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gerotaikutsu
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0010ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/18(月) 21:34:05.78
自分は不道徳から生まれた子供で愛に恵まれないと思っていたのが
実は自分はわがままなだけで周りから愛されているのではないか、ということ
0019ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/18(月) 22:09:56.98
構造美はないが一文一文ががっちりしていて見晴らしが良い、というニュアンス

>志賀直哉の散文はよくやかれた瓦できっちりとふかれた
  屋根屋根の起伏の美しき眺望のように
  見るものの心にうつるたしかさをもっている。
  が、生活の中からせり出して来る生々しい建造物の規模はもっていない
0021ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/18(月) 22:18:15.67
深夜にコーヒー飲み過ぎだな、バルザック
小さいカップとはいえ1日に70杯も80杯も飲んでいたらしい
あげく、粉のまま流し込んだりして
0023ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/18(月) 22:44:50.99
直井潔の話をみていると、この人は暗夜行路に命を救われているな
病気で身動きできなくて将来を悲観し、自殺を考えている中
暗夜行路を読んで、感激のあまり後編を1年かけて暗記したのだと
0024ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/18(月) 22:47:02.85
兄の手紙のシーンで泣くのか・・・
ヒューマニズムに燃えた経験のある人でなければ分からんのかもしれん
俺にはその心境が理解できなかった
『和解』もようわからなかった
0025ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/18(月) 22:52:09.17
文学作品が誰かの命を救ったり命を奪ったりするのはよくある話だな
たんなるきっかけなんだろうが
太宰治が死んだときは後追い自殺する人間が複数いたそうな
作家と作品の距離感の問題があるな
0026ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/18(月) 22:54:47.08
ゲーテは人間原理を描けるし正しい生き方の規範となりえたのだが
ゲーテ本人は冷たい人間だったという話がある
『戦争と平和』を書いたトルストイも雰囲気としてかなり怖い人だったらしいしな
0030ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/18(月) 23:20:04.25
息抜きに井上荒野の本を読んでいる
文章がかなり上手いのだが、女流作家特有の
なめらかさだかつやっぽさのようなものがある
この人の父親が有名な文学者で、ノートに書いた原稿を
よく原稿用紙に清書させられていたらしい
それで文章力が身についたのかもな
0032ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/18(月) 23:29:55.31
志賀直哉の文章に慣れてから現代小説を読むと
文章のスマートさに目がすべる
現代小説の文章って随分効率化が進んでいるんだなあと思う
0040ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/19(火) 00:01:27.22
もてあまして、処理の仕方に苦心する
どうせ処理するならばとできるだけ気持ちのいい方法を考えあぐねる
もてあます、だの、処理する、だの
嫌なイメージが性欲につきまとっている
あまりにも面倒だ
子作りのときだけ意識的に湧き出させればいいのでは?
0041ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/19(火) 00:05:22.89
最近文字ばかり読んで思考が働いてない
文字から想起されるイメージ以外では何も考えていない
読書したらアホになるというのは本当だな
読み方にもよるけれど
0044名無し戦隊ナノレンジャー!垢版2017/12/19(火) 00:29:14.69
         , -───--、
          / ( ゚д゚ )   /  >>1乙zz...
          r-<,ぅ⌒cソ、. /   
       ノ '、 , 、 _, ' //
       (_,.       //
        (.,_ `'ー-、_,,..ノ/
         ~`''ー---‐'
0054ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/19(火) 01:47:20.96
志賀直哉の文章は無駄のなさという点でいうと
極限まで磨きがかけられている
このレベルのをもっと読まなければ
ただし、美しいというわけではない
抽出したのではなくて自分が書きたい以外のことを一切書かないだけなのだ
0060ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/19(火) 10:09:51.35
たしか円城の小説を再読して切れそうになったのが9月後半で
そこから理系の学問がどうとかいいだして、今は志賀直哉を読んでいるわけか
0063ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/19(火) 10:15:22.35
志賀直哉を初めて読んだのがおよそ2ヶ月前だ
これは覚えている
たしか「灰色の月」という短編で
文章のリズムの安定感に感心したのを覚えている
谷崎潤一郎とセットで読んでいたはず
0064ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/19(火) 10:17:59.10
それで、本屋で志賀直哉を拾い読みしたり短編集を買ったり
論文を読んでいるうちに「これは読まなければいけないな」というふうに
なっていった
0067ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/19(火) 10:23:49.85
ノーベル文学賞の場合、訳の問題がつきまとうんだな
川端のときもそうだったらしい
選考委員に日本語の研究者がおらず苦心したそうな
0068ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/19(火) 10:25:58.30
村上春樹は英語できるから、訳したときの良さと日本語の面白さと
バランス取るのにかなり頭を使っている
あの計算がかえってアンチ?を生み出す要因になっているのでは
0070ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/19(火) 10:34:08.49
三島は太宰を嫌っていた
三島自身にも太宰に近しい性格があって
「ああはなるまい」という意味で距離を置いていたらしいが
実際に嫌いだったのだろうな
0073ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/19(火) 10:42:43.02
最初は志賀直哉が太宰の小説をつまらない、と
感想もらしたのがきっかけだったらしいが
そのときの志賀は太宰のことを何も知らんかった
太宰の現状を知っていれば恐らくそれ相応の評価を考えたのだろうと思う
0077ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/19(火) 11:21:51.66
いろんなものに振り回されていると安定した気分というのは得られない
謙作は安易に葛藤を放棄して落ち着く、という状態を拒み続ける
しかし太宰のいうような自我の闘争(自分の意思でぶつかっていくような)は無い
このあたりの絶妙さが肝なのかもな
精神的闘争はかなりしていると思う
0079ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/19(火) 11:29:09.05
安定状態を得るにはなにがしかの闘争しなければならない、
という強迫観念があるな
単純に考えるとエネルギーの交換にすぎないが
エネルギー、資源の問題でずっと闘争しているからな人間
0080ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/19(火) 11:34:02.14
謙作は素直だな
痩せて目がひっこんだお婆さんを見て
「メザシ」を連想する
お婆さんからメザシを連想したことについてなんら違和感を持っていない
0082ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/19(火) 12:03:21.33
謙作がシェークスピア原作の活動写真(映画)を見て感心し
「から騒ぎ」(シェークスピアの喜劇)を買ってくるシーンを読んでいる
それまでは東洋の骨董で自分を慰めていたのだが
西洋の喜劇で元気付けられる、という心境になっている
0085ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/19(火) 12:14:36.19
4大悲劇も頑張って読んだが「なんだこれは?」という感じだった
あとで論文などを読んでいろんな解釈があることを知ったが
どこか腑に落ちない
0097名無し戦隊ナノレンジャー!垢版2017/12/19(火) 19:55:39.47
お袋さんがまたメロンパンを食べています
皮の部分を先に食べて残ったパンにハチミツつけてました
仕方ないので明日の朝ご飯の分も買ってきました
0103ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/19(火) 20:33:06.15
志賀と川端のおかげで昔の文学が古臭いというイメージが払拭された
今の俺にとってものすごい斬新だ
古典にあまり触れてこなかったものだから
0104ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/19(火) 20:34:43.55
古典に触れようとわりと真面目に思ったのがつい最近だからな
それで論語や大学、中庸、孫子、漢詩など漢文や
日本の伝統的な和歌を読み漁っていた
0106ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/19(火) 20:38:35.97
俺は極端で影響されやすい性格で
古典がいいなと思うと新しい小説が下らなく思えてくるんだな
この性格がどうもなおらん
0114ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/19(火) 22:15:59.53
綺麗に書こうという気がまったくなくて乱雑な印象さえ受けるのだが
丁寧に読んでみると妙にきっちりした印象を受ける
0116ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/19(火) 22:23:40.73
志賀の文章を分析した論文をいろいろ読んだが
あれは特定の箇所だけ抜き出したり総論としてのものだから
実際に読んでみると分析など参考にならないことが分かる
0119ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/19(火) 22:33:47.63
最初から「読みやすさ」を意識した文章だと
何気なしに流して読めるのだがそれができる箇所がほとんど無い
