【作詞】作曲してください【LS専用 vol.3】 [転載禁止]©2ch.net
レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。
作曲してください スレにて膨大な作品量と独自の世界観を持つ
ラストステップ(LS)作品群専用スレです。
☆☆☆作曲家様へ☆☆☆
気に入った詞に曲をつけてください。
・マナーを守ってコミュニケーションを図りましょう。
・荒らし・煽りは放置でお願いします。 間違って買った曲33838は,
――劣化し切った音質ながら,
思っていたほど惡くなかった.
背表紙を失くした日記帳が,
風でばらけてしまわない様に,
傷の癒えた指で押さえていて.
歪んだ波形の魔力も借りて,
消したくない頁に杭=を=打つ.
私たちならそこに行けるはず.
間違って置いた罠33838は,
――玩具みたいな材質なのに,
思った以上に出来がよかった.
真夜中に捕らえた紋黄蝶が,
風でばらけてしまわない様に,
部屋中の隙間を文字で埋めて.
共通点を見つけ出すために,
忘れ去られた夢の杭=を=抜く.
私たちならそこに行けるはず. もう使われなくなって久しい、
子供時代の文字を掘り起こす。
逆を向いた建物の中では、
紙の擦れる音も響かない。
瞬間移動。転がる脆い骨。
不可能と矛盾の隙間に、棲み、
幻の部屋、旧い寫眞機で、
不可能と矛盾の問いに、挑む。
迷いの森から落とされて来た、
殴り書きの誘いに乗ってみる。
一度きりの常闇の中には、
輪郭のない人影があった。
空中楼閣。煌めく死の窓。
不可解な画面の狭間を、縫い、
古の部屋、新たな両目で、
不可解な画面の問いに、挑む。 骨が剥き出しの右腕。と、
差し替えて間もない薬指。で、
溶けた向日葵を売り捌く、
貴女の背中を追いかけた日々。
(それはまだこの星の概念に、
涙がなかった頃の記憶・・・)
机上の箱/密閉された部屋。
誰かが思いつきで開けるまで、
中身は闇/本当の意味での。
骨が剥き出しの鉄塔。を、
買い替えて間もない薬箱。で、
飛び移りながら治療する、
貴女の揺らめく影を見ていた。
(それもやがて太陽と重なり、
方眼紙の裏側へ消えた・・・)
砂上の雲/添削された文字。
触れ合う事のなかった両者が、
雨の下で/私の羽根に乗る。 妖しい標識に誘われて,
自分の家で迷子になる.
どこにも行けなくなった私は,
デッドスペースに座り込んだ.
赫い綿が飛び出したソファは,
バグ技が生み出した負の遺産.
その凄まじい反動から,
今日の天気は多分快晴,
明かりの交換を怠って,
自分の家が迷路になる.
何も分からなくなった挙句に,
ペースメーカーも踏み壊した.
捩れて開かなくなったドアは,
メモ帳の代わりとして使える.
明日の天気を考えたら,
刻む線は深いほど良い. 餌のいない星に垂らした、
釣り絲の終点を見るために、
一つも売れなかった文章を。
船底から引きずり出して来る。
(白紙のページに炎を撒いて、
分かる程度の暗号ならば、)
(灰の残骸よりも価値は無い。
ただ純粋に美しいだけで。)
支柱のない星に刺さった、
縫い針の封印を解くために、
一度も閉めなかった天窓を。
青く錆びたその鍵ごと棄てる。
(狂ったグラフに涙が跳ねて、
消える程度の絶望ならば、)
(凪の残像よりも重みは無い。
一括処理が難しいだけで。) 従うべき主人を間違えて、
破滅寸前まで来たナイフが、
まだ夜に浸かる世界の底を、
当て所もなく動き回っている。
地面に書いていたのは何?
→睡蓮の育て方。
そこに光と水が無くても、
輝かせる事はできると思う。
蒼穹に、葉が触れる程度には、
仕えていた主人を失って、
破損寸前まで来たロープで、
また夜が降りる世界の淵を、
飾り付けて括り揺らしてみる。
未来に置いてきたのは何?
