いじめっ子の例えに戻るが、
集団同盟の意図は何なの?
主な動機は他人防衛ではなく、自己防衛でしょ?
その取り決めの実効性を確保する手段として他人防衛をするにすぎない。
その枠内で他人が自分を防衛することも保障されている。
したがって専ら他国防衛の部分だけを強調して違憲性を論じるのは断片的視点に基づく主張であり、
「木を見て森を見ず」の誤りである。

社会問題として特定の発言が問題視されることがあるが、
その部分だけではなく文脈全体から真の意図を判断しなければならない。
そうした前後関係を考慮せずに一部だけを取り上げて問題視するのは悪意すら感じる。
それと同類である。

国連憲章51条の日本語訳の件の続きだが、
一般論として、英英辞典を参考にしつつ文脈や文全体を意識して自ら訳語を考案したほうが正確に伝わることが多い。
英和辞書に出てこない訳語でも全く問題ない。
翻訳というのはそういうもの。
辞書にない言葉を使うのは改ざんであると考えるのは高校生まで。

『つたない直訳から、こなれた翻訳へ』
http://www.eva.hi-ho.ne.jp/m-narita/chap-423.html

ちなみに英和辞書は間違いが多いからあまり信用しない方がいい。
以下のNO1,4の回答も参考までに。

「教えて」皆さん、英語を勉強する上での一番の悩みは?
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6489971