これに驚いている
0126ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/19(火) 23:18:59.50
ひたすら三文芝居じみた人間関係にまつわる出来事と風景描写と
主人公のちょっとした気持ちの変化が綴られていくだけで
面倒な内面描写など皆無だ
0131ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/19(火) 23:38:30.02
最初からわかりやすさと速いテンポで読むのが前提の現代小説は
最近どうも味気なくて読んでいると目がすべってしまう
目がすべるというのは一応文字を目で追っているのだが内容が
頭にスムーズに入ってこないということだ
0133ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/19(火) 23:51:05.96
読みたい論文がたまっている
難しいのと長いのはパスしてるが人文系のなら大抵いける
理系の論文は意味不明なのばかりだ
0134名無し戦隊ナノレンジャー!垢版2017/12/19(火) 23:54:03.82
読みたいエロ本がたまっている
難しいのと長いのは自慰してるが人妻系のなら大抵いける
ロリ系のAVは意味不明なのばかりだ
0141ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 00:21:07.35
島崎藤村のエッセイからいろいろ教わった
島崎藤村も偉大だが、ちょっとものものしく気取りすぎかな、という気はしている
晩年は大分落ち着いてるがな
0142名無し戦隊ナノレンジャー!垢版2017/12/20(水) 00:23:40.97
>>140
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0143ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 00:26:43.27
>>142
Blood-cというアニメに「古きもの」という化物が出てきた
あれと戦うことをイメージすればいい
それくらいやらないと古いものは壊れてくれない
0144ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 00:30:17.17
古きものは猟奇的な方法で人を殺す恐ろしい化物
殺しに特化したような攻撃能力を身につけている
あれと真っ向から戦うのは至難だろう
0145ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 00:33:28.78
古いものと戦う努力をしているうちに
新しい方法を生み出すことができるようになる
新しいものばかり見ていると古いものは壊れてくれない
簡単な道理である
0146ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 00:36:54.18
俺自身がまず時代についていけない「時代遅れな人間」になってきている
それで俺自身が「古きもの」扱いされてからが勝負だな
俺は殺しの手段を磨かなければならんが・・
0148ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 00:43:47.41
新しいものほど優れている、という価値を信じていると
すぐにマンネリに陥るからな
新しいものなんてそんなに多くない
古典の中に埋蔵された価値のあるものを忘れている
0153ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 01:14:27.67
アメリカのパースの哲学に従うと
差異そのものを価値に見立てなければならない
他人と自分に差があるのは当然だし、お互いにそれを価値として
認めましょう、ってのが理想なんだが実際はまるで別物だ
つまり他人とのちょっとした差で自分には価値がないのではないかと
勘違いして悩む人が増えた
0156ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 01:31:13.52
俺も謙作と同じく
中身は道徳的欠陥人間だと思う
謙作は自分の欠陥を認めて自分も他人も許せるようにかなりの精神的努力をしている
俺にはそれができていないようだ
0157ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 01:36:22.26
太宰は暗夜行路の主人公に対して他人を許すだのなんだの
何様のつもりなんでしょう、と喧嘩売ってるが
謙作のような人物はそういう生き方しかできないんだと思う
0158ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 01:42:31.31
自分の中でどうしても許せないことがあって、それと
折り合いつけるために闘争という手段をとらずに
自分のなかで許せるように努力しているということだからな
太宰がいうのはそういうのではなくて
もっと自我を押し出して闘争しろ、というようなことをいっている
0159ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 01:48:57.94
太宰は自分のことを軽薄だと開き直っているが
太宰は軽薄さの中に自信を見つけているような感じがある
軽薄さも使い方によれば己をアピールするための武器になるという
軽薄なりの頭の良さがなければだめだがな
0160ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 01:54:46.49
椎名誠も双子座じみた頭の良さをもっていた
性格は確かに軽薄でノリもフットワークも軽い
それで昭和軽薄体、みたいな独特な文体を身につけて人気を博していたな
最近の作家では伊坂も双子座で、これまた軽い
いろんな価値観を自在に使い分けるがそのかわりノリが軽い
軽いのは双子座の宿命なのかもしれん
重たい事情を抱えていても軽い演技やってのけるからな
0162ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 02:06:55.95
人間の精神はもともと分裂状態にあるのだが
双子座の性質というのは生まれつきそのことを自覚しており
分裂状態の意識を自我として保つのに
自分自身の対称性を維持するのが一番効率が良い、という判断をしている
自我の乱れを押さえ込む一番効率的な方法をそのまんま実践しているから
そのことが分からない人には軽薄に見える
0167ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 10:13:37.25
晩年の志賀は創作動機を失ってほとんどエッセイみたいな文章しか残していない
自分の身のまわりに起こったことをそのまんま描写するだけだ
0168ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 10:15:41.06
要は親との確執にまつわる葛藤が大きな動機となっていて
「和解」と「暗夜行路」で総決算をした、という感じか
戦後は小説を書く動機も薄らいで普通の生活を送ろうとしている
0177ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 10:54:19.88
藤村は芥川から偽善者扱いされているし
志賀からも反発受けていた
それでも文学を捨てなかったのだから筋金入りの文学好きなんだな
0180ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 11:04:25.51
藤村は白樺派を遊びのようなものだと揶揄している
志賀直哉は既存の白樺派とは一線を画した場所でヒューマニズムを貫いた
0181ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 11:06:43.52
ヒューマニズムは人間中心主義で、突き詰めると
人間個人である自我を中心においた考え方である
藤村はそうではなく自然主義だった
0182ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 11:10:26.51
自然主義では人間の文化や生活も自然現象のようなものだと捉えて
美化を否定し、赤裸々な現実を描く立場である
それで、人間の醜い面を露呈させる趣味の悪い小説が幅をきかせてきたことから
その流れに反発するような文学が多く生まれた
0186ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 11:23:52.16
ヒューマニズムは突き詰めてやらないと陳腐なドラマに成り下がる
大衆小説の多くはヒューマニズム前提だがな
刑事ドラマなんてヒューマニズムがないと成り立たない
医療ものもそうだ
普遍的な人間の良心を追及しなければ倫理なんて存在できないのだからな
しかし純文学の枠組みでヒューマニズムに徹するには
志賀直哉の方法以外には無いのかもしれない
0189ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 11:35:56.00
俺にはまだ幼児的な感覚、中二病的な感覚が強く残っていて
普通のことを「ありきたり」といって下らなく思ってしまうところがある
この姿勢そのものが既にありきたりなのだろうがな
0192ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 11:46:10.02
南米の村で生まれた女の子が
自分の運命(血の定め)に立ち向かう、という筋書きの脱出ホラーゲーム
トゥルーエンドの方はメタフィクションっぽい感じの不条理ギャグ
0193ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 11:50:23.98
主人公の女の子はイライラしてくると記憶が飛んで暴力的な性格に豹変する
そのため精神安定剤をいつも母親から渡されて持参している
何事にも寛容であるように、という村の教えに背いているのではないかと
いつも強迫的になっている
それで、血の定めに導かれるようにして「永命館」に入ってゆく
0197ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 12:08:36.81
藤村の文章からは何か自然体の自分を求めて
悪戦苦闘しているようなオーラが出ている
晩年のエッセイの穏やかさというのはここから来るものか
志賀のはいかにも人間らしいエゴを通じた精神的葛藤
0199ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 12:25:47.60
芥川は現実世界のおかしいと感じることに対して中々目を瞑ることができなかった
それでどんどん工夫をこらした表現を身につけていく
芥川が志賀直哉の文章を「純粋」といったり「理想的」といったりしているが
それは自分に出来ないことをやってのけているからだろうな
0200ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 12:31:25.42
『歯車』になるとほとんど私小説に近いのだろうが
どこまでが計算でどこまでが情動でどこまでが神経回路なのか
よくわからんような凄みが出てきている
0206ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 13:08:22.62
暗夜行路370ページまで読んだ
念願だった直子との結婚を果たした謙作
ここからまた新たな葛藤が始まり気持ちに変化を与えていくわけか
簡単にはいかないな
0227ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 21:08:51.04
エッセイ 「鳥」

