ハンチントンは移民受け入れは公益事業への支出増加
就職難、低賃金、もとからいる労働者の手当て削減
社会の分裂、文化摩擦、信用と共同体の衰退
ナショナルアイデンディティの喪失によって
移民によって得られる利益は帳消しになると警告している

アメリカのジョージ・フリードマンが指摘しているけど
民族国家・自然国家での移民・難民は難しい。アメリカのように理念でできた国家ではなく
共同体・血統によって成立した国家での移民はいつまでたってもよそ者にすぎない。
ドイツでは3世になってもトルコ人はよそ者扱いされ社会統合はされていないらしい。

福沢諭吉の「学問のすすめ」で移民反対
「無学文盲、理非の字も知らず、身に覚えたる芸は飲食と寝ると起きるとのみ、
その無学のくせに欲は深く目の前に人を欺きて巧みに政府の法をのがれ、
国法の何ものたるを知らず、おのが職分の何ものたるを知らず、
子をばよく生めどもその子を教えるの道を知らず、
いわゆる恥も法も知らざる馬鹿者にて、
その子孫繁盛すれば一国の益はなさずして、かえって害をなす者なきにあらず」