、厚化粧をマスターにしているので、 どんなにリマスターが良くなったと言っても裏切られる一方。 長くなったが、クライバーのベト7は、単曲のみ収録の西独盤が一番よく、クライバー 本人もモニタールームでOKを出し、当時の高評価を叩き出したアナログが一番、 ということになるのではないだろうか。 あとは個人の音の趣味ですな。 >>95 ここは西独初期盤のスレであって、それが発売されていたのは昔なんんだから昔話が出てきて当然だろ。 分からないのがいるようだが アナログマスターが本当に劣化というか腐って回らない不具合が出てない限りは イコライジングで音はどうにでもなるってことかと。気に入るかはどうかは置いといて。 確かにLPレコードの昔からマニア間では初期盤にプレミアつけて売買されてはいたが 確かに廉価盤と同等の品質を求められないだけ以上に希少価値みたいなものがあると思うが >>96 >クライバーのベト7は、単曲のみ収録の西独盤が一番よく、クライバー >本人もモニタールームでOKを出し、当時の高評価を叩き出したアナログが一番、 >ということになるのではないだろうか。 どっちが一番なんだ?? >>101 CDだったら西独初期盤。エソSACDがオリジナルのLPの感じに若干似ている。 結局のところオリジナルのLPの音作りが基本と考えるわけだが。 先にLPで出たデジタル録音盤を 後からCDでも発売されたので買って同じシステムで聴き比べてみたことがある 恐らくこれほど瞬時にLPやカセットが姿を消すことになるとはオーディオ関係者も思ってなかったちゃうか? 実際、LPやカセットの音がいまいち 良くなかったいうわけではなく 傷つくと針飛びしたり、テープが絡まって伸びちゃったりと 扱いがデリケートだったり、 針やヘッドをクリーニングするのが 煩わしいと思っていた人のなんと多いことか、 だったんだろう。手軽に音楽だけを聴ければいい人は少なくないはず。 初期CDやLP末期のジャケ裏に6桁番号の後に 末尾番-1(LP)、-2(CD)、-4(ミュージックカセット)と載っている商品があったが それも短期間で消えてなくなる すぐCDだけの生産体制になったことを 物語っている。 晩年LPにはCD用のブックが兼用で付いてるものもあってすごく小さく感じた。 昔話はいらんかw そう、ジャケ裏に書き切れないような ブックが厚くなるセットもので LPの終焉を匂わせてたもんですが ここにきてカセットなんかも物好の間で見直されてたり テクノロギーに振り回されてはいけませんな グラモフォンの黄色いカセットテープはヤフオクでけっこう高値で落札されてるわ 完全にノスタルージーですな(笑)。 レコード屋のレジ近くに置いてあったのを思い出す。 市販のカセットも今あたらめて聴いてみても、ひょっとしたら西独初期盤より いいかもしれない(言いすぎかな・笑)。 話をもとに戻せば、円周に書いてある最後の数字が、01だと1ロット、 02だと2ロットらしい。カラヤンのベト5やベト6、ジュリーニの「悲愴」など、 01が全然見当たらない。 ちなみに01と05だと音質の差が感じられる。 LP末期のLP(ビニールの質はペなぺな)と西独CD(仏MPO初期なども)と カセット(ラジカセはともかく高級デッキの製造中止が厳しい)は それぞれの機器で最大限の音質が得られるよう造られていたわけで 同等といっても過言ではないでしょ オルフェオレーベルが限定品でカセット出してるし、 カセットテープ類は買い取らなかった ユニオン(ジャズ東京)に新品のミュージックカセット売ってるしで オルフェオのMusikkassettenは 新規品ではなく在庫品のようです 訂正いたします >>111 01ロットと再販品(90年以降 in Germany盤含め)で音質の差があるのは デジタル的にはちと考えられないということだが あるとするならば SHM-CDのようにポリカの質 と 再三のプレス/カッティングによるディスクのピット精度のへたれによるものか さらには 01が90年代以降のCDではどうなるのかという疑問も出てくる いずれにしても「それなりに高品質なオーディオシステムでないと差がわかりにくい」 程度かと・・・ 因みに最初期CDで01の場合、中央のmade in w.germany by PDOの刻印はまだない頃だと 思われます。レーベル面に印刷表記のみ。 