みなさんは鳥がお好きでしょうか
私は好きです
世界にはじつに様々な鳥がいます
例えば、ハト、スズメなど・・・

0228ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 21:10:08.03
このエッセイで言いたかったことは
「私は鳥が好きだ」というのと
「世界にはたくさんの鳥がいる」ということでした
しかし、とっさに思い浮かんだのはハトとスズメだけでした
0230ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 21:19:38.32
謙作の留守中に直子が要という男と肉体関係を持ってしまうのだが
そのプロセスがおかしくて笑いを禁じえない
しかし謙作にとっては重大なことだったのだ
0234ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 21:43:39.64
直子の不倫のあと些細なことがいろいろあって
山登りして謙作の気持ちが自然の中に溶けていくのだが
帰ると疲れ果てて下痢になって寝込んでいるところで終わり
最後までドラマらしいドラマが皆無だった
0235ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 21:47:09.27
締め方はよかった
自分のことも直子のことも許せただろうな、と
ただ謙作がその後目覚めるかどうかまでは描いていない
謙作が生きようが死のうが直子が謙作のことを信じてついていく気持ちになったのである
ずっと謙作の気持ちについて描いていたのが、最後の最後で
直子の気持ちを描いた
0236ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 21:55:31.60
お栄のキャラはどっからもってきたんだろ
あるときは母親代わりだし、恋人にしようとも考えるし、友達感覚で話すし
よくわからんな・・・
0237ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 22:00:57.93
あとがきも読んだ
どうやらこの暗夜行路のプロトタイプである「時任謙作」という小説は
夏目漱石の奨めで書き始めたものらしく
お世話になった夏目漱石への感謝の言葉が書いてある
ちょうど「こころ」を連載していたときか
0238ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 22:07:21.68
夏目漱石に奨められたにも関わらず中々書けなくて悶々としている当時に
夏目漱石は亡くなってしまう
それで漱石への追悼の意味で書いた短編「佐々木の場合」を発表する
そのあとはどんどん作品を書いているな
0239ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/20(水) 22:12:01.54
父親との不和を題材にしていたのに和解してしまったものだから
プロトタイプの小説を大幅に手を加えなければならなくなり
そのため暗夜行路の完成にやたらと時間を要している
0251ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/21(木) 00:06:28.31
ちょっと裏路地に入ると急に汚くなって
酔っ払いのゲロが散乱しているところにゴキブリが無数に集っていて
いかにも大阪だな、と思ったりした
0257名無し戦隊ナノレンジャー!垢版2017/12/21(木) 00:30:36.25
                               ☆
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0269ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/21(木) 02:00:25.87
たまにブワっと大量に読みたくなるだけで
普段あまり読まないしな
図書館通いしていた頃も無作為に乱読していただけだった
本屋の立ち読みも擬似速読で適当に読み飛ばすだけ
だんだんと文字がミミズの羅列に見えてくる
0271ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/21(木) 02:03:05.48
大衆小説などゴミ文明の生み出した負の所産なり
俺も奴隷だがまだ読んでいただけるだけありがたく思わなければならない
やはり純文学が一番だなハハハ
0276ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/21(木) 02:19:35.01
円熟期の短編で理解できないのもいくつかあるが
これは志賀小説の性質上仕方ない
その心境にまで到達したことがないから、分かろうにも分かることができない
0289ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/21(木) 17:05:02.17
志賀直哉の『和解』
頭では分かるのだが中々心に響いてこない
なんせ結婚して子供をもった経験がないからな
志賀の家系は一種のエリート一家みたいなものだから
余計に共感ができない
0291ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/21(木) 17:07:31.75
暗夜行路にはがさつ」だったり「下品」なキャラが結構出てくるけど
これも志賀の感覚からみた話で、俺にとっては普通だなと思った
0294ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/21(木) 18:55:22.17
「盲亀浮木」という短編が晩年短編集のラストを飾っている
これはもう80歳超えてからの作品だな
あとでじっくり読ませていただこう
0301ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/21(木) 19:43:01.64
初期短編集で一番最初のは21歳のときに書いた「菜の花と小娘」だ
童話風の小話だがこの頃からすでに志賀っぽい文章のリズムができている
0306名無し戦隊ナノレンジャー!垢版2017/12/21(木) 20:05:59.66
お袋さんがウルトラQのオープニングみたいな曲を大音量で流しながらNHK見てます
どうしたらいいですか?どうしていいのか分かりません
0308ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/21(木) 20:26:53.48
最初の短編、オチがいちおうあるんだが
意図がよくわからないな・・・
志賀のことだから「そのまんま」なんだろうけど
0309ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/21(木) 20:54:26.82
芥川は志賀の「和解」を読んだ当時、小説を書くのが嫌になったそうだ
志賀が「和解」を書いた動機はそのまんまだった
ずっと確執をもっていた父親と和解できたことに対する喜びを
何の技巧も使わずに正直に表現して一気に書き上げた
一方の芥川は自分の家の事情を素直に書くことを極端に嫌っていた
0310ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/21(木) 20:57:14.09
自分のできないことをストレートに出来ている志賀に対して負い目を感じていたという
芥川は技巧と逆説の鬼でそれは誇れるレベルに達しているのに
芥川は自分の作風をどこかで嘘のように感じて憎んでいた
0312ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/21(木) 21:03:54.27
「和解」は私小説のお手本中のお手本といっていいほど
簡潔で素直な構成になっている
これを書き上げたあとに暗夜行路に挑んでゆくわけである
0314ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/21(木) 21:30:29.73
昭和初期には岩波に対抗して出てきた改造文庫ってのがあるが
今はもう廃刊されて無い
改造というのは文学雑誌の名前だろうな
初出の欄で名前をよく見る
0315ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/21(木) 21:35:12.90
改造文庫の画像を見たが表紙が布張りで高級感があった
しかも岩波より安い、ってのをセールスポイントにしていたらしい
コストの問題で駄目になったのかな
0317ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/21(木) 21:47:41.57
暗夜行路の後編を芥川は読んでないと思い込んでいたが
後編のテクニックの向上について言及している文章があった
ということは途中までは読んでいるな
後編の途中で書けなくなって放置したということか
年表を良く見てなかった
0319ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/21(木) 22:00:43.61
この作品は芥川が自殺する数ヶ月前に雑誌の改造に載せていたものだな
谷崎潤一郎と論戦しているふうだが
芥川と谷崎はそれほど仲悪くなかったらしい
谷崎の作品をやや悪趣味だとは思っていただろうがな
0323ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/21(木) 22:19:11.14
「志賀直哉 犬」で画像検索をかけると
犬やウサギと一緒にうつっている志賀の写真が出てくる
晩年の短編で書いていることも写真から得られる印象そのまんま
0324ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/21(木) 22:22:20.55
近所の人がウサギを食うときの裁き方を教えてくれるが
動物は可哀相だからできれば殺したくない、みたいな素直なことを書いている
なんてこともないただのじいさんの感情論だ
0326ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/21(木) 22:32:19.61
谷崎潤一郎からもらった犬の話もあるな
これはクマに似た犬で名前もクマという
クマにも似ているが犬にも似た犬だという
0327ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/21(木) 22:36:56.83
違った
クマは谷崎潤一郎にもらったのとは別のムク犬だったな
谷崎がくれたのはスマートなグレーハウンド
クマは娘がほしがったのか
0332ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/21(木) 23:05:41.99
ふつう、人が判断するところの「偶然の出来事」を
偶然の出来事だとは認識せず、自我の必然の内に処理しようとした結果
意識に混乱をきたす
これがいわゆる「地獄」なんだと思う
あくまでも俺の単純なとらえかた
「偶然」を認められないってのは俺も経験がある
すべてが必然でなければならなかった
0334ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/21(木) 23:11:24.44
ヘーゲルもいっていたが自意識の必然に比べると
偶然なんて無きに等しいようなものだ
人間がなぜ「偶然」として様々な事象をとらえてしまうのか
そっちのほうが不思議でならなかった
自分の意識と意識以外のことの落差が理解できなかった
0336ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/21(木) 23:16:54.60
>>333
スターウォーズは設定量が多すぎて頭混乱するから
三部作以外見なかったな
出来はたぶん良いのだろうとおもうけど

>>335
俺の中では90年代で終わっている
0339ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/21(木) 23:42:12.60
これも100年以上前の作品だが古さを感じない
現代小説でよく使われているテクニックのプロトタイプといっていいくらいの完成度で
大正元年にこれを書いたというのが驚愕だ
0341ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/21(木) 23:55:22.50
扱っている時事風俗が古いのは仕方ないが
切り取り方の無駄のなさが良い
嵩増しするために無駄な細かい描写を入れたりしないからな
0342ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/22(金) 00:01:30.15
読み手にもたらすであろう生理的リズム感覚のことを考えて
無駄のない描写だけきっちりしている
おそらく雑念が入ってない状態で集中して書いているのだ
非常に明確で簡潔、クリアなイメージがある
0344ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/22(金) 00:10:53.52
21歳から80歳までの軌跡を
わずか60本たらずの短編で追っていくってのも気が引けるがな
暗夜行路を読破したことで志賀恐怖症が克服できたことだし
どんどん読み進めていくぞ
0346ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/22(金) 00:16:56.43
俺の煩悩と陳腐な葛藤だらけの濁った頭にはこのクリアさが良い薬になる
そういえばキリスト教観を題材にした「濁った頭」という短編もあったな
これも読むか
0347名無し戦隊ナノレンジャー!垢版2017/12/22(金) 00:18:30.27
>>346
- - 、
  <(    `、 ヽ  ' ' `,-‐、
    /⌒   ̄\\从/, | 刃
    / .イ    l |  ' ;  | .|
   / ./ |     | | ∴` |  |
   / ./  |    | .|/Wヽ | 彡⌒ミ
  / ./  |    | |、' ` |(´・ω・`) __   イヤッッホォォォオオォオウ!
 ⊂、J  (   i.  !__) ; : |    ^ム 〕
  !  !!  |  .||  | !! '   |    |.i .|
  :  ::   .|  .| |  | ::     |     |!  |
      )  ) )  ) / ̄`ヽ    | `‐´!
     .|  |  |  |  |\ "ヘ、._  | !  :
     |  |  |  |. ! ; !\  l|  | .;
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     |\__)  |\__) 、 `  `'. |.  |
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                   ! ! !
0362ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/22(金) 09:23:21.05
自然主義は人間の嫌な側面もありのまま赤裸々に描くものだから
すぐにグロテスクに陥る
志賀も武者小路もそれを嫌っていたらしい
志賀は人道主義の白樺派の中でも考え方を徹底しており
自分の生きる道そのものと文学の世界を極限まで近いものに
してゆく努力をした
文学のために自分の人生をあわせていたのかもしれない
0364ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/22(金) 09:28:22.30
芥川の芸術観を見ていると構想が大きすぎるような気がする
自分の芸術の完成像と自分を取り巻く現実とのギャップに苦しみ続けるからな
0365ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/22(金) 09:31:55.26
芥川龍之介論
――藝術家としての彼を論ず――  堀辰雄
http://www.aozora.gr.jp/cards/001030/files/47895_49218.html

>彼が志賀氏から彼の作品に關する批評を聞いたのと時を
  同じくしてゐるかも知れない。志賀氏が彼に批評したのは、
  彼の「奉教人の死」に就いてである。志賀氏は、
  その「奉教人の死」の主人公が死んで見たら實は
  女だつたといふ事を何故最初から讀者に知らして
  置かなかつたか、と彼に言ふのである。

  筋としては面白く、いいと思ふが、作中の他の人物同樣、
  讀者まで一緒に知らさずに置いて、仕舞ひで背負投げを
  食はすやり方は、讀者の鑑賞がその方へ引張られるため、
  そこまで持つて行く筋道の骨折りが無駄になり、損だと思ふ。