→分裂した人格。
いつか光と水が尽きても、
遊び方なんて幾らでもある。
鏡面の、罅割れと同じくらい、 何も浮かばない時のために、
書き溜めていた予備の文章。
保管庫は、今、炎に巻かれ、
別の物体に生まれ変わった。
獣たちの影に倣って―――
足場が崩れて無くなる迄に、
わたしも灰を、拾いに行く。
(ここは、デバッグるーむ。
夢を現世に捩じ込む場所。)
何も見たくない時のために、
撮り溜めていた虚無の映像。
夜明け前、尚、乱れに乱れ、
音割れの中を彷徨っていた。
獣たちの霊に頼んで―――
意識が解けて無くなる迄に、
わたしの愛を、喰って貰う。
(ここは、デバッグるーむ。
夢を現世に捩じ込む場所。) 剥がれた壁に夕陽が張り付く。
次々と、影が踊り出て来る。
恐ろしい物も、可愛い物も。
順番は決まっていないみたい。
・・・出口をわたしが塞ぐから、
(空洞。)
・・・彼らはあなたが捕まえて、
(解析。)
失くした事を知らずにいれば、
幸せなまま過ごせるかどうか。
誰も。証明はできないと思う、
けれど。
無かった事になるくらいなら、
明日への灯りと火種のために。
腕を。幾つか捧げてもいいよ、 針金で編まれた森の奥に,
眠り続ける一対のボール.
空気を抜かれてしまった後も,
雪を待つ事は止めないでいた.
私は見習い監視者だから,
手伝わせても貰えないけれど,
いつか世界を逆再生して,
公園に置きに行ってあげたい.
未使用の乾いた舌の中を,
廻り続ける一杯のスープ.
食器を割られてしまった跡も,
今はもう蔦に隠れて見えない.
私は見習い監視者だから,
番号でしか呼ばれないけれど,
いつか世界を再構築して,
奇麗に立てて並べてあげたい. 夜明けに接続された迷路。を、
探し当てたのは誰だったっけ、
なんて考え込んでいるうちに、
また少し雨が降り出してきた。
残存期間が僅かな事(!)を、
知らせてくれるのが四角い月。
まだ何も返せていないけれど。
いつかこの箱の周りに置いて、
夜風に叩き割られた香炉。を、
集め終えるまで歩きっぱなし、
そんなわたしに呼応したのか、
また少し霧が濃くなってきた。
水晶時計の狂った針(!)に、
合わせてくれるのが平たい虹。
まだ何も返せていないけれど。
いつかこの指の全てに巻いて、 なんか、こんな自分に酔ってる臭い歌詞じゃなくて
シルヴ・プ・プレジデントとか
インドア系ならトラックメイカー
みたいなコミカル系の歌詞お願い
文字数も多すぎ
気にいったら曲付けるかも >>928
ありがとうございます。
私がこれらの、作品を、制作する時に、
自分に酔いながら行っているなどとは、
夢にも思っては、いなかったのですが、
第三者様が見てそう感じられたのなら、
そちらの方が正しいのだと、思います。
文字数に関しては拙いながら私も一応、
気にしていてなるべく一行15字以内で、
と決めて制作していましたがそれでも、
多すぎると指摘して頂いたのは非常に、
参考になる事で本当に感謝しています。
仰られた方々の作品は知らなかった為、
少し、調べてみたのですが恐らく私に、
この様な作風の作品を、模倣するのは、
ものすごく難しいと感じました・・・
折角、提案して下さったにも関わらず、
面白味のない回答しか出来ず、本当に、
貴方様には申し訳なく思って、います。 逃げたピクトグラムを追って。
四次元(の)庭園に入る。
いつかこの場所を去る日まで、
水は飲まない事に決めた、
―――逆さまの椅子に腰掛けて、
人ならざる者たちが舞う、0x
不可思議な祭を見ている。7q
虹色に染まるドリンクは、9c
どこか懐かしい味がした。2f
イニシャライズされた景色と。
二次元(の)空間が被る。
意味のない文字の組み合わせ、
未だに水に浮かんだまま、
―――フロア一帯にへばり付く、
人ならざる者たちは消え、0x
私も終わりのドアを押す。7q
針金で編んだトランクに、9c
想い出を全て詰め込んで。2f 「Q」を転がして笑うのは、
哀しいくらい影の薄いヒト、
「Q」を窓際に吊るすのは。
貴女と話がしたかったから。
この寂れた公園にも無事に、
陽の光が降りた。よかった、
これならまだ遊べると思う。
ルールを失った今。無限に、
「Q」と名付けた箱の中へ、
壊れた物を隠していたヒト、
「Q」は海よりずっと深い。
貴女の顔すら分からない程。
その目映い廃道の終わりで、
涙を堪えていた。よかった、
それならまだ歩けると思う。
ゴールを失った今。無限に、 治すことを後回しにした,
背中の怪我から翼が生える.
