「正力松太郎」や「瀬島龍三」はCIAの協力者とされたり、ソ連との密約を交わしたなどと【毀誉褒貶】はあるが、傑出した大人物なのは間違いない。
正力は零細の讀賣新聞社を日本屈指の大新聞社に成長させ、日本へのプロ野球・テレビ放送・原子力発電所の導入に尽力。
瀬島は陸軍大学首席→参謀本部→シベリア抑留→伊藤忠会長→中曽根政権のブレーンという非常に数奇な運命を辿っている。