  讀者を作者と同じ場所で見物させて置く方がどうもいい、
  芥川君のやうな一行々々苦心して行く人の物なら、
  讀者はその道筋のうまさを味はつて行く方がよく、
  さうしなければ勿體ない話だといふやうな意味のことを
  言つたさうである。それを聞いて、芥川氏は素直に受け入れて、
  「藝術といふものが本當に分つてゐないんです」と答へた
0368ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/22(金) 09:41:04.34
というのは「歯車」の一節から想像した勝手なあれだが
自分には志賀のような精神的闘争をやるだけの意思が残されていない
と感じたのかもしれない
ちょうどそのときの芥川はストリンドベリ状態に陥っているからな
0369ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/22(金) 09:43:54.00
「閃輝暗点」の描写があまりにも的確であるため
芥川は当時最新の医療情報を調べて自分の病状を理解していたのではないか?
と松本清張がルポルタージュの中で詮索している
0370ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/22(金) 09:45:47.25
松本清張は意識的かどうか知らんがああいった記事を書くときには
陰謀論とも思えるような視点にも立脚する癖があるからな
どこか胡散臭さが漂うのが松本清張の良さでもあるがな
0372ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/22(金) 09:57:22.62
NHKブックスをよく立ち読みしているけど
なにか入門書と専門書がごちゃ混ぜになったような情報が多く
とらえどころがない
0377ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/22(金) 10:11:28.40
>僕ねえ、松本式採点法というのがじつはあって。
  ゲストがなんか言って、それを返した時には、
  松本のポイントにはまだなってないんですよ。
  一個返すだけなら誰でもできるんです。
  だって喋ってる途中、考えといたらええねんから。
  ポイントになるのは、もう一回帰ってきた時、
  ラリーをいくつできるかなんです。もう一回返ってきたら、
  もう一回返して、それにかぶしてきたら、こっちもかぶして、
  これによってポイントが倍、倍に重なっていく。
  「ぷよぷよ」の五連鎖みたいな(笑)、「めっちゃ消えたな」
  みたいなのがあるんです
0380ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/22(金) 12:38:38.00
志賀の短編「朝顔」を読んだ
内容は、朝顔の葉っぱが虫刺されによく効くので毎年植えているということ
ある日アブが来たので追い払おうとしたら朝顔の花の蜜だけ吸って
出て行ったので親近感を覚えたこと、また実際にそれがアブだったのかどうか
調べても分からなかった、という話
ただのエッセイやなこれ
0383ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/22(金) 12:44:53.87
少しばかりの名誉欲が残っているらしく
良い文章を書こうという意識は伝わってくる
実際に落ち着いた良い文章だがな
0387ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/22(金) 12:51:11.84
コウモリが書斎に入ってきて捕まえたがエサを食わないので
家の中で放し飼いにしておいたらいつのまにか逃げていった、という話もあるな
0388ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/22(金) 12:52:18.88
やはり鳥とは違うようだ、とかいってるが
コウモリは奇形化して翼のはえた哺乳類だからな
鳥とはまったく別物
ネズミのほうが近いのではないかと思う
0389ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/22(金) 12:55:46.73
不愉快なので犯罪に関する映画や記事に触れたくなくなった、というようなことも書いている
ただの素直なじいさんだな
0392ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/22(金) 13:00:13.49
電車に轢かれて大怪我したことがあるらしく
その精神的ダメージが小説にも反映されている
「城の崎にて」がその代表か
0393ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/22(金) 13:02:31.80
晩年の覇気のないエッセイは今ひとつ読んでいても面白くないな
普通のじいさん日記と化している
やはり円熟期の完成された短編を読もう
0394ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/22(金) 13:07:09.73
グエッとなるような気持ち悪い描写もたまにあるが
流して読むとそれほど気にはならない
さりげなく当たり前のように出てくるのがポイントだ
0395ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/22(金) 13:08:25.40
カミソリで首を思い切り切って流血の惨事だったり
電車に轢かれて頭と腕を切断された女の子だったり
そういうのがしれっと当たり前のように出てくる
0397ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/22(金) 13:10:59.95
俺なんか大袈裟で振り回されやすい性格で
こういった描写は大袈裟に書いてしまうだろうな
一行でさらっと済ませられない
0399ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/22(金) 13:15:26.88
それは筆舌に尽くしがたい痛ましい光景だった、みたいな表現が妥当なんだろうが
想像してしまっていかんな
適当に見たまま書いても冷淡な感じがあるし
0407名無し戦隊ナノレンジャー!垢版2017/12/22(金) 20:03:22.19
お袋さんが急に有馬記念を買いたいと言い出しました
お袋さんはギャンブル嫌いな筈ですがテレビの影響なんだと思います
0411名無し戦隊ナノレンジャー!垢版2017/12/22(金) 21:38:33.88
酔っ払いうぜえええええええええええでええええええええええ
近づいてくんな!はよ消えろ基地外!!!!!!!!
そしてそのまま死ね!!!!!!!!
0419名無し戦隊ナノレンジャー!垢版2017/12/23(土) 00:33:32.24
>>418
                        ,,从.ノ巛ミ   彡ミ彡)ミ彡ミ彡ミ彡)ミ彡)''"
                       人ノ゙ ⌒ヽ   彡ミ彡)ミ彡)ミ彡)''"
                   ,,..、;;:'"゙゙       )  从  ミ彡ミ彡)ミ彡,,)
  ( ゚д゚ )つ   ,,..、;;:〜-:''"゙⌒゙          彡 ,, ⌒ヽ 彡, 彡"彡,彡,
   と_,、⌒) )::::::゙:゙                    '"゙   ミ彡彡,彡,彡,彡,
     (_ ノノ  ``゙⌒`゙"''〜-、:;;,_                   ) 彡,,彡,彡,
0421ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 00:39:11.80
インタアネットといふのは電線のネットワアクを用ひて
情報を共同することのできる通信手段だといふ
私は便利な時代になったものだなあと感心したのであった
0428ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 01:12:07.42
「大道寺信輔の半生」を読んでいる
ここに出てくる徳富蘆花の本は実際に芥川が小学生のころ繰り返し読んでいたらしい
俺も岩波のを持っているんだけど漢字だらけでまともに読み通せない
0439ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 02:35:48.34
NHKブックスの『空の哲学』を立ち読みしたんだが
空についてはさっぱり分からなかった
ヘーゲル、ニーチェ、竜樹の共通点のようなものが書いてあったが
よくわからなかったな
0443ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 03:40:20.77
志賀晩年の短編集のラストにある「盲亀浮木」を読んだ
奇跡に近い偶然についての話だ
志賀は偶然ではなく「何かの力」が加わっていると考えたが
その何かが自分の耄碌した頭では分からない、ということで
じいさんらしく締めくくっている
0449ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 09:38:06.17
北村透谷を読んでいる
キリスト教に影響を受け自由民権運動に参加、浪漫主義
世界平和と恋愛のために生きて国粋主義に殺される
25歳で自殺
0451ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 09:46:13.06
なんとなく分かる気がする

>後になって、余り自分の空想が甚だしかった事と、
  その後に起る失望、落胆の激しい事に驚いた、と
  書いたものなぞもある。或る時は又一個の大哲学家となって、
  欧洲の学者を凹ませようと考えた事もあって、その考えは
  一年の間も続いて、一分時間も脳中を去らなかった。

  こういう妄想を、而(しか)も斯ういう長い年月の間、
  頭脳(あたま)の裏(うち)に入れて置くとは、何という
  狂気染(きちがいじ)みた事だろう、と書いたものなぞがあるが、
  頭脳が悪かったという事は、時々書いたものにも見えるようである。

  北村君はある点まで自分の Brain Disease を自覚して居て、
  それに打勝とう打勝とうと努めた。
  北村君の天才は恐るべき生の不調和から閃き発して来た
0452ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 09:48:10.12
>欧洲の学者を凹ませようと考えた事もあって

これは俺もある
中二病というか何というか・・・
Brain Diseaseは脳疾患という意味だが
たぶん妄想癖のことなんだろう
0464ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 10:35:37.68
倒錯的妄想をもてあました受験生などが
勉強の合間に書いたりしているんだろうな
芥川が太宰に恋したり、意味不明のやつを
0465ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 10:37:17.67
太宰が芥川の熱烈なファンだったのは確かだが
芥川がその期待にまともに応えるとは思えない
カップリングとして不成立だよ
0467ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 10:44:58.74
直木賞で御馴染みの直木三十五がなぜ有名になったのかというと
活動の仕方が精力的だったからだ
とにかく仕事が速い、活動的
0472ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 10:54:40.75
芥川賞ってのはどうも「頑張って作家としてのスタート地点に立てたで賞」みたいな見方が
幅をきかせているな
実際に直木賞のほうが実績のある(世間から認められた)作家に送られる賞だからか
芥川賞はすなおに作品に対して贈られるそうだが
0473ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 10:56:40.93
文化はまっすぐに進歩しているわけじゃないからな
退廃してくると必ず再生のための運動も起こる
進歩というのは欧米文明の伝播がそのように錯覚させているだけに過ぎない
0474ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 10:58:20.96
文明の利器が多く生まれて、それを有機的に体系化して扱えるようになったのは確かだ
それで人間のほうも進化したのではないか、という錯覚が生まれている
0475ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 11:00:22.46
暮らしに必要な知恵というのは数千年前に出尽くしたからな
芥川が「河童」で描いているように、宗教を信じなくなった人間は
「生活教」を盲目的に演じ続けるしかない
0481ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 11:21:23.31
この本は晩年の作品6本まとめて入っているからお薦め
極めつけはラストの「歯車」だ
青空文庫でも読めるけどこっちのが現代仮名に全部換えられているため読みやすい
0485ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 12:27:37.87
歴史家になることをあこがれていたらしいが歴史家は向いていないと思ったのかな
歴史から引っ張ってきたネタを用いた現代小説をよく書いている
0506ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 18:14:34.27
一度古本屋に売ったニーチェの本を懐かしく感じ
売値の2倍で買い戻した話などが書いてある
これは中学生のころなのかもな
0510ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 21:16:29.93
昔の都会は鉄骨造の建物ばかりだったのだな
関東大震災の火災で鉄骨が曲がって崩れることが分かってから
鉄筋コンクリートのビルが急に増え始めたという経緯がある
0512ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 21:19:34.27
田舎の本屋で洋書を注文すると丸善から取り寄せる、というのが通例だったらしく
文人にとって丸善は一種憧れの存在だったとか
0515ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 21:26:57.53
芥川の場合は虚実を織り交ぜた私小説「風」なんだが
志賀の「和解」はおそらく9割方そのまんまの事実だろうなと思う
よく半月でこんだけ綺麗にまとめられるな
0518ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 21:35:30.20
芥川は万年筆が嫌いだったらしく
Gペンを丸善のインクにつけて書いていたという
宮沢賢治は丸善の原稿用紙を愛用していたという
0522ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 21:50:15.28
日本自体が丸善の支配下にあるようなものかもしれんね
文豪がこれだけ丸め込まれているのだから
丸善の二階恐るべし
0528ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 22:00:58.78
古くなったものはリサイクル市に出されてなくなるし
定期的に新しいの入れないと人が来なくなるからな
リサイクル市でよく図書館から落とされた本をもらっていたが
大したのがなかった
朝日ソノラマとかよくあったな
70年代のラノベが
0529ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 22:04:05.92
しょーもない本でもリサイクル市のはでっかい強力なシールがベタっと貼ってあるから
売ることもできず燃やしたり捨てたりしていた
0534ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 22:16:38.68
大したオチのない日常モノばかりだ
ハア、ソウデスカ!ってなるのばかり
特に感動を求めているわけでもないがな
あまりにも日記じみているから退屈には違いない
0536ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 22:22:00.82
胆石なくても生理的な不調ですぐに怒りっぽくなるらしいが
自分の怒りのせいで巻き添えを食う家族の哀れさについて書いてある
それ、おまえのせいだろうが!っていいたくなるが志賀はマイペースなので
あまり気にしとらんな
んで、危険信号で青か赤か分かればいいのではないか、みたいな
あほなことが書いてある
0537ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 22:26:54.84
「灰色の月」は俺が最初に読んだ短編で
これは文章のリズムがよくいかにも志賀直哉だな
太宰からは攻撃されていたが
0542ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 22:42:51.86
一番最初の処女作である「菜の花と小娘」がいまだによくわからん
これも実際に山に登った時に描かれたもので
志賀のそのまんま視点を用いているためだ
0543ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 22:46:07.91
山で枯れ枝を拾っている小娘が菜の花に話しかけられて
菜の花を山のふもとまで持っていくことになる
それでいろいろあったが無事菜の花を山のふもとまで届けて
仲間の菜の花といっしょになれて、しあわせに暮らしましたとさ、というだけの話だ
0544ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 22:49:46.03
菜の花は鳥の胸毛にくっついていた種が
たまたま山に落っこちて育っただけで
本当は菜の花畑に居たいという
植物なんて自分で住処を決めることもできんからな
生えた場所がそのまんま一生の住居となってしまうのだ
その哀れさを表現しただけかもしれん
0545ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 22:58:02.76
人間には強固な自性がある
自性があれば他性もある
自性というのは他性無しでは成り立たないので
自性は他性に依存しているといえる