ごみの家よりも醜いそれは.
世界を変える素材の一つ,
D.D.
複雑なセキュリティを餌に……
D.D.
第六感を呼び起こすまでが……
(自分の使命だと思っていた.)
祓うことを先送りにした,
死者の財布から銀が溢れる.
月を吸い込んで輝くあれは.
世界が朽ちる理由の一つ,
D.D.
脆弱なセキュリティを盾に……
D.D.
大回廊をすべり落ちて行く……
(もう一人の誰かの影がある.) ……鎖の感触の水/を掴み……
青い壁に向かって撒いてみる。
……回復しない色盲の世界……
わたしが増殖していくような、
自分では見分けが付かないから。
呼び鈴が鳴るまで何もしない。
多分あの森を抜けられるのも、
あなたくらいしか居ないと思う、
……煙と同格の雪/を掬い……
青い床に落として混ぜてみる。
……回復しない難聴の世界……
わたしの現在地も消えたまま、
自分では真っ直ぐ立てないから。
呼び声を見るまで何もしない。
きっとこの呪詛を葬れるのも、
あなたくらいしか居ないと思う、 (足が20000本もある椅子。)
電球の交換にも向かない、
見限られた廃材を抱えて、
(波の来ないビーチを歩く。)
目的は。忘れて、しまったのか、
そもそも最初から無かったのか、
ユタラプトルの幻影たちに、
それを尋ねる勇気が欲しい。
(既に20000回は見た地図。)
眼球にしっかりと刻んで、
元データは船内に残して、
(波を立てずに静かに走る。)
目的地。掠れて、しまったのか、
そもそもずっとこの景色なのか、
ユタラプトルの背中の上で、
それを調べる時間が欲しい。 正面ゲート(Lv.60)に,
下層民が殺到しています!
開けますか? →はい →いいえ
脱出ポッド(Lv.30)に,
分限者が殺到しています!
乗せますか? →はい →いいえ
0000000000000000
―――x
0000000000000000
後戻り不可のルート選びは.
楽しくもあり苦しくもある.
夜明けを行き交う光の線に,
何度も何度も轢かれながら,
裏向きの星に惹かれてゆく. 絵の具の雨を物ともせず、
猫の群れは、南へ向かう。
カラフルな曲線はやがて、
二枚の、巨大な虹と化す。
呼び止める事ができないのは、
もう解っているから。せめて、
遠くからこの手と重ねさせて。
それがわたしの唯一の。願い、
絵の具の雨が止んだ後も、
猫の群れは、南を目指す。
フラットな状態など無く、
いつでも、流動的なまま。
呼び寄せる事ができなくても、
もう解っているから。いつか、
またみんなで缶詰を食べよう。
それがわたしの最後の。施し、 皆様お元気ですか?今、
最果ての駅の仮眠室にて、
このお手紙を書いています。
ずっと考えていました。
天国の定義。地獄の定義。
わたしには、難し過ぎます。
傍にいて貰えたお時間。
本当に短いものでしたが、
とても素晴らしい夜でした。
皆様の明日の為に。今、
最果ての駅の仮眠室から、
このお日様を差し上げます。
ずっと戦っていました。
人格の整理。自然の摂理。
わたしには、簡単過ぎます。
残った想い出のお陰で。
首筋まで泥に浸されても、
とても素敵な気持ちでした。 。精密機械のような森を、
ただ一人で守らされていた。
三歳児のゴールキーパー。
……自分の役目も知らないまま?
。螺旋階段のような腕で、
向かって来る水と火の球を。
簡単に撃ち落としている。
……自分の立場も知らないまま?
