次世代育成環境ランキング
17年度、北九州市が1位 7年連続、小児医療など充実 /福岡
https://mainichi.jp/articles/20180517/ddl/k40/100/476000c
 全国主要都市の子育て環境を評価する2017年度の「次世代育成環境ランキング」で、北九州市が
20政令市の中で7年連続の1位を獲得した。出産環境や小児医療体制の充実のほか、放課後児童
クラブの取り組みが高く評価された。北橋健治市長は16日の定例記者会見で「さまざまな団体と
コラボレーションしてきた結果が評価された。一層の努力を続けたい」と述べた。同ランキングは男女
共同参画に関する調査・研究を行うNPO法人「エガリテ大手前」(東京都)が05年度以降、毎年
実施している。「出産環境」や「乳幼児保育」など7項目について、独自の基準で評価。同市は「出産
環境」のほか、「児童保育」、「小児医療」の3分野で1位となった。24時間対応可能な救急医療
施設が4カ所ある点や希望する児童全員が利用できる放課後児童クラブがある点などが評価された。
 エガリテ大手前は主婦やサラリーマンを中心に弁護士や大学教授らで構成。自治体や企業の男女
共同参画への取り組みの評価や提言を行っている。【木村敦彦】 〔北九州版〕