石川県の不動産市況、新型コロナで大幅悪化
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石川県宅地建物取引業協会(金沢市)と石川県不動産鑑定士協会(同)は、4月時点の県内の不動産市況DI(地価動向指数)をまとめた。
住宅地はプラス3.4ポイントと前回調査(2019年10月時点)から29.6ポイント低下した。商業地も33.4ポイント低いプラス6.8ポイント。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて大幅に悪化した。
4月時点の住宅地のDIは金沢市がプラス13.9ポイントと40ポイント近く低下し、小松市は0ポイントだった。商業地は金沢市を中心に悪化した。
10月時点の予測値は住宅地がマイナス45.1ポイント、商業地がマイナス47.1ポイントとさらに悪化すると予想される。

アンケートでは新型コロナで景気が悪化し、不動産価格の下落を懸念する声が寄せられた。「金沢市は観光業に頼りすぎている。
地価の下落は確実」との意見もあった。