こんなことを書いている間も、
膨らんでいく空白、空間―――
誰の手にも負えなくなった時、
長かった夜はようやく明ける。
こんなものを吐いている間も、
膨らんでいく痛覚、私は―――
使い棄ての手に取り残された、
文章をまだ棄て切れずにいる。 冷凍庫を開ければいつでも、
私だけの宇宙がそこにある。
ケーブルの残骸を背負って、
泳ぎ回る飛行士に手を振る。
座標は元から狂っているし、
編集もできない素材なのに、
その透明度は計り知れない。
知らないのは、貴女達だけ。
食器棚を揺らせばいつでも、
私だけの死海がそこにある。
スクリューの波跡を辿って、
沈みかけの帆船に飛び乗る。
足場は底から壊れているし、
解体もできない身体ながら、
その経験値は計り知れない。
知らないのは、貴女達だけ。 僅か、二枚のメダルで買った、
天使の輪で遊んでいるうちに、
本物のそれになってしまった。
(想像だけで動いているから、
仕事の内容なんて知らない。)
またどこかで逢う事があれば、
彼女の抜け殻に、こう伝えて。
"あなたの役目は昨日で終わり"
"あなたの地獄は昨日で終わり"
永く、二枚のフィルムと共に、
天使の眼を祀っていた場所も、
本当の過去になってしまった。
(断片を繋ぎ合わせて建てた、
想い出とは名ばかりの神殿。)
またどこかで見る事があれば、
罅割れた大地に、こう刻んで。
"わたしの役目は今夜で終わり"
"わたしの地獄は今夜で終わり" 濡れて撓る青い壁を越えて,
今いる位置より前の座標へ.
電池切れの音声ガイド達……
亡骸は直ぐに空へと戻る……
"花火から零れた火花のよう"
作業員が冷たく吐き捨てた.
それは私も感じていながら,
避け続けてきた最後の言葉,
何か一つ間違いが起こって,
誰かが地面に落下してくる.
旧い型の音声ガイドの手……
無数の細かい傷が煌めく……
"何でも話してみて下さいね"
壊れている機械は繰り返す.
それは当然の挙動であって,
彼女に罪がある訳でもなく, 歪んだ幹しか無い森にいる。
形容し難い その 日常は、
覚める直前の夢と似ていて、
記憶する事も不可能なまま、
(擦り傷が更に増えていく。)
□回□回□回□回□回□回□
密かに持ち込んだ円錐。と00。
□回□回□回□回□回□回□
私の仕事は、まだ終わらない、
壊れた星から来た人と会う。
表現し辛い その 言霊が、
七つに分かれた道を通って、
下層世界へと流れるまでに、
(写真を幾つか撮っておく。)
□回□回□回□回□回□回□
そして譲り受けた残骸。と00。
□回□回□回□回□回□回□
私の生命は、まだ終わらない、 遅れを取り戻すためには,
海馬に細工を施すしかない.
(それは時間のかかる作業,)
縮小化した,瓦礫の部屋,
すぐ嘘をつく蝉の群れの中.
(そこに財宝が眠るのなら,)
残り少ない電池の全てを,
赫い,空を映すために使う.
彼らに右眼の力を借りて………
歪みを立て直すためには,
背骨と魔力で補うしかない.
(それは生命をかけた遊戯,)
兵器に集る,不死身の蝶,
すぐ毒を吐く瑠璃の姫の国.
(そこで逆説を唱えながら,)
残り少ない身体の全てを,
記録,済みの赫い空に返す.
彼女が右眼で見た風景に……… 配線の海に足首を浸す。
冷たい銅と温かい錆は、
私を。私たちの神経を、
快く迎え入れてくれた。
(……そんな気が、しただけ)
次に会ってお話する時は。
長い間あの同じ位置/に、
捨て置かれた鞄の中/で。
雨の日である事を願って、
鉄屑の森を反対に回る。
鎖を模した無数の荊は、
私を。私たちの侵入を、
快く迎え入れてくれた。
(……そんな気が、しただけ)
次に会ってお話する時は。
感触のない幻想の床/に、
描き込まれた印の中/で。
雪の日である事を願って、 - 拡張 - 配置 - 再構築 -
私の手から貴女の背中へ。
- 拡張 - 配置 - 再構築 -
ぶ厚い粒の隙間を潜って。
傷み、使えなくなった部位は、
遠慮しないで廃棄して。って、
最初に言ったのは誰だったか、
「無意味な再構築。ただ単に、
その密度を楽しむ為だけの。」
- 拡散 - 配布 - 再編集 -
私は今日も貴女の領地で。
- 拡散 - 配布 - 再編集 -
か細い道を華麗に転げて。
崩れ、入れなくなった部屋の、
模様替えをしている夢。もう、
何度繰り返したのかも忘れた、
「無意味な再編集。ただ単に、
その過程を楽しむ為だけの。」 音を立てずに進むことが,
一番難しいのが今日. d3
一歩でも踏み間違えたら,
惑星ごと崩れる時刻. d3
売れ残ったフランキスカに,
今,リザンテラを添えてきた.