そしてプラケ(ジュエルケース)は上下がギザギザじゃない つるっとしたようなつや消しエンボス加工の頃のCDだから 珍しくないカラヤン、ジュリーニといえど ざらには転がってないはず。むしろ再プレスが少なかったタイトルのほうが 見つけやすいかもしれないね >>115 情報ありがとうございます。 書いて頂いたように、まだPDO以前のプレスの話でした。 アルヒーフの初期盤はフィリップスの水色面と同じ様に、 コーティングレーベルだったと思いますが、フィリップス より見かけませんね。 アルヒーフ、オワゾリール共にDG、デッカの古楽系サブレーベルでしたから 発売されたタイトルそのものが フィリップス総数よりは少ないかもしれませんな フィリップスは初期に旧アナログ録音を含めたかなりの量を 生産してるはずです あと、ディスクのby ポリグラム表記ですがそれ自体はby PDO(フィリップス&デュポン)と 名称の違いだけで 同ラインの製品あるいは同等の品質であえて区別する必要はないとは思いますが・・・? 02以降では微妙に音が異なるかもしれませんが 当時「デジタル初期のCDは音が悪い」という意見がちらほら出た事実も ハイエンドまでいかんでも当時のアナログ(LPやカセット)に慣れた耳には だったわけで、後日リマスターで音をアナログ的にいじった「OIBPオリジナルス」もの周辺より 初期CDの音が、 という説は筋が通るんでないかなと思う訳です。 上でも触れたので繰り返しになりまになりすが 実際、先にLPで発売された音源を後からCDで発売された音と聴き比べても 確かに多少の音の硬さ(良く言えばパンチのある)迫力ではCDに軍配でした。 音源によって例えば繊細なチェンバロ、室内楽(ピアノ以外)ならLPで充分というのが 私の持論なんですけどね >>112 LPはもうメーカーはやる気がなくて、粗悪な品が多かったよ オランダプレスやDGの可塑剤が多めでやたらジリパチするやつだね 独盤でもsonopressとテルデックのDMM それに日本のレコードプレスは いつまでやってたか知らないけど 最後まで質は保たれてたような。 日本盤クラシックはどこも買い取りしてないようだが... DMMの宣伝とジャケットに貼られた丸いシールに誘われて、アーノンクールのブランデンブルク の全集を買ったが材質と音の立ち上がりが違うな、と思った。 CD初期西独盤と聴き比べるとレコードの方が音にふくよかさがあり、ピリオド楽器の良さを 引き出していると思う。 これも初期西独盤が良く、その後のプレスは楽器の発音が前に出てきてしまうようで、 全体的に痩せた音像に感じる。 オーディオ環境にもよるかもだが オンマイクぎみに録音されたホグウッドのモツ交全なんかも CDだと繊細さよりメタリッキーな硬さが強調されてるように思う その影響があったのかどうか判らないが、 他社レーベルからは間接音を多めにとった 輪郭のぼやけたピリオド演奏のCDも多く出た。 アーノンやブリュッヘンを世に送り出したテレフンケン(テルデック) ダスアルテシリーズも6、70年代のLP期とCD以降とでは コンセルトヘボウ録音を機にかなり残響(ホールトーン)が強めになる印象。 なおテルデックの場合、自社プレスを始めるまで日本のサンヨープレスや 西独ハノーバープレスにプレスを委託。 ここ日本ではサンヨープレスの方が多く出回ったか西独が入って来なかったのか 知らないが西独盤は欧RCAやdhm同様にほとんど見かけない。入手難かと。 ちょうどCDが出てきたタイミングと古楽器演奏が広まって行ったのと一致してるね。 アーノンクールもホグウッドも70年代から活動してたので 過去のLPのCD化が追っつかない勢いで新録音しまくってた感じだね CD時代の初期は古楽器勢の台頭とカラヤン、バーンスタインの円熟、 またフルトヴェングラーやワルターのCD化の好評などいろいろ良い時代だったね 好景気の後押しもあったし CDだとLPより手軽に聴けるという雰囲気が クラシックでは有利にはたらいた感があった ベト第9やマラ5はLPだと2枚組になって1面余るみたいな… LPの場合その余白のカップリング曲が良い仕事をしてたのも事実で CDだとストラヴィンスキーのハルサイとぺトがガチコンビにされると 気の利いた小品の録音される機会も減って、おなじ曲ばかりが 録音・発売されるという伸びしろみたいなものがやや弱くなってしまったのも事実 >>125 デッカ(当時のキャッチコピー:CDはロンドン)にはデジタル向けの 硬質な音のシカゴ響と円熟しても丸くならなかったショルティのコンビ そしてデュトワ&モントリオールのラヴェル録音も。 