一橋大(東京都国立市)は26日、50歳代の男性教授が水増し出張などにより5年間で約112万円を不正に受給していたとして、同日付で停職6か月の懲戒処分とした。

 同大によると、2000年5月から今年5月にかけ、意見交換や打ち合わせなどが行われていなかった出張が11件、必要以上に日数の長い出張が17件あった。

 教授は同大の調査に対し、不正を認め、不正受給額に利息分を加えた全額の返還手続き中という。
(読売新聞) - 12月26日22時24分更