植物はどうかというと最初から多くを他性に委ねている
人間は自分の意思で動けるがその強固な自性が
多くの苦痛を生み出している
0546ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 23:01:56.54
植物にはおそらく他性そのものと繋がる
広大な意識ネットワークのようなものがあるのだと思う
人間の想像する意識とは異なった精神存在のようなものだと思える
人間はずっと植物に精神依存しているからな
物質的にもそうだが
0547ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/23(土) 23:05:25.57
植物のほうが先んじて海から地上に上がって光合成で酸素をまきちらして
動物が動きやすい環境を整えたのだからそうなるのが自然だが
それで、肺呼吸を獲得する過程で苦しみながら死んでいった祖先も
たくさんいるのだろうけど
これはもう自然の方に選択されているとしかいいようがないな
0558ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 00:05:31.59
西洋のシステムの模倣とアレンジばかりで
自意識としては近代化に失敗した人間が日本に多い
自然主義文学が私小説的なスタイルに移っていったのもそのためかもしれん
0559名無し戦隊ナノレンジャー!垢版2017/12/24(日) 00:08:56.70
松本清張ブーム終わったのにすまぬ
明日放送の予告(https://youtu.be/J9wO82UJFpk
)視聴したら見たくなっちまったわ
オレはトラウマありまくりの幼少時代だったのに、
何故この作品が大好き過ぎるのか自分でも分からない・・・
0562ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 00:16:02.54
松本清張の幼少期も両親が不仲でおまけに貧乏でかなり苦しんでいたらしい
松本清張自身、あまり女性の愛を信じていなかったのかもな
少しミソジニーっぽい面がある
女性蔑視とまではいかないけど
0563ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 00:19:16.29
松本清張に嵌ったのはほんの少しだけだった
でも8〜9冊は読んだかな
歴史モノを含めると
別に嫌いになったわけではない
本来の目的であった志賀直哉に戻っただけ
0565ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 00:26:57.44
社会派にはヒューマニズム前提の若干臭いドラマがあるからな
志賀のヒューマニズムでは人間関係を傍観するのではなく
志賀と対象との関係があるだけなのだ
0566ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 00:31:02.12
田中慎弥の「共喰い」って自然主義の系譜にあたるのかな
俺の印象では「粗野な川端康成」なんだが
でも赤裸々なドロドロさ加減が自然主義といえないこともない
0567名無し戦隊ナノレンジャー!垢版2017/12/24(日) 00:31:12.53
顔面コンプレックスがあってモテなかったのが悔しくて、
劇中の主人公女性を不幸にして解消してた説もあるようだ
作家で売れて金持ちになってからは寄ってくる女どもと豪遊生活だったらしい
そういうところ清張らしくて好きだな
0568ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 00:35:29.41
>>567
コンプレックスはあっただろうね
あと家の身分のことで軽い差別受けたりもあったし
ライバルと見做した作家と高額納税者ランキングで競い合うとか
いかにも俗っぽいところもあったという
0569名無し戦隊ナノレンジャー!垢版2017/12/24(日) 00:37:20.91
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0570ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 00:40:05.77
松本清張の本で
『強き蟻』という悪女の主婦が主人公のピカレスク小説あって読んでいたが
たぶん清張はこういうタイプの女性が好きだろうな
0572ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 00:46:57.68
田中慎弥の「共喰い」では自然主義と私小説の咀嚼の中から
「血と性」にまつわるイメージを基点に情景を抽出したという風情がある
独特の美意識で情景を抽出してコンパクトにまとめる方法が川端っぽいなと感じた
0573ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 00:49:27.70
川端の「雪国」はギリギリの場所で美の抽出を試みている
美しさがなくなるかなくならないか、ギリギリのところだ
ラストは状況が暗澹とする前にブツ切りのような終わらせ方をしている
0574ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 00:52:38.21
「共喰い」、やはり自然主義ではないかな
客観的観察というにはあまりにもいろいろな描写が抜け落ちているし
ただ、心理描写と自然描写が有機的に連動しているような奇妙な感覚がある
あの辺の捉え方はすごいな
0575ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 00:55:18.41
徳田秋声は芥川も褒めていたな
いや、褒めているわけでもないか
芥川自身、自然主義に飽きて洋モノに手を出しているくらいだし
0577ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 01:03:57.15
芥川と志賀直哉のことを考えていると心が充実してくるから
それだけでも良いか
もともと俺は文学を理解できるような感性を持っていなかった
アニメ見てオナニーして死ぬだけのような人間だったからな
0584ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 11:25:20.32
日本自然主義文学の代表的傑作、と書いてある
ゾラも買おうと思ったが文体が好みではないのでやめて
代わりに泉鏡花を買った
0585ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 11:30:50.25
鏡花はあまり好きではなかったが
よく読んでみると細部まで徹底していてすごいなと思った
耽美趣味を徹底しているな
ほとんど神業だ
0590ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 12:03:28.04
太宰は志賀に対して「おまえは芥川の苦しみを理解していない」
みたいなことを言ってるが、志賀は志賀で別の場所で心的葛藤を繰り返していた
太宰はそれを理解していない
また太宰も苦しんでいたがな
つまるところ生の苦しみの中で耐えながら生み出したものしか文学にならない
0592ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 12:08:45.22
理解というのは万事のプロセスみたいなもので
常に持続させておかなければならん
一時的に納得できた、というだけでは理解にならない
0606ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 12:57:47.30
不道徳から生まれた主人公の葛藤を描く志賀の暗夜行路も
文章としては自然主義からの強い影響が見えるが内容はそうではなかった
むしろしっかりした道徳小説の体をなしている
0612ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 13:10:46.65
主体がない→客観的である
品性がない→これがありのままの現実だ
回りくどい→よく観察して必要な描写をしているだけ
しつこい→それが人間の本性
ベタすぎる→ドラマ性も忘れていない
0627ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 18:43:41.99
芥川が怪談を集めてメモった「椒図志異」というノートがあって
それを読んだ
ノートには絵のラクガキもしてあって面白い
味があってなかなか上手い絵だった
0630ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 20:11:55.33
純文学が商品化されて安っぽい扱いを受けるようになっていったのは
90年代かららしいが
メディアミックスのせいだろうなと思う
0638ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 21:12:45.54
徳田秋声の作品を芥川が勝手に文学集成に載せて
謝罪文を送ったことがあるらしいな
「点鬼簿」を酷評したこともあるみたいだ
「点鬼簿」は芥川が精神的肉体的に弱っている頃の作品で
事情をあまり知らない徳田は「間に合わせの稚拙なものだ」と批判したらしい
その批判に対して広津和雄という文人が擁護している
0639ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 21:23:10.14
なんじゃ、この川端の絶賛ぶりは

>川端康成は、1947年(昭和22年)11月、卯辰山上の
  秋声文学碑除幕式前夜に金沢市で行われた記念講演会で
  「日本の小説は源氏にはじまって西鶴に飛び、
  西鶴から秋声に飛ぶ」と述べた。

  また晩年の1967年(昭和42年)には、
  「日本の小説は西鶴から鴎外、漱石に飛んだとするよりも、
  西鶴から秋声に飛んだとする方が、私にはいいやうに
  思ふ見方である。鴎外、漱石などは未熟の時代の
  未発達の作家ではなかつたか」と記した
0641ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 21:27:30.74
川端が影響を受けたのだけど川端を先に読んでいる俺からみると
「美を抽出しないリアリティのある川端」みたいに感じる
0645ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 21:58:40.29
川端は道徳だの人道だの、そういうのには無頓着で
もっと純粋な美意識について見ていたからな
新感覚派と呼ばれていた人だから
0646ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 22:03:46.77
雪国は最初読み辛かったが徳田秋声の文章に触れてから読むと
すんなりと頭に入ってくる
なんとなく腑に落ちたのであった
0650ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 22:11:46.11
出てくる文字や単語、文法の使い方から自分で有機的に連結させて
情景を構築しなければならないからな
これが文字の辛いところ
0651ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 22:16:44.71
よほど詳細に描写しない限り、作者の思い描いている情景と
食い違いが生じる
これについて考えているともどかしくなる
0656ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/24(日) 23:12:17.49
徳田の『あらくれ』は一応メロドラマっぽい筋書きがあるが
描写の仕方が写実主義的な客観描写で固められていて
いわゆる作り物臭さを感じない
0662ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/25(月) 00:06:26.68
小学生のころから知識に貪欲で本からすべてを学び取ろうとしたというのも
ほとんど失われた愛の代償行為じゃないかと思う
愛でなんでも説明するのは嫌だがな
0663ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/25(月) 00:07:38.47
女の子に恋愛感情を抱くことがあったらしいが
それは性的な面だけであって女性そのものの魅力というのは
分からなかったらしい
0666名無し戦隊ナノレンジャー!垢版2017/12/25(月) 00:11:26.17
666
0670名無し戦隊ナノレンジャー!垢版2017/12/25(月) 00:25:38.65
【24日深夜】
     下の階の奴うるさいんよ   ____
            ___            | i \ \  /
   ____,/⌒._ _ _ `ヽ_      | i  l =l   ギシギシアンアン
 ∠      〃´;ω;)ミ ヽ     | |__ノ  ノ  \
≪二二二二ノノ⌒^⌒ ⌒)ミニ)    | ̄ ̄| ̄ ̄|
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         |    |    |
--------------------------------------------------
--------------------------------------------------
     上の階の奴うるさいんよ   ____
            ___            | i \ \  /
   ____,/⌒._ _ _ `ヽ_      | i  l =l   ギシギシアンアン
 ∠      〃´;ω;)ミ ヽ     | |__ノ  ノ  \
≪二二二二ノノ⌒^⌒ ⌒)ミニ)    | ̄ ̄| ̄ ̄|
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         |    |    |
0671ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/25(月) 00:31:39.71
>>670