このCDのヒットはN響の音楽監督にまで発展することに。 CD黎明期はマーラーブームといよれた時期でもあった テンシュテット、インバル、マゼール、シノーポリ、・・・ バーンスタイン再録は当時真打ち登場という感じで受け入れれられた 追補的な意味で… 若い時とお歳を召してからとでは高域の感じ方が違ってくると思われる アナログは高域が伸び悩むという特徴もあり 若い時はその点でもの足りなく感じたものだがデジタルではその点もクリアされた。 よって当初は20kHzまででぶった切られていた所以もそこにあるだろう。 しかし可聴範囲でないからといっても不要というわけではなかったのだ。 問題は周波数よりビット数だ 16kHz以上は聞こえなくても、16bitの粗さはすぐわかる 粗いほうがものによっちゃ良く聴こえる ということもあるんかな 鋭い音、メタリックな音がクッキリする場合がある 情報の欠落によるものだ 14bitのMDも当初はエッジの効いた音と歓迎されたが、何てことはない、>>135 さんが 書かれたような情報の欠落だ。 それに比べればCDの16bitは確かに、ぞくにいう「聴こえない音域のカット」部分がある とはいえ、そのCDの中でも聴いていて心地よい音のCDがあるのも事実で、 それは歳を取って生理的に可聴範囲が狭まったということだけではなく、自分が中坊だった 頃にもきちんと感じられた。 初期のDGGやフィリップスに比べ初期のソニーの38DCの音が薄っぺらく聴きづらかった ことは確か。 16bitは音域とは関係ない 強弱の再現度の問題だよ MDは情報量の少ない流行音楽には向いてるだろうが さすがにクラシック音楽だと カセットテープにも劣る音だ。 音より使い勝手が良さ、あるいはデジタルという単語の魅力でカセットは 淘汰されてしまった。 アナログレコードにも言えると思う。 デジタルだけに。 ただハイブリッドのCD層は意図的に音を悪くしてるそうだから 人の耳もそこまで信用できるものではない >>139 ぜんぜん細かくないだろ LPが復活したのはそれだぞ >>140 >ハイブリッドのCD層は意図的に音を悪くしてるそうだから こういうバカがデマを広めるんだな 日本のレコード会社からでてる廉価盤の音は西独盤の音とかなり違うもんな ふた昔ばかりの廉価盤は価格に見合った音にするためにわざと劣化させてたと思う ハード面でもマランツのオーディオ機器は上位機種をより良く聞かせるために 下位機種の音質をわざわざ落としていたそうだ >>143 ふた昔なら意図的にではなく、はなからマスタリングが違う また話がもとに戻ったが 明らかに違いがわかる程度ならマスタリングで音をいじってる >>142 クラでなくECMジャズの例だが、ほぼこういうことだと思う ↓ *世界初、SA-CD化音源 *SA-CD層は“オリジナル・アナログ・マスターテープから制作した新DSDマスター“を使用し、ECM自ら新マスタリング *ECMの監修の下、新マスタリングを担当したのはキース・ジャレットの諸作にかかわってきたエンジニア、クリストフ・スティッケル *CD層は従来からの唯一のCDマスターを使用 *SACDハイブリッド盤(通常のCDプレイヤーでの再生可) *通常パッケージ仕様 *盤印刷面:緑色仕様 せっかく話の流れが 同じスタンパーでも初回プレスと5回目くらいの再プレスとでは 音に違いがある! というところまで来ていたのに・・・針が飛んで頭に戻るんかい 1回のスタンパーで、1000枚プレスすると聞いているが、 1枚目と1000枚目だと音質も変わると聞いたが本当だろうか。 仮に、1回目スタンパーの1000枚目と、2回目のスタンパーの1枚目だと、 2回目のはじめのスタンパーの方が音が良いことになる?? >>147 おそらくマスタリングを変えたんだよ そういうことは当時のどこのレーベルでも、クラ、ポップス問わずいくらでもあった それはないやろ スタンパーが何度目でへたってくるのかと リマスターは別問題。 05(5度目)くらいから音が劣化ぎみというレポートから 単純に5000枚目くらいからということになるが ただ1回目と5回目で時間が経つほど 劣化は進むだろうね。 