プラド展/兵庫県美

16:00過ぎに入場。初日だけれど、中はガラ空き。駅と美術館の間の
行き帰りの人もまばら。来場客の7割方が若・中年の女性。
全点で70点(うち、参考資料の書物9点)なので、やや物足りない感じ。

目玉のベラスケスはもちろん悪くないけど、ベラスケスらしい大胆な
筆遣いはやや乏しく、あまり面白味がない作品が多め。
目を引くのはスルバランの作品。最初の部屋にある磔刑図と最後の
部屋にあるキリスト図は必見。
最後の部屋にある宗教関連画は、いずれも見ごたえあり。
ムリーリョが1点しかないのは、とても残念。

図録は、ハードカバーの大(税込2,700円)と小(税込1,300円)の
2種類。大は文字がかなり多めで図録と言うよりは資料。
小は小さいながらも絵は綺麗でよくできている。