            ___          ____
   ____,/⌒._ _ _ `ヽ_     | i \ \  /
 ∠      〃´;ω;)ミ ヽ    | i  l =l   ギシギシアンアン
≪二二二二ノノ⌒^⌒ ⌒)ミニ) ..  | |__ノ  ノ  \
 ∠      〃´;ω;)ミ ヽ   | ̄ ̄| ̄ ̄|
≪二二二二ノノ⌒^⌒ ⌒)ミニ)  ..|    |    |
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    
0672ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/25(月) 00:37:32.65
       .. ____
        | i \ \
        | i  l =l
          | |__ノ  ノ
   ____,/⌒._ _ _ `ヽ_    
 ∠      〃´;ω;)ミ ヽ  
≪二二二二ノノ⌒^⌒ ⌒)ミニ) 
 ∠      〃´;ω;)ミ ヽ  
≪二二二二ノノ⌒^⌒ ⌒)ミニ) 
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    
0680ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/25(月) 02:02:04.70
>車窓に襲いかかる山気が、次第に濃密の度を加えて来るにつれて、
  汽車はざッざッと云う音を立てて、静に高原地を登っていった。
  鬱蒼とした其処ここの杉柏の梢からは、烟霧のような翠嵐が起って、
  細い雨が明い日光に透し視られた。思いもかけない山麓の傾斜面に
  痩せた田畑があったり、厚い薮畳の蔭に、人家があったりした
0691ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/25(月) 10:05:31.96
ドストエフスキーはなんつうか文章的には良いと思わないのだが
心の奥底から言葉があふれ出しているな、という印象を受ける
何か念じながら書いているのではないか、と
0700ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/25(月) 13:35:22.95
ん?
芥川の「歯車」では罪と罰に親しんだのは10年前と書いてあるな
ということは二十代なのか
どこまでが私小説なのか分からないからな
0705ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/25(月) 19:01:57.38
ものすごい勢いで身の上話をしゃべったあと家にかえると家族に切れられて
髪の毛つかまれてひきずられていった ハハハ
0707ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/25(月) 19:15:59.52
ドストエフスキーって罪と罰を書く前に政治犯で刑務所に入っていたんだっけ
いくらでも文章を考えるヒマがあったのだろうな
0715名無し戦隊ナノレンジャー!垢版2017/12/25(月) 20:36:09.46
お袋さんとお好み焼きともんじゃ食べてきました
久しぶりにビールも呑んだりと美味しかったです
メリークリスマス!
0717ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/25(月) 21:06:45.29
しかしロシアの作家は相性悪いな
今まで面白い作品に出会ったことがない
チェーホフ、ゴーゴリ、ツルゲーネフ、トルストイ・・
どれもこれも性にあわん
0720ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/25(月) 21:46:08.24
読むのが早過ぎたか遅すぎたかのいずれかだな
ドストエフスキーというとインテリ層では
高校〜大学の時期に読むのが普通の小説だ
しばらく寝かせておくか
0728ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/25(月) 22:03:56.05
帝政だのロシア正教だのの知識もないし
当時の人の暮らしを想像しながら読むこともできん
なんせロシアは寒い、広い、アル中、共産、のイメージばかりだ
0733ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/25(月) 23:13:00.66
志賀74歳のころの短編「八手の花」を読んだ
小説を書く気がなくなっていることや自分の生きる意味について
いわゆる真面目なエッセイだな
0734ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/25(月) 23:15:10.98
志賀の叔父が亡くなるときに「人生とはこんなものか」と言い残したそうだが
そのニュアンスを志賀は掴めずにいた
自分が死ぬときに何を思って死ぬのかについて考えをめぐらせている
0737ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/25(月) 23:26:31.81
ラストの短編は難しいことについて書いている
80歳頃のもので
盲亀浮木(もうきふぼく)という仏教の寓話の話だ
ありえないような偶然や奇跡の幸運とめぐり合う話
志賀はメーテルリンクの「智慧と運命」を思い出して
これに当てはめようとしているが80歳の志賀の頭では
それ以上考えることはできなかった
0738ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/25(月) 23:35:19.70
暗夜行路は最初、主人公謙作の運命の物語の体をなしており
ラストでは自らの運命を脱している
これがラストの山のシーンに表れていた
つまり、山の上から「運命の像」が谷間に投じた影の輪郭が見えたわけだ
0740ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/25(月) 23:38:45.39
謙作は地球の運命は人類の未来の救済についてよく考えていたが
それと自分の人生の安定とを秤にかけて精神的に葛藤していた
0743名無し戦隊ナノレンジャー!垢版2017/12/25(月) 23:46:11.58
ウイスキぃいいいいいいいがあああああお好きでしょおおおおおおおおおおおおお
今年ラスト放送いやだああああああああああああああ
てか年明けいやだああああああああああああああああああああああ
0746名無し戦隊ナノレンジャー!垢版2017/12/26(火) 00:34:43.06
( ^ω^)枕元に靴下を吊るして寝たら靴下が入っていたお


                      ○⌒\
       o______o     (;;;;;;☆;;)
       |          |      ( ^ω^)  両足そろったお♪
       /|  () ̄ ̄ ̄)  |     /i ^Y^iヽ
      ||, 〜〜'⌒⌒〜'⌒⌒ヽ   `i,,,,,,l!,,,l´
      ||\.  o   ,  '   `、 ゙ヽ   Ll゙Ll
      ||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄||
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0757ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/26(火) 09:20:18.86
芥川の河童理論でいうと
優れたものが積極的に駄目なものと一緒になったほうが
害悪が減っていくのだがな
あれって優性の法則か何か?
0761ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/26(火) 09:34:14.84
田中慎弥の本が気になって繰り返し読んでいる
この人が尊敬する作家は、川端康成、谷崎潤一郎、三島由紀夫らしいな
俺は川端からの影響を見いだしたが谷崎や三島っぽさはあまり感じなかった
0762ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/26(火) 09:36:50.27
川端のようなプロセスでイメージ抽出技法を使っているような気がする
ただ川端のようなギリギリの繊細さではなくて骨太に自分を押し出しているような
奔放な印象を受ける
0764ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/26(火) 09:46:20.84
今の時代自分に誇りを持って生きている人というのは意外と少ないだろうなと思う
たいていの人は自分の信念を貫きたいと思ったことがあるのだろうが挫折している
周囲との妥協点をみつけて等身大の自分で生きるしかないな、というふうに
純文学には信念で溢れている
ただそれは現実では貫けなかった挫折心から来るものである
0766ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/26(火) 09:51:39.17
俺は酒を飲むと大人しく平和的な性格になるが
酒を飲むと雄弁に愚痴り出す人もいるな
昨日ドストエフスキーを読んでいたらその極めつけみたいなおっさんが出てきて
ビビった
0767ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/26(火) 09:54:08.77
聞いてもいないのに家族への愛憎や日常の愚痴、自分の駄目さ加減を延々と語る
あれにでくわすと大変だ
暴れないだけマシかもしれんが
0769ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/26(火) 09:58:45.20
言葉を使うと強迫的にならざるをえない
特に俺のような割り切りの出来ない人間はな
純文学を読んでいると、割り切った文字列がたくさん登場してくるので参考になる
0771ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/26(火) 10:07:51.07
分かりやすさを意識してそうしているのではなくて
志賀が分かったこと(心境的に)だけを明晰に書いている
無駄な説明が一切ない
それで、志賀の分かったことが何であるのかを
類推しながら読まなければ難しく感じる
0772ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/26(火) 10:11:24.58
最初から「客観」にたよって分かりやすくしようとしている限り
まともな心境小説は書けないだろうな