数量限定でなくても本なら初版1刷、LP・CDなら初回プレスを買う のはファンなら鉄則じゃないか... あと近年ルビジウムクロックとか目にするがクロックジェネレーターの 精度なんかも伊達ではないのでは >>150 本じゃねえし マトリクスの枝番も違うんだろ?だったらリマスタリング 売り切れ品の再受注でいちいちマスターから変えることはちょと考えれない。 ちなみに西独の頃に出たミッドプライスのガレリアは中央の刻印がハイプライスの番号のものがあった。恐らく同じスタンパーを使用してる。 ミリオンセラーCDと違ってクラシックはそこまでの量は一度きにプレスされないから。 それに西独盤についてのスレなんだし 単純に国内プレスとは一緒にできない問題かと >>153 だから、枝番はどうなのと。 同じなら同じマスタリングだし、違うなら変えている可能性がきわめて高い ハノーバープレスを持ってないのか? 番号の後ろに01とか02とあるのだが これがロットで違うという話が出た。 もしスタンパーでなくリマスターから変えてるなら 05まであるものは5回もリマスターしてることになって手間かかりすぎやん 手許のセットもので再確認しところ 1枚目が01 2枚目が02だったりするから 製造機の号機が違うだけの気もするが EMI(輸)の90年以降の盤には基板ではなく ディスクのホール周りに直接1-1-1-NLと刻印を打ってるので こっちは確実にロット番号だと思うが・・・ >>160 そんな言い方ないだろ。初期盤についての興味深いトークが展開されているんだから。 初期盤といえば、個人的にはフィリップス CDの表面には、全面的に水色のコーティングがされていた このレーベルば、エビ茶色のイメージカラーだが、 CD初期盤ファンには、茶色ではなく水色である 気のせいか、音も良い気がするw フィリップスの所謂ブルーラベルはポピュラー音楽系だとRed Swirl(赤渦)と呼ばれる時期 CDが発売され初めの82〜83年の間にリリースされたものしかないのでは? それ以降の再プレスになると同タイトルでもブック、レーベルデザインは海老茶ラインに変更される 因みにクラが海老茶ラインになる頃にはポピュラー音楽の方もブルー(紺色)ラインで統一された。 LPのラベル色に関しては 初期にはマルーン(海老茶)系の色だったがLP全盛期は朱色地で銀文字→クリーム文字がメインとなる。 末期には海老茶ラインもお目見えするのであの初期CDの水色の配色がちょっと唐突な感があった‥‥ ついでにだけど82〜83年の間ハノーバープレスのケースは上下つるつるタイプで 84年リリースだともう上下ギザタイプになったかも 国内製造だと85年ころまで使われてたかな?つるつるタイプは。 究めるなら「つるつるケース」も込みで宜しくなw >>164 懐かしい!確かにつるつるケースあったね。 ギザギザにしてから折れやすくなった 変えた奴はアホだと思う そうは感じなかったけどな むしろ2000年前後からケースのプラスチックの重量が軽くなったような気がす それまではクラックは入っても無理な力による折れはなかったかと ぼくはナウいヤングだから西独がなんのことかわかんないや 西独製を買ってワクテカ 中のディスクがフランスプレスやUKプレスだった時の哀しみ(´・ω・`) どのCDには西独版が存在するか、みたいな観点からまとめたサイトとかはありますか?いろいろ聞いてみたいです。 ベームのモツレクはめちゃめちゃよかった。。 >>174 めちゃめちゃ興味深かった。ありがとう! 久々にブックオフ巡りしたら西独初期盤をそこそこたくさん格安でゲットできた コロナか?コロナのせいなのか?コロナのせいでコレクターが(以下自粛 ワシの未聴盤コレクションは西独盤の宝庫 しかも未開封物がたくさんある 開けたら腐ってるかもしれん 未開封のままにしとけば、次のコレクターがよろこぶよ よかったじゃん デュトワのLONDON盤はどれもこれもそれほどだな やっぱりDG系のものだな >>178 >デュトワのLONDON盤はどれもこれもそれほどだな >やっぱりDG系のものだな ご冗談を 逆だろw >デュトワのLONDON盤はどれもこれもそれほどだな >やっぱりDG系のものだな ですよねー デュトワだけど、LONDONよりDECCAのほうが音が少し良いような気がする気のせいだろうけどね、どっちも西独盤 デュトワのデッカ箱(35CD)を買ったとき、何枚かのLONDON西独盤と聴き比べたが大差なかったので処分した。 ベルマン箱やポゴレリッチ箱は明らかに初期盤以下だったので箱の方を処分した。 >>183 まあ、気のせいだな だけど、そういうことが楽しいから、それはそれで◯w >>184 リマスターしてなかったんかな デッカの品質管理はしっかりしてるし 処分boxの底にデュトワLondon西独盤の三角帽子とパリの喜びがあったので再聴 改めて聴くとLondonの方が音の広がりがあって自然(どちらかといえばレベル) デッカは少しラウドネスをかけたようなわずかな艶というか張りがある。 今風の聴き映えのある仕上がりだからデッカ箱を残したんだろうな >>170 です 昨日バンスタ・クレメル・マイスキーのドッペルコンチェルトの国内盤中古を買ったら 西独プレスだったよ嬉しい( ´∀`) このケースも多々有ったなあ GREAT MASTERという、たぶん1980年代後半のポリドール製の通販セット物だと思うけど 当時のDGやLONDONのデジタル録音の西独盤だけでつくられたシリーズがある。 日本語のケースに正規品の西独盤を入れ通常盤と同じジャケットだが解説書無しの一枚紙表紙。 外見は背表紙に通し番号がついたよくあるクラシックホーム全集物 これがブックオフの安売りコーナーでばら売りされているのを最近よく見かける 背表紙に特徴があるので見つけやすい ただGREAT MASTERシリーズは2000年代にもつくられたらしく、こちらは国内盤 背表紙が黒一色で、ケース裏面下部にGAKKENとあるので、こちらはハズレ 西独グラモフォンは、左右の周波数比率が一致してない不完全な音源が多い MAutoStereoFixなどを使って右チャンネルに線形EQを掛けることでやっと本来に戻る 90年台以降の再プレスではそういった事はない(但し細かい低周波ノイズが整理されてしまったり、ラウドネスが増大していることがある)で、西独初期盤は本来の見方をすれば「欠陥品」にあたるんだけど それがユーザーによっては「音が良い!」となることもあると言うことだなと LPはそんなことなかったのに、なぜか初期CDだけそうなっちゃったの?グラモフォンが意図的に?? >>190 数値測定に使ったのは誰の演奏の何という曲のCDですか? >>190 >周波数比率 どうやったら「周波数比率」()の「標準」がわかるんだよw なんで必ずこういう胡散臭いことを言う馬鹿が出てくるのかね 最終的には耳ですね。 合奏でも、よく揃いすぎているものよりは、若干揃っていない方が良く聴こえると いわれるのと同じかもしれない。フルトヴェングラーの録音を厳密に聴いてみると、 けっこうバラバラだが、それでも感動させるのと同じで、それは>>190 のコメントとも 関係しているとも思っている。 で、結局>>190 で数値測定に使った西独グラモフォンの初期CDは誰の演奏の何という曲だったんだろう? よく見たら >不完全な音源が多い とあるのだから、そこそこの数があげられそう 現在出先のため画像等は用意出来ませんがお答えします >>192 >>196 筆頭にあげられるのはクライバーのトリスタンとイゾルデかな 他にもバーンスタインの初期デジタル録音はこの現象が多く見られて、ブラ全やフランス国立管とのフランク、イスラエルフィルとのストラヴィンスキー各種で確認済み 他にも西独初期盤と比べてもてはやされることは皆無に近いけど、Naxosやマルコポーロの80年台盤にも同様の現象が見られます 何が起きてるかというと、右チャンネルの5khz辺りから上がシェルビングされてる感じでロールオフされていて(但しカットではない)、この上の帯域が全体的に左に寄ってる 5khzから上というのは金管の割れた音や、弦の摩擦音(低弦のゴリゴリや高弦ならトレモロの摩擦音が分かりやすい)が一番集中していて、10khz付近から上はそれに加えて金物や空気感を支配する帯域です トリスタンではこのゴリゴリ音の定位がOIBPと比べると違うし、バーンスタインでは右側のチェロのゴリゴリ音が本来より小さいから聞こえない音源がある 恐らくマスタリングの2chサミングの時点でケーブルなどに差異があったと思われる感じで、カラヤンの音源とかは特に問題がなかったりする(そもそも冒頭が位相的に事故ってるアルプス交響曲みたいなのもあるけど) なので「商品的に見ると」欠陥品というわけです 文字数制限引っ掛かったので連投 では何故それでも西独初期盤が良く聞こえるか?