カードシャープのイメージが日本語だと結構アホっぽいようなので、ちょっと名誉回復に原文ではどんな感じか載っけてみます。
ちょうど短いのが出てきたので…

【The Croupier's Sentenceカジノ支配人の宣告】

There's another important tool when playing roulette.
ルーレットをプレイするにはもうひとつ大事なツールがある。

It's like a court sentence, or a nail in your coffin. 注※
それは裁判所での判決のようなもの、あるいは君の棺に打ち付ける釘かもしれない。

Can't you guess?
まさか分からないなんて言わないよな?

Yes, it's the marker. It's also needed for your Lessons.
そう、マーカーだ。そいつもレッスンには必要だ。


※a nail in the coffin とは棺桶が開かないように打付ける釘のことです。
つまり「最後のダメ押しの命取りになるもの」のこと。
その前の、a court sentense も刑事裁判での判決文。
どちらもかなり心臓に悪いものを挙げています。

私はここで、ルーレットのマーカーが分からず調べました。
ルーレットのマーカーとは、出た目にディーラーが置く印の駒のことのようです。
どこの数字に印が置かれるかドッキドキで心臓に悪い、ってことでそれを裁判の判決や棺桶の釘に例えているのです。

カードシャープの言回しはこういったものが大変多く、ちょっと考えないと何の事かわからない時が結構あります。とにかく言い方が回りくどい。
本人はカッコつけてるつもりなんでしょう。 確かにカッコいい人がいえばカッコいいです。
そして、わかるよな?とか言って結論を言わないことも多いです。
そのため、日本語にはしづらいかもしれません。

カードシャープのカッコよさ、ちょっと伝わったでしょうか?
きっとポーズも決めまくりで話しているに違いありません。

器用で頭もよくなんでもできる癖に、いつも慾をかきすぎて失敗する。
そんなお茶目なカードシャープをちょっと見直してもらえるといいなと思いました。

この話、オチはカードシャープが
「ああ、光景が目に浮かぶ…。バン、マーカーが置かれた。バン、俺は再びオケラに。…悲しい。」
てな感じでなぜか負けているところを思い浮かべてしまったみたいで終わります。