自然主義では客観的観察を繰り返すため
自然主義を通過して心境小説に到る作家も多かったという
徳田秋声もおそらくその一人だ
0774ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/26(火) 10:27:49.75
芥川は酒をあまり飲めなかったらしいが
「歯車」に胃の痛みを和らげるためにウイスキーを飲むというシーンが出てくる
逆に胃に悪いイメージがあるが神経性の痛みの場合は
麻痺させて落ち着くということがあるのかもな
0775ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/26(火) 10:32:02.55
酒を飲むと一時的に理性が活性化するような気分になる
それは脳みその余計な機能を酩酊させてしまうからそう感じるだけかもな
理性だけは酩酊しないように意識をしっかりと保っていなければとなるからだ
それさえもなくなり惰性で飲み続けると酒飲む以外やる気がなくなり堕落
アル中の完成である
0776ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/26(火) 10:35:07.07
嫌なことを忘れるために飲んでいるうちに何が嫌なことであったのかも忘れ
自分が酒で嫌なことを忘れようとしていること自体に嫌気がさし
その嫌気から逃れるために酒を飲むという循環に陥る
0789ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/26(火) 22:49:11.17
道徳性の面でドストエフスキーを軽蔑している作家が多いと聞く
ドストエフスキーが掘下げてほしいのはそういった表向きの部分じゃないだろうがな
0793ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/26(火) 23:00:27.86
なにか、ものすごいくどくどとした文章だからかな
迫力はあるのだがこの過剰なくどくどさに今の俺の神経が耐えられない
0794ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/26(火) 23:01:56.27
志賀直哉の文と比較したときに、やたらと無駄が多いように思える
必要のないことをべらべらとしゃべっているように感じる
0801ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/26(火) 23:46:03.86
川端もいいけど極端に美しさに拘っているためか危うい印象も受ける
そういう意味で荒々しい川端、みたいなイメージのある田中慎弥も良い文章だな
0802ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/26(火) 23:53:40.61
しかしこの歳でドストエフスキーに挫折って嫌だな
俺も「ドストエフスキー体験」したいのに
「ドストエフスキー体験」をするためにはまずドストエフスキーの長編を
最後まで読破しなければならないらしい
途中でやめたら分からないまま終わるんだと
0803ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/26(火) 23:56:45.26
ドストエフスキーって蠍座だったな
この不合理な感情を延々くどくどと垂れ流す感じがまさにそれだな
俺も蠍座だからやりたい気持ちは分かるのだが他の蠍座の不合理に
あまり触れたくないと思うのもまた蠍座の特徴だ
同質の仲間などいらんのだ
0804ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 00:00:33.90
蠍座は感情と理屈を分けて考えることをしない
よく感情論と合理が逆転したようなことをいうし恐らく同じ場所にあるのだと思える
0805ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 00:04:58.33
ドストエフスキーが特殊なのは分裂症的な状態で平然と
アウトプットしているところか
ドストエフスキーには恍惚状態を伴う特殊な「てんかん」の持病があったらしく
それで悲壮感もなく延々とあれだけの台詞を垂れ流せるのかもしれない
混乱した意識状態では無理だなと思う
0806ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 00:08:28.65
母からの手紙も15ページにも渡って小さい文字でびっしりと書き込まれているからな
それを読んでラスコーリニコフは泣くのだが俺はあまりの長さにブチ切れそうになっていた
0807ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 00:14:14.15
柄谷がドストエフスキーのポリフォニー性を指摘しているな
独立した主観が交じり合うことなく並立したままドラマを構成しているだの云々・・・
なるほど確かにそれは可能か

それにしても台詞が長い、くどい
これが志賀直哉ならばおそらく2ページで事足りる
志賀直哉の7〜8倍の無駄を感じる
0808ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 00:17:36.85
ドストは写実主義の系譜で、事実関係を伝えるのに
分かりやすく細部に拘っているのかもしれんがな
志賀直哉の「気分」はそれほど細部に拘らないが
立体的かつ明晰にイメージを描写していた
0809ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 00:20:46.99
しかし志賀のそれには日本特有の「阿吽の呼吸」にも似た
暗黙の領域で己の心象と対象との関係を繋げるという
禅に近い境地があるだろうな
0812名無し戦隊ナノレンジャー!垢版2017/12/27(水) 00:30:50.11
   ..∩  .∩
     い,,c'_ノ    ポイ
    c/・ ・`っ       /⌒ヽ
    (''● ''' )  三  ⊂(^ω^ ) もう要らんお
   と ⊂ )        ヽ  と)
  ⊂⊂_,,ノヽ        `u-u'
0813ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 00:33:53.40
>>812
   ..∩  .∩
     い,,c'_ノ   
    c/・ ・`っ       /⌒ヽ
三  (''   ''' )..    ⊂(^ω^ )  ● 三
   と ⊂ )        ヽ  と)
  ⊂⊂_,,ノヽ        `u-u'
0814ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 00:51:05.76
抗いようのない他者との不和を表すために
あえてポリフォニーのような構成をとったのではないか、という分析があるな
日本のドラマはどちらかというと人間同士のやりとりの中から
調和を見いだしてゆく感じのが多い
0821ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 02:34:20.31
長渕とか矢沢とか乙女座なんだな
いってることは正しいのだがどこか気楽に感じる
乙女座は周囲の助力を失わないように立ち振る舞うから
俺なんか開き直ったら気に入らんやつ皆殺しだからな
開き直れない
0824ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 02:40:54.53
無自覚に自分を苦しめながら生きている人間が世の中には非常に多いから
気楽に開き直っていこうぜ、という物言いが通用している
0826ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 02:47:04.16
我を通すと浮くからな
それで諦念にいたってようやく地に落ち着いたときには
何もできなくなっているという
これ、大昔からよくあるパターン
平安時代からある
0830ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 10:31:30.57
コクトーを読んだ時に不愉快になったんだが
ドストエフスキーにもそれと同質のものを感じる
俺の知っている理屈を超えた場所で感性が働いているな、と
0831ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 10:35:38.21
感性や感情というのはその場その場の発露であって
本来理屈で捉えられるものではないんだが普通は
自分の感覚や感情の経験から割り出して納得してしまう
ドストエフスキーにはそういった理屈では納得のできない感性がずっと働いている
0832ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 10:37:59.28
人間が本来もてあましている無目的性、といえばいいんだろか
目の前が暗闇に覆われているのに歩もうとする感覚だ
生きる目的だの何だの、あとからとってつけた屁理屈に過ぎないからな
0833ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 10:40:32.64
ある人はドストエフスキーの文章から生命が生来もつエネルギーの奔流
のようなものを感じ取って体調を崩してしまうという・・・
0836ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 10:45:42.75
常識的な人ならば理屈で物事を捉えて説明しようというときに
自分の未熟な感情を抑制することを考えるだろう
感情的になると理屈が台無しになる、という算段も働くのだろう
0838ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 10:49:44.73
常識的というのは集団対個人や集団対集団の意識が働いていること
個人対個人のレベルのみでいえば理屈は簡単に死ぬ
理屈が殺される不快感、というのがあるのか
0840ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 10:55:47.98
コクトーもゲーテも「善悪の彼岸」が見えていたのかもしれんが
どちらも神を信じているからな
やはり信仰心がそうさせるのか
芥川では信仰心を書物に傾けすぎて人工的な美意識が培われている
地獄と極楽の狭間で宙ぶらりんになっている人間観があった
0841ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 10:58:14.34
自分の意思によって地獄と極楽の両極にたどり着けるのであれば
その間も自在に往来できるのかもしれない
芥川はそれにあこがれてゲーテを読んでいた?
0842ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 11:01:03.90
ウェルテルのころのゲーテでは、他人と歩度を合わせるときに
一歩先んずるような場合に誠の自己感情が生まれる、ということを書いている
この段階ではまだ善悪の彼岸は見えない
いわゆる自我や欲望が多くを占めているからだ
0843ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 11:03:26.43
過去、神に運命を委ねて苦痛に耐えてきた人間が多いからな
その反動として快楽主義があったのか
大体、快楽と苦痛はセットになっているような気がする
0844ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 11:09:05.12
ウェルテルを自殺させることでゲーテの精神が強化されたからな
このことに気付かずウェルテルの後追い自殺した人が多くいたらしい
0847ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 11:19:35.83
オタク創作だって元を正せば反体制運動に挫折してきたおっさんの情念が篭っている
オタクの生み出すものでも優れた感性が通っていたりするのだが
なにがしか表現として胡散臭いものがある
0848ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 11:23:59.31
精神の部分を解さないまま長年模倣を続けていると形骸化して形式だけが残り
形式に別の情念を詰め込んでいくということになるのだが
これがキメラ化に繋がる
キメラというと、さまざまな動物が接合されたツギハギの化物のことだ
つまり、この段階では化物に見えないよう巧妙な接合技術が磨かれる
接合の上手い人が幅をきかせるわけだ
日本人の手先の器用さとあいまって、化物が化物に見えなくなる
0849ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 11:27:50.55
アニメのサイコパス2という作品があったが
精神と肉体がキメラと化した異常者が登場してきた
あれを見たときに「オタク世界の戯画だ」と感じた
バラバラの意識がひとつの人格として統合されて見えるということの奇妙さ
オタクはキャラクター消費が過剰だからな
何某かの「人格的統一感」のようなものに対する憧れからか
0850ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 11:31:26.24
アニメなんか作るのにいろんな畑からいろんな人が集まって
一つの統一的なイメージをもって作品製作しているのだから
間々不自然なところが出てくる
アニメばかり見ていると意識が混乱してくる
それで俺などはスタッフを入念に調べていた
スタッフの性質が分かっていれば表現に不和を感じたときに
自分の中で或る程度まで説明がつけられるからだ
0852ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 11:38:48.25
ドストのせいで調子を崩したな
これからドストに責任転嫁していこう
ドストのお陰で俺の精神的ストレスが和らぐと思えばいい
ありがたや
基本的に責任転嫁する対象があるというのはありがたいことだ
なんでも自分が悪いと思い込むとしんどいからな
0853ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 11:42:39.39
ドストについて調べていると、「思想や手法には批判的だが影響は大きく受けた」
というような作家が目立つ
文豪かくあるべしだ
問答無用でドストだろ?ってこと
理屈ではないのだな
0861ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 12:30:40.43
乙女座と双子座は真理の探究に余念がない
双子座は自身の理屈で得て行くタイプ、乙女座は周囲から探求することを認められるタイプ
0865ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 12:46:28.32
気分が乗らないときはゲーテの文章が仰々しく感じて受け付けない
やはり自然や神に対する愛を感じ取れないとだめなのかもな
人間の世界になると常に愛憎だの苦楽だのといった極性に振り回されている
自然!神!ドストエフスキー!あああああ神よ!どうかわたしに
やる気をください
0867ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 12:57:43.20
最近ずっと情緒が不安定で
その不安定が恒常化してきたのを
情緒の不安定が冗長しているな、と感じて、
冗長なまま安定してくるのが
不安になってきた・・・・・

助けて志賀直哉!!!!!!
アアアアアアッッ
0869ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 13:09:23.00
理性と善を過剰に信じている人々によって
理性的でないことは悪魔の仕業だ、とされてきた歴史を鑑みるに
わたしは今、悪魔をかわいそうだと思うにいたったのである
俺のごとき情緒不安定の人間にかわいそうだと思われる悪魔哀れなり
0870ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 13:14:36.33
これは一体何なのかというと、
日本に古来より伝わる精神「もののあはれ」によって
悪魔の正体を見通すことができるのか・・・という
いわば、日本人につきつけられた西洋からの挑戦状なのである
わたしはこれを、、受けることにしたのであったのであった・・・
0871ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 13:20:41.79
「可愛い悪魔」はたくさんいるな
小悪魔のような可愛さとかいう
悪徳も可愛さでごまかせると思ってやがる
かわいいは正義!!
何を望んでも許されるのは可愛い少女だけだ!!など