というと、この高域のロールオフが、特に10khzより上にアナログ感をもたらしているからです 特に初期のデジタル録音はザラザラしていると言われがちだけど、このザラザラ感は10khz以上が必要以上に強かったり、録音時に収録するテープの質が(時代的に)不十分でノイズフロアがあり、そのノイズが同帯域に悪影響を及ぼしている場合に起きます EQ持ってる方はこの辺持ち上げてみると分かると思う この現象はMAutoStereoFixの登場で漸くユーザーサイドでも解消出来るようになり(扱いに慣れが要るけど)、「あ、実は音像がねじれてたんだな」と分かるようになりました(場合によってはチェロの倍音が聞こえるようになったりまでする) ちなみにハノーヴァープレスから切り替わったあとのプレスについてもこの現象は補正されていて、同時に高域のロールオフも無くなっているので、幾分「ザラついて」聞こえます めっちゃ長文になってしまった申し訳ない 最近仕事で西独初期盤のデータに触れることが増えてるので色々試した末の話でした あ、あとジュリーニ&ロスフィルの初期デジタル録音も同じこと起きてますね(「悲愴」「ライン」とか) DECCAというかLONDONのはほぼ問題なく、何故かグラモフォンの一部特有の問題という感じ >.200 なるほど。これはこれで非常に勉強になる。 因みに各種測定についてはADPTR Metric-ABを使ってます 帯域ごとの左右の偏りや周波数スペクトルのアナライズはもちろんのこと、ゲインを合わせたAB比較(別の音ファイルとの比較)まで出来るデジタルマスタリングにはいまや必携ともいえる良いプラグインですよ 補正した後にそれが上手くいったかも元ファイル読み込ませてSyncさせれば出来てしまいます ちょっとスレチ気味なのはご容赦 >>198 とてもくわしい説明ありがとうございました。 その中ですとバーンスタインの英雄ぐらいしか持っていなくて しかもバーンスタインの再発物は音像の定位そのものが妙に変になっている気がするので ほとんど手を出していないため耳で確かめようが無しでした。 西独初期盤とは別な話になってしまいますが、 DGのバーンスタインの大箱物を手に入れてウキウキして聴いてみたところ ベートーヴェンにしてもマーラーにしても音像の定位での聴こえ具合が何か変て ごく少数ですが日本語や英語のレビューでもそのことを指摘している人もいます。 その時にバーンスタインの英雄で聴き比べをしてみて、この大箱のはやはり変だと確信して手放しました。 カラヤンの西独初期盤はどうしてもデジタル録音が多く、また比較するにもOIBPがからんでくるものが多いので これはまた別にしています。 特に銀色放射ジャケのベートーヴェンの7番を聴いても、西独初期盤の旨味成分は全く感じなかったです。 MAutoStereoFix興味湧いたので買ってみる。ありがとう。 ブート音源とかだといろいろ発見できることありそうだな。 デュトワのダフニス初期盤を買ったら全曲1トラックで泣いた >>183 LONDON西独とデッカ西独は中身のプレスは同じものだよ その当時、米デッカとの兼ね合いでアメリカと日本へ輸出する盤の レーベル表記(印刷)を変えていただけだから 因みにブックやインレカのデッカ表記部分は プラケースへロンドンというシールを貼って訂正するか 国内仕様のアートワークに変更して販売。 プラケースに直貼りでなかった デッカシールはCD専用ポリ袋か包装フィルムのほうに貼ってあった 中古だと棄て去られて現存率低し プラケースに直貼りなのはケースの裏にクリーム色のIMS輸入証 これもフィルム包装されるとフィルムの方へ貼られることになる プラケース直貼りもあった模様 石丸電気で買ったホルヘ・ボレのデッカ西独初期盤は ブックレット表紙右上のDECCAロゴが見えないようにプラケースの上からLONDONロゴシールが貼ってある ケース裏面右下にもDECCAロゴがあるが、こちらはケースの上から斜めに雑に貼ってあってムカつく しかも裏面右上のバーコードもケース上からでっかいImported by PolydorのIMSシールが貼ってあってよりムカつく まあ史料として現存したので結果オーライだが 1982年暮までの輸入盤CDはもれなくフィルム包装がしてあったのだろうか? Imported by PolydorのIMSシールがバーコード部分のでかい長方形のから 小型の丸シールになった年ははっきりわからないけど 西独製はまだフィルム包装はされてなかったかと… IMSシールがケースに直貼りだとだいたい包装なしで売ってたという見分けでよいかと むろん中古でケース交換されていたり80年代初期リリースでも90年以降の再プレスロットは 論外だけんど。 