瓦礫の道の果てを目指そう,
青空から血が失くなる前,に.
横にならずに眠ることが,
一番簡単なのが今日. d9
一手ずつ確かめるように,
暗闇から掬った未来. d9
焼け残ったミゼリコルドに,
今,バンクシアを添えてきた.
瓦礫の道の果てを目指そう,
致死量を超える灯りと共,に. 唯一愛せたメトロのログを、
惡い神々に奪われた。
平面・且つ・楕円形の雲が、
今夜も私をあざ笑う。
なぜか、机にある世界地図。
計画書はすり替えられて、
逃 げ 道 も 、 現 在 地 も 、
もう、 な い。
(第2章の始まり!)
唯一直せたレトロのロムは、
銀の壺の中に隠した。
絶滅・後の・偽鰐類の影と、
明日も私は旅をする。
部屋に、刺さった螺旋階段。
責任者はどこかへ逃げて、
修 理 費 も 、 仮 の 家 も 、
もう、 な い。
(第7章の終わり!) そんな状態で猫を呼んでも。
ただの一匹も集まらないよ。
ありとあらゆる色を纏って、
背負いすぎた貴女の所へは、
と、ここで一先ず再生停止。
「星の位置は変わらないから」
―――雪の淵より嘘が流れ出て、
「永久に眺めていられるから」
―――私の細い神経を、濡らす。
こんな状況で家から出ても。
同じ迷路に嵌まるだけだよ。
ありとあらゆる色を選んで、
浸かってきた貴女の体では、
と、ここで最後の中身確認。
「星の位置は変わらないから」
―――雪の底より溶け出た声が、
「永久に眺めていられるから」
―――私に儚い期待を、持たす。 何を描いても許されるならと。
地図に【▲▼】を並べていく。
その都度壊れる物があろうと、
気にもしないのが貴女の長所、
(温かい雨の終わりを告げる、
アルコール消毒液のボトル。)
この、砕けかけの世界の中で、
過去を知るための唯一のもの。
何を言っても貶されるならと。
道路に【▲▼】を撒いていく。
その日の夜明けの床に零れた、
ほぼ溶けかかった貴女の残渣、
(か弱い嵐の終わりに見える、
パトロール専用機のランプ。)
この、砕けかけの世界の中で、
過去を消すための唯一のもの。 5%欠けた矮星……の,
裏面ではルドラが舞う.
観客と呼べる存在は,
いつしか自分一人だけ.
化石化した竜の胃の中に,
少しだけ先の未来がある.
暗くて全ては見えないものの,
思ったよりずっと綺麗だった.
5%欠けた果物……を,
観賞用フォルダに置く.
惡人を名乗る存在は,
おそらく貴女一人だけ.
目を覚ました竜は厳かに,
邪魔者達を壁まで飛ばす.
遠くて全ては見えないものの,
思ったよりずっと華麗だった. >>950ありがとうございます。
いつもありがとうございます。
この、場所も残りが50を切りましたので、
少し、早いかなとも思いましたが、今後、
特に何もなければここが埋まった時点で、
私は作品制作活動を終わりにするという、
メッセージを貼っておきたいと思います。
非常に長い間様々な方々にお世話になり、
私の、拙い作品を曲にして下さった事は、
本当に一言で表せない程感謝しています。
またこの場所にある、作品群は、すべて、
私の許可なく別の何かに使って頂いても、
全く問題ないと言う事を伝えておきます。
それでは、再度に、なりますが、
本当にありがとうございました。 陽の光を弾き飛ばすような、
煙より軽いオレンジの実が、
まだ青空の側に落ちている。
――それぞれ距離を取って、
わたしは1Fから。あなたは、
3Fからそこを見つめながら、
底のないマグカップに注ぐ、
不可思議な紅茶の熱だけを、
今日まで共有し続けてきた。
緋の涙を弾き飛ばすために、
配合されたオレンジの色が、
暗い海をも塗り潰してゆく。
――それぞれ遺志を継いで、
わたしはB1から。あなたは、
B3からそこを目指しながら、
底のないマグカップに注ぐ、
過剰とも呼べるほどの愛を、
今日まで共有し続けてきた。 昔、プラズマを飼っていました。
どんな銃器より扱いづらく、
あの子のために失くした部品も、
一つや二つではありません。
今は空っぽになったケージを、
ただ、懐かしく思うだけ・・・
でも、内部に溜まった静寂は、
永遠ではないと感じるのです。
昔、プラズマを飼っていました。
こんな世界には勿体ないと、
不思議な気持ちを抱えながらも、
あの色の記憶は褪せません。
今は開けなくなったリンクに、
ただ、面影を重ねるだけ・・・
でも、身体に巻き付く寂寥は、
永遠ではないと感じるのです。 顔のない標識に手を振って、
灰に倣い消えゆく、子供たち。
奴らは既にいない筈なのに、
みんな目を背けて嗤うばかり。
絵なんて得意じゃないけれど、
何もない場所に何かを描く。
何かある場所の歪みを無くす。
理想の出来にはまだ程遠く、
でもその作業自体が愉しくて、
骨のない電柱に手を当てて、
心音に酔い痴れる、子供たち。
違法な事と解っていながら、
みんな背を丸めて怯えるだけ。
火をまた中心へと持ってきて、
何もない場所で何かを描く。
何かある場所へ変われる様に。
わたし自身が炭化した後は、
ドアも一人でに閉まると思う、 腕に巻いた銀のロープと、
天使の輪を括り付けたら、
次の朝を待つまでも無く。
彼女はここへ還って来る。
最初は何もなかったはず。
錆びた固い蓋を背にして、
輝く蜜とフィラメントが、
煤けた空を照らしている。
胸に刺さる紙のナイフも、
アクセサリー扱いとして、
次の朝を待つまでも無く。
全ての品は入れ替わった。
最初に貰ってからずっと。
欠けた鍵を離せないまま、
波打つ雪に身をまかせて、
剥がれた空を眺めている。 「誰に対しての償い」なのか、
黒猫は分かっていないらしい。
それでも、走るエタンの姿を、
わたしは網膜に焼き付けたい。
眠らざるを得ない時間軸と、
灯りが混ざらない様にして、
耳の調子を、確認しながら!
二次元の影を真似して踊る。
「夢の中からの賄い」でさえ、
黒猫は見向きもしないようだ。
そのまま、走るエタンの姿を、
わたしも只管に追い駆けたい。
潜らざるを得ない迷宮には、
灯りを絶やさない様にして、
喉の調子を、確認しながら!
二次元の水に浸かって歌う。 小さな―――丸い箱の中で,
銀のスプーンが揺れている.
彼女は錆びず,折れず,朽ちず,
【洗浄】の日をただ待っている.
(黒い画面を埋め尽くす船……)
"味のないゼリィを掬えた時,
違う風景が見えるのかしら?"
答えを伝えてもいい権利は,
虹の裏側へと消えて行った.
僅かな―――傾きを晒して,
銀のスロープが伸びている.
彼女は錆びず,折れず,朽ちず,
【交換】の日をただ待っている.
(黒い画面に浮き上がる泡……)
"倒れてくるビルを救えた時,
私も気づいて貰えるかしら?"
願いが届くかを知る権利は,
遥か水底へと消えて行った. 避難経路に置かれた玉髄。
典型的な綺麗さを以って、
わたし達を破滅へと導く。
「だからそうならない様に」
………と、予め削っておく。
何度同じ場所を片付けても、
その隙間から出てくるのは、
色鮮やかな既視感×∞―――
正解。にまた一歩近づいた、
赫い線路に撒かれた脊髄。
恒久的な煌めきに見惚れ、
わたし達は自滅へと陥る。
「だからそうならない様に」
………と、予め印しておく。
何度同じ場所を壊されても、
その背後から出てくるのは、
色とりどりの難題×∞―――
快晴。がまた一歩近づいた、 リーダー不在の群れの中で、
虹色に黴びた洗濯機・・・が、
ひたすら無音で回っている。
優しい陽射しの当たる床に、
硝子のコップを置いておけば、
水は消え去り、光が溜まる。
星の軸を変えるのは、危なく、
楽しい。それは龍の巣から、
タマゴを盗む事よりもずっと。
管理者不明の部屋に咲いた、
鈍色の茎を持つ造花・・・が、
ひたすら真水を求めている。
夜明けの兆しが見えない時、
胃液とランプを混ぜてみれば、
封は解かれて、鎖も溶ける。
星の核を変えるのは、危なく、
楽しい。それは泥まみれの、
タマゴを孵す事よりもずっと。 途中で投げ出したパズルが、
廃材とヘッドホンの狭間を、
果てしなく、往復し続ける。
空が青く晴れれば晴れる程、