しかし、かわいい、かわいそう、というのは日本の定番精神で
これを否定もできんのだが
みな、物見遊山の感覚だろうなと思う
西洋のはそんなんじゃない
0891ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 22:47:02.38
大学時代の友人に架空の女性をでっちあげ
ラブレターを送りつけるといういたずらをやって
そのことを懺悔する話もあるな
0904ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 23:55:56.87
志賀は人柄がよかったそうだが
他人に対して寛大ではなかったらしい
エッセイを読んでいるとよく他人に対して不快に感じて怒っている
0905ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/27(水) 23:58:03.88
他人に一つ不快なところを見つけると、それを知らなかった頃には戻れない
と書いている
これはエッセイの中の日記帳の話で、ようわからんがな
0906ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/28(木) 00:00:25.57
理想は和解による人間関係の調和だという
これはヒューマニズムに燃えていたころからの一貫した姿勢
問題は和解の機会ってあまり無いよね、というところか
0908ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/28(木) 00:06:59.00
「歯車」には志賀の暗夜行路を読んで(謙作の精神的闘争を見て)
自分の馬鹿さ加減に涙するというシーンが出てくる
これは実話なんだろうと思う
そのあと、葛藤が激しくなり芥川にとって
暗夜行路の存在さえも恐怖へと変わってゆく
0909ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/28(木) 00:10:01.09
芥川は暗夜行路を(未完成ゆえに)最後まで読んでいない
時期的に後半の半分以上は読んでいるかもしれないけど
だから謙作が悲劇の運命から脱するラストシーンも知らないまま自殺した
0912ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/28(木) 00:21:36.83
しかし自殺を考えるようになって生活欲がなくなっても創作欲はあったらしい
最後まで文学の中に救いを求めていたのか
芥川は既に文学の中に生き続けるようになってしまった
0913名無し戦隊ナノレンジャー!垢版2017/12/28(木) 00:24:47.51
>>912
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           |.:.:.:::.::| |    .| |:::.::.:.:.|  こっから先は常識なんか
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           |.:.:.::::::| |    .| |:::.::.:.:.|      通用しないお!
          ./⌒ヽ:.::.::..:| |    .| |:::.::.:./⌒ヽ
       ( ^ω^)...::..| |   . | |:::.::.(^ω^ )
          .ノ   `つ.::.::| |__.| |:::.::.:.と   ヽ
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          `(,__,ノ "'  ::|_|    .|_|,.. '(,_,)ヽ,__,)
0914ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/28(木) 00:24:55.27
志賀は暗夜行路を完成させてから作家としての存在感をなくしていったが
以降の私小説のスタイルを決定付けたからな
0916ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/28(木) 00:31:45.95
日本語を使うのが日本の常識だからな
外国人に「日本の公用語は何ですか?」などと質問されても困る
日本語しか使わないんだから公用語なんて知らん
英語やりたいやつは外国いけばいいだけだし
0918ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/28(木) 00:39:35.04
泉鏡花、慣れてくると変な中毒性があることに気付いた
これはおそらく江戸時代の「粋」を意識した言い回しから来るものか
耽美と粋が交じり合った引き締まった文章だ
0919ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/28(木) 00:47:49.81
この言い回しがたまらんな

>果が無いから肝を据えた、固より引返す分ではない。
  旧の処には矢張丈足らずの骸がある、遠くへ避けて草の中へ
  駆け抜けたが、今にもあとの半分が絡ひつきさうで耐らぬから
  気臆がして足が筋張ると、石に躓いて転んだ、其時膝節を
  痛めましたものと見える。
  それからがくがくして歩行くのが少し難渋になつたけれども、
  此処で倒れては温気で蒸殺されるばかりぢやと、我身で
  我身を激まして首筋を取つて引立てるやうにして峠の方へ。
  何しろ路傍の草いきれが可恐しい、大鳥の卵見たやうなもの
  なんぞ足許にごろごろして居る茂り塩梅
0921ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/28(木) 00:54:44.18
日本の自然主義では西洋のゾライズムとは少し違っていて
作家自身の内面世界を客観視するという世界観になっている
徳田秋声がその極めつけで何度読んでもつかみ所がない
ゾラはもう少し冷徹な科学目線で外部世界を観察していたらしい
0932ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/28(木) 18:15:21.15
昔好きだった作家の小説がなろうサイトに連載されていた
読んでみるとオタクに媚びを売ったボーイ・ミーツ・ガールものになっていた
しかし転生や魔法を一切出さないという点は美徳かな
0934ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/28(木) 18:17:32.11
スティーブン・キングのような不可解でリアルなホラー感を
日本の風土とミックスしたような作品を描いていた人だったな
0940ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/28(木) 19:24:13.40
半自叙伝となっていた
ここに出てくる山野というのが芥川をモチーフにした人物で
山野の才能に嫉妬しながら敵視する作者の遣る瀬無さが綴られている
0945ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/28(木) 19:38:36.11
これは確かにそのとおりで自然主義の作品は「ゴテゴテ感」がやたらと目に付く
徳田秋声くらい徹底していれば逆に目を見張るがな

>リアリズムを標榜(ひょうぼう)する多くの作家が、
  描かんとする人生の凡(すべ)ての些末事を、ゴテゴテと
  何らの撰択もなく並べ立てるに比して、志賀氏の表現には
  厳粛な手堅い撰択が行われている
0948ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/28(木) 19:53:28.34
徳田秋声の文章のすごさに頭をやられている
これは何なのかよくわからない
ゴテゴテとしているのだが、統制されたゴテゴテ感がある
統制されたゴテゴテそのものから情景が浮かび上がってくる
0952ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/28(木) 22:34:03.67
怖いもの見たさで毎日少しずつ「ドグラ・マグラ」を読み進めるのとは訳が違うのだ
なんといっても相手はあのドストだ!
0953ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/28(木) 22:36:41.87
思春期で読む人も多いらしいなドストは
思春期のほうがむしろ夢中になって一気に徹夜して読み通せるのかもしれない
0956ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/28(木) 22:42:23.57
文学の扱いが商品化・陳腐化していく90年代後半に青春を謳歌していたからな
俺の興味はもっぱら革命思想を有した前衛オタク作家に向いていた
0960ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/28(木) 22:56:02.17
まともに舗装もされてないな
本当に干し草を売っているだけの広場みたいな雰囲気だな
今では近代的なショッピングセンターができたりしているらしいが
0967ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/28(木) 23:43:44.47
この中で主人公がある老人から「罪と罰」を借りるシーンが出てくる
このある老人というのは室賀文武という人物のことで
芥川が幼い頃に子守りをしていたことがあるらしい
データによると政治に失望し、内村鑑三の弟子になって
キリスト教にのめりこんだという

しかしおかしいのがこの人物から借りた「罪と罰」の本の中身が
「カラマーゾフの兄弟」になっていたところ
0968ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/28(木) 23:48:27.37
1ページだけカラマーゾフの兄弟の項と綴じ違えた、というような表現になってるな
たまたま開いたのがそのページであった、と
これは本当のことなんだろうか
0969ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/28(木) 23:52:09.58
こういった奇妙な体験なら俺は頻繁に経験しているのだが
うまく説明がつかない
相手が次にしゃべることを明確に把握できることなんていくらでもあるし
自分が考えたそのまんまの台詞を誰かがいうことも何度もある
0971ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/29(金) 00:00:55.47
本質的なズレを同期に見せかけたのがコミュニケーションだろうな
何もかもズレたままだと意識の必然を毀損するものだから
ともかく同期できているように見せかけなければならない
意識の必然同士がぶつかると相殺される恐れがある
0972ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/29(金) 00:03:03.66
想像のレベルで意識を同期させる努力はしているんだろう
日本なんか特に想像上の共同体意識が強く(擬似統一民族だし)
ともかく空気を読まなければ成立しない
0973ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/29(金) 00:09:44.26
日本では封建の時代に多くの観念領域が形成されてきたわけである
空想には新しい観念領域を生み出そうとする作用がある
空想上の共同体というのはネットでも御馴染みだな
0975ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/29(金) 00:16:26.80
外の文化を取り入れてアレンジし、これによっていわゆる「箔」を付けることで
日本人の自意識も形成されてきたからな
外部開拓に行き詰まったときに自分の中に何があるのかを考えて
掘り起こすという作業が必要になる
0977ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/29(金) 00:22:16.67
外部開拓を通じて何が可能かというと
多くの人が幸せを掘り起こしやすい状況を生み出すこと
自分の幸せ追求のためにこれをやっているといつか反動が来る
歴史的に見るとそのようになっている
0978ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/29(金) 00:24:31.84
エネルギー問題で困って他の惑星を開拓しにいく話がよくフィクションであるが
そんなことやる必要どこにもねえのにな
0979ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/29(金) 00:27:09.49
ネットの世界は開拓ではないからな
スケールフリーでリンクを繋ぎ、それがフラクタルになっていく
これは内部構造の話だな
外部に向けてネットワーク繋いでいるはずが
0982名無し戦隊ナノレンジャー!垢版2017/12/29(金) 00:34:21.20
>>980
     /\⌒ヽペタン
   /  /⌒)ノ ペタン
  /⌒ヽ \ ((  /⌒ヽ
 (; ^ω^))' ))(^ω^ )
 /  ⌒ノ ( ⌒ヽ⊂⌒ヽ
.(    ノ ) ̄ ̄ ̄()__   )
 )_)_) (;;;;;;;;;;;;;;;;;;;)(_(
0988ktttcdddd ◆Hzj1OErXb6 垢版2017/12/29(金) 02:07:29.93
最初、意味がわからなかったが情景が浮かぶようになると
川端が絶賛している意味も分かってくる
しかし何が凄いのかはよくわからないのだ
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