毎度おなじみのmade in w.germany by PDO とmade in germany by PMDC の間に made in germany by PDO (極少)と germany の後ろに何も書いてない時期の盤があるのですが この時期が微妙で by PMDC のものはヂスク穴の周りに数ミリの透明部分があったり 輸出用の場合、ケースは確実にフィルム包装されている。 初期盤ではないが、PHILIPS西独盤のハラシェヴィッチのショパン選集を試しに買った エロ箱のDECCAショパン全集(10CD)と聴き比べると、このモヤッとしたAMSIリマスタ全集箱を聴くのが嫌になる 中古でも買いなおしたいけど、結構高値なのが萎える >>217 >AMSIリマスタ こんな技術が存在してたなんて知らなかった こりゃたしかに初期盤がどうのという以前の問題だな エロカンスシリーズはこのAMSIリマスタを売りとして登場したシリーズだよ 最近の濠エロは知らないけど 当時のデジタルのカチっとした音が嫌という人たち向けの商品だから 今となっては逆にもやっと聴こえるわけだね エコーを人工的に加えるのは、デジタル関係なく 1930年代からあった古い技術だけどね リマスターとは単なるリバーブ、ディレイ、エコーの類とおっしゃる >>190 >>198 たまたまクライバーの西独初期盤がブックオフで500円で落ちていたので 1990年発売の日本盤と最初の数分をそこそこの音量で比べてみた。 西独初期盤は全面アルミ蒸着、日本盤は中心部蒸着無しなので、 先入観を持たないようにシャッフルして盤面を見ないようにして交互に2回ずつ聴き比べ。 すると片方だけが明らかに音の広がりがイイ >右チャンネルの5khz辺りから上がシェルビングされてる感じでロールオフされていて(但しカットではない)、この上の帯域が全体的に左に寄ってる 弦やホルンではよくわからないが、フルートやクラリネットが主旋律を吹くと日本盤の方は右チャンネル側にも音が広がって聴こえる で、さらに同曲のOIBPも聴いた なるほどとてもコージャスに聴こえるが、常につきまとう残響が気にしだすとどうにも嫌 ゴージャスに聴こえるように常につきまとう残響を付加してる場合 オケの技量・演奏がいまいちな場合あるね。カラオケのエコーと同じ考えだわ 西独初期盤とは少しずれるが、DGのCDについては 今のUNIVERSAL MUSIC K.K.盤と昔のPolydor盤の同一録音を比べた場合 UNIVERSAL.盤は音の響きが若干よくなっているが音のエッジが甘くなっている そのためかPolydor盤は音がシャープに聴こえ若干響きの透明感があるが 録音によってはこれがギスギスした音に聴こえるのも否めなくない アルゲリッチの大箱など今のDG boxはほとんどがUNIVERSAL.盤なので 聴いていて、あれ?こんな音だっけと思うのが多々ある ポゴレリッチ箱とかベルマン箱とかは聴いてて嫌になったのでPolydor初期盤か日本盤で揃えなおした 結局はDGについてはPolydor盤があればそちらを探すようにしているが OBIPが絡んだ場合がどうにも悩ましい Polydor時代のタイトルでもCD番号が同じなら00年以降のUNIVERSAL再プレス盤でも 基本は同じマスターなはずだけど、8ー90年代当時から未だにカタログ落ちしてないものは さすがにもうないだろうね。 リリースされた全タイトルがすべてオリジナルズ企画の際にOBIP化されたかどうかは知らんけど。 PolydorでもUNIVERSALでもOBIPと明記されていれば避けれるのだが UNIVERSALはOBIPを明記しない場合があるみたいでどうにも気が進まない 最近だとThe CD ClubのUNIVERSALカラヤン盤FPCC41445-6を買ってみたが 1枚目のNew Year 1987は明らかにPolydoの初発r国内盤の方が音がすっきりくっきりと良く 2枚目の盤も西独初期盤の方が音像がすっきりしている まあ好みの問題と言えばそれまでだが 同じThe CD Clubでもクライバーのブラ4あたりはOBIPを明記してあるので安心して避けれた The CD Club ブッコフやヤフオクで見る感じ ユーキャンのような通販セット売りのシリーズかな The CD ClubはSonyが各メーカーに依頼して作ったCDを通販?