貴女の機嫌は惡化していく。
硬いベッドに辿り着くまで、
でも。指紋を消された私の、
紐の様な指を撫でてくれた、
たった一匹の生命体・・・
深夜に溶け出したアイスが、
配管とバックドアの狭間で、
果てしなく、変容し続ける。
水が赫く染まれば染まる程、
貴女の笑顔は煌めきを増す。
崩れたビルに腰掛けながら、
でも。声紋を盗られた私の、
茎の様な喉を撫でてくれた、
たった一匹の生命体・・・ 三叉路に墜ちた雫を追って。
わたし達は旅を続けてきた。
見失わないよう、転ばないよう、
それでいて遅れる事がないよう。
ビームとレーザーを師と仰いで、
互いの腕に括り付けたの、は、
鎖。 ! 鎖。
九割以上/熱を/逃がしても、
その解き方を、誰も知らない。
十字路で撥ねた涙に沿って。
わたし達は旅を続けてきた。
回り道をしつつ、負傷もしつつ、
それでいて今より奥を目指して。
ビームとレーザーを纏いながら、
闇が吐き出した無数の赫、い、
扉。 ! 扉。
九割以上/胚を/無くしても、
その先にある、世界が見たい。 数多のパスワード、の残骸。
その跡地に私は来て、いる。
虹に触れるほど重ねられた、
【0 - 9】。僅かにこれだけ、
今にも崩れ落ちそうに見えて、
保たれている至高のバランス!
死を予感させるエラーでさえ、
踏むのが楽しみで仕方がない。
空虚なダイアログ、の外殻。
その形は貴女と似て、いる。
針が振れるほど汚染された、
【L - Q】。僅かにこれだけ、
今にも腐り落ちそうに見えて、
保たれている至高のバランス!
死を予感させたエラーは消え、
べとつく優しい雨が降り出す。 無人駅に次々と降り立つ、
ウミユリの動画を眺めていた。
時刻表に纏わりつく個体。
そこが終点であるとも知らず、
ポラロイドカメラを水に浸す。
そのまま夜になるまで待つ。
輪郭のぼやけていた影は、
それで映る様になる筈、
無人島を次々と飛び立つ、
ウミシダの動画を眺めていた。
破線状に連なり泳ぐ群れ。
そこが盲点であると知りつつ、
プリペアドピアノを空に還す。
そのまま朝になるまで待つ。
中間で止まっていた音は、
それで響く様になる筈、 貴女のくれたイヤホンはどれも、
音が、片側からしか鳴らない。
木箱いっぱいに詰めたそれらを、
明日、それぞれの星へと還す。
干渉罪を逃れる事より―――
大切なのは、眠り値の確保。
過程を記録には残さないで、
後に続く者が出ないように。
貴女のくれたマジックはどれも、
蓋が、片側しか付いていない。
雑に捨て置かれていたそれらと、
明日、それぞれの星を旅する。
干渉罪を逃れる事より―――
大切なのは、飲み蜜の確保。
結果を記憶には残さないで、
誤って夜に起きないように。 壊れた時計とバールのために、
凍てついた夏の夜を歩く。
溶け込む事ができる、暗い道。
私はこっちのほうが好み。
フリージア、まだ幼かった頃、
照明代わりに置いていた希望……
形は消え、その - 魂 - だけが、
先回りして待ってくれている。
壊した時計をトレーに乗せて、
燃え尽きた冬の朝を歩く。
真っさらで何もない、白い道。
私はこれも嫌いではない。
ベルベット、まだ幼かった頃、
風除けとして巻いていた希望……
形は消え、その - 魂 - だけが、
この体を揺らしてくれている。 鰭を欠いたまま産まれ落ちた、
名前もなく、いびつな熱帯魚。
→その体で、20年をかけて、
水槽の苔をすべて飲み干し、
最期、爆発して星になった。
テトラの遺志を継げる事は、
嬉しさ半分、不安半分。
虹の後に降り注ぐ鱗が、
もう足首の、高さまで来た。
翅を欠いたまま産まれ落ちた、
名前もなく、いびつな立羽蝶。
→その体で、20年をかけて、
街中の蜜をすべて飲み干し、
最期、蒸発して星になった。
ルリから貰ったこの夜空を、
一緒に歩く、脳内世界。
虹の上で波打つ触角が、
背中の痣を、隠してくれる。 レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。