かつて言葉の暴力(物理)を使った俺の姉貴の話
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なんか他スレであった話なんだが、それ見て俺もそんなんあったなと思い出したんで投下 多分十年くらい前かな?ある休みの日に両親と高校一の姉貴と中三の俺、まだ小学生の妹五人でデパートに行った 両親は下で買い物、俺と妹はゲーセン、姉貴はなんか本と新しい辞書がどうので本屋へ
あ、ちなみに何回も行ったことある場所だったから、特に危機感とかはあんま無かった 俺と妹が適当にゲーム回って最後に妹がクレーンゲームのよくあるデカイ犬の人形が欲しいと無言の圧力wまぁ奇跡的に5回くらいで取れた今は取れんけどw で、人形抱えてご満悦な妹にそろそろ同じフロアにいるはずの姉貴に合流しようかって話してた時に事件は起こった 俺と妹が喋ってると、近くで女が多分自分の子供に帰るよーって声かけてて、当然自分らじゃないんでスルー すると、突然俺らの肩にガッって感じで手がかけられる
俺(えっ?…えっ?)
妹は人形抱きしめて硬直してる
すると、引っ張られて、多分さっきの女?が
「ほら!帰るよ!」
もちろんこんな女知らない
そして後ろから
「あらー(多分俺を引っ張ってる女の名前仮にA)Aさんのお兄ちゃんに人形取ってもらったのー?よかったわねえ〜」
後ろから化粧の濃い三十くらいのババアが妹の人形を掻っ攫い俺とは別方向に手を引こうとする そしてこれまた知らない男多分20代が「じゃたー帰るぞー」と
未だ口が聞けない妹を連れて行こうとするババアにしがみつきながら
「こいつら知らない人です!」
「誰か助けて!」
「親じゃないんです!」
てなのを叫んだんだけど度々
この子今反抗期で〜とか、障害持ちで〜とか言いやがるから周りは大変ですねーって感じだった何人かは…え本当かな…みたいなのがチラホラいたが確信がないので近寄れず
そして歩き出そうとする奴ら
俺はもうダメだ…!誰か助けて!
って祈りつつ暴れてる所に本屋帰りの姉貴登場 姉貴はポカンとしてたけど何度もえ?え?あれ私の兄弟…知らん人…えっ?って感じで見てたけど、何やら携帯をいじった後、本屋の袋片手に俺らの方へ とりあえず奴らの前に立った姉貴(携帯片手)
姉「あの…人の弟と妹に何してるんですか…?人違いじゃないですか?」
A女「あっ、アンタも何言ってんの、ほら帰るよ!」
姉「…は?私達の両親は今下にいるんですけど」
男「まぁまぁ〜障害持ちなのは分かるけど…今日はお開きだよ?」
と、ここで妹ギャン泣き
妹「お姉ちゃぁぁぁん!ごぉの人誰ぇぇ!人形取られたぁぁ!」
もう一人の女がすぐさまうるさいよ!と妹をビンタ…姉を見ると目が座っていた…怖ぇぇ…
姉の中の中かが切れた音を俺は聞いた気がする 姉貴は携帯しまいながら
「なるべくしっかり抑えてろよ」
俺→よく分かんないけどとりま従う
妹→従いつつババアのズボンに鼻水擦りつけてる
したら姉貴はその二人の女の服をガッと掴んでニコッと笑った後普段の姉貴からじゃ考えられない大声で
「おかあーさん!おとーさーん!誘拐犯捕まえたー!」
後から聞いた話だが、最初の時点で両親に早く来いと伝えてたらしい 血相変えて走ってきた両親に安堵する一方、俺が逃走
周りの人が捕まえる前に万年文化部の姉が…火事場の馬鹿力っつうの?
姉貴めっちゃ無表情で猛ダッシュ
↓
何故かここで本屋の袋を握りしめる
↓
男に向かって飛んだああああ!:(;゙゚'ω゚'):
姉「逃すかぁ‼こんにゃろぉぉ‼」
姉貴本屋の袋を男に対しフルスイング
_:(´ཀ`」 ∠):(´⊙ω⊙`💢): 無事に奴らは警備員に連行され、人形は店から新しいのを渡された。ちなみに姉貴に何買ったんって聞いたらハリポタ二冊と辞書だそうで
姉貴がしみじみとやっぱ言葉って最高の武器だよな…とかほざいてたけど多分絶対違う
見てくれた奴ありがとな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています