まあ、菊花賞でヴェルトライゼンデ買っちゃった人のためについでに解説しておこう。

あの馬は普段の仕草(手前ごとの動きの差など)から元より右回りがあまり得意じゃない馬ではあるのだが、
菊花賞の直線を見てみ?

右回りコーナーは右手前で走るから直線に入ると左手前に替えて走らせるのだが
(ここで右回りが下手とか左回りが下手とかが出る)
この馬、ずっと手前を替えず右手前のまま走ってるだろ?

そこで池添の動きに注目なのだが、左の手綱を開く動作を何度もやってるのが分かると思う。
これは「こっちの手前に替えろ」って指示ね。一番代表的なやつ。

しかし、ヴェルトライゼンデはその指示に応じずずっと右手前で走ってるだろ?
馬は言葉を話さないので推測になってしまうのだが、
おそらくバテたので「自分が得意な手前」で走りたがってる。