していたものらしい。たぶん今はやっていない 当初は会員に定期的に頒布していたものかもしれないが、2010年ごろから単品でネット販売していたのかな? 何年か前までは一覧が見れたが、さっきググって見たら、なんだかamozonとかウィルス盛々のところに飛ばされたので調べない方がいい。マジで Sonyに限らずEMIとかDGや日本コロンビア、ウエストミンスター、DECCAと色々なレーベルのものを出しているが 背表紙が全部Sonyチックに統一されているのでブッコフとかでは見つけやすい。だいだい500円以下のコーナーにある たまにミュンシュとかライナーのSACDが混ざっていたりする ヒラリー・ハーンの無伴奏パルのSACDを見つけたときはちょっと驚いた DYCC10131 装丁がまあよさげだが音質はどうかというと通常発売盤と同じぐらいだと思う ポリーニのショパン練習曲もクレメン・クラウスのシュトラウス、ワルツ集も初発盤の方が音が良かったのでさっさと処分した DGの同一タイトルCDで 西独製とフランス製では差はありますか? 迷信をクリアにしておくと、 昔は、日本盤は、レコ社が独自にEQで低音を減少・カットしていた経緯がある。 日本の住宅事情による。 マックルーア盤が良いというのは、当時PreEnphasisを掛けているためであり、 マックルーア盤が良いというのは、当時CDPがヘボく、 PreEnphasisを掛けているためであり、ある意味EQがマックルーア風味というだけである。 現在のCDPは、性能が良くPreEnphasisのCDは皆無(不要)となっていることに留意すべきである。 OIBPでは、位相を正しくしたが、、、 当時流行ったMaximizer音圧戦争により加工された音となってしまっているだけである。 現在は、日本盤も輸入盤と同一となるため、このスレの存在意義はない。 EMIとは異なり、フランス独自のミックスをDGでは行っていない(by DG Franceはない)。 盤の製造もEU圏で行われるため、特にフランス盤の特徴はない。 盤の質というよりも、ripしたDigitalデータ(wav)の差を比べ、 どのように加工されているか(加工されるべきか)が重要である。 >234 ・DGの西独盤と仏盤の音質は同一 ・むしろ流通量の少ない仏盤の方が希少価値が高い ということか ・DGの西独盤と仏盤の音質は同一 レコードでもあまり差を感じない 値段は仏盤のほうが安い 日本では流通量の極めて少ないDG仏盤は希少価値という点でも手に入れておきたい しかも音質は独盤と同じというのも魅力 かつてフィリップスで出ていたCDで現在ユニバーサルから再発されているCDとどちらを買おうか迷っています なんとなくフィリッブスでの音の方がわずかながらの透明感があるような気がしますが そのあたりで何か一家言いただける方はいませんでしょうか それはものによる、としか言いようがない どの盤か分かれば答えてくれる人も居るだろう maximizerリマスターを避けよ、という意味でしかない 24bitなら192kHz選べ >>242 >24bitなら192kHz選べ 禿げちらかすほど同意 コンプを掛けないと「音が小さい」と文句を言うイヤホン耳が多いため、 リマスターやり直すたびに音質は悪化する コンプを掛けつづけると最後は「ソ連のレコード」の音になる コンプ=コンプレッサー 大きい音を小さく、小さい音は大きくして平均化する。 イヤホンでもラジオでも聴き取りやすくなるので素人は「音が良くなった」と勘違いする。 リマスターでそんなことしてるん oibpとかがそうなん…? デジタル録音をoibpで出してるタイトルもあるので そういうのはわかる気もするが、 もとがアナログな場合ちょっと違うような気もす… デジタル初期のCD自体完全に聴かなくなったな 西独盤はプレスが良くてマスターに忠実とかいっても、最新録音のハイレゾに比べると当時の録音技術やマスター自体たかが知れてるんだからプレス良くてもどうしようもない 福澤諭吉って1万円出す時めっちゃ恥ずかしかっただろうな read.cgi ver 07.4.7 2024/03/31 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる