大きな問題点があるとの指摘もある。
「多くのユーザーは気にも留めていませんが、不当な“損切り”が行われ、利益の上積みを
長年続けている店舗があります。このツケはユーザーが負っているのです」
(業界関係者・A氏)
どういうことか。パチンコ店の支払いシステムには、大きく分けて2種類ある。
「第三者型プリペイドカード」を利用するものと、パチンコ店が独自に発行する
「店発行型ICカード」を利用するものだ。
前者は、プリペイドカード発行会社が資金決済法という法律に基づいて発行する
カードをユーザーが購入し、このカードによってパチンコ玉やスロットのメダルを
入手し、遊ぶ仕組みだ。これを導入している店舗は約3500店で、全パチンコ店舗の
3割強とみられている。
残りの6割以上の店舗が導入し、現在主流となっているのが、後者の「店発行型ICカード」を
利用する仕組みで、ユーザーはまずパチンコ台の横に設置された玉貸機にお金を入れ、
玉貸ボタンを押して出てきた玉で遊ぶ。
遊戯終了時点で玉貸機に投入したお金の残高が残っている場合は、その金額分が記録されたICカードが発行され、店舗内に設置された精算機で精算することができる。
ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/2018/06/post_23603.html
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