インド英語の発音

1 r を「ル」と発音する
インド人は、r の音を「ル」のように発音します。
そのため、例えば、parkは「パルク」と聞こえます。
fourは「フォール」、airは「エァル」のように聞こえます。
rの音は会話の中でよく出てくるので、rが連発するとかなり聞きづらくなってきます。

2 thをタ行で発音する
私たち日本人にとってthの発音は難しいと言われます。
インド人にとっても同様なのか、インド人はthをタ行で発音する傾向があります。
Thank youが「タンキュウ」、thereが「デール」のように発音されたりします。

3 綴りのまま発音する
インド人は、綴り通りの発音をすることが多いのも特徴のひとつ。
例えば、Wednesdayは「ウェドネスデイ」、cycleも「サイクル」のように発音したりします。
聞いているうちに何を示しているかわかりますが、初めは一般的な英語発音との違いに混乱するかもしれません。

4 イントネーションの違い
単語の発音の違いに加えて、インド人の英語を聞き取りにくくしているのがイントネーションの違い。
英米英語とインド英語では、どこを強く読むかに大きな違いが出てきます。
一般的にヒンディー語は抑揚があまりないといわれますが、確かに英語に比べると単調に聞こえます。
ヒンディー語の訛りが強いインド人の話す英語は、聞き流す程度に聞いているとヒンディー語に聞こえるほど。
インド英語のイントネーションには、慣れるまで聞くことが必要です。