アルバム全曲レビュースレ in 邦楽版28th [無断転載禁止]©2ch.net

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1名無しのエリー2015/12/11(金) 00:50:18.17ID:I7fDMyB10
商業誌/サイトにありがちなオブラートにくるまれているようなレビューではなく、率直なアルバムレビュースレ。

【基本精神】
レビューの数が多いとレビューの精度が上がります。
カブっても気にせずあなたの視点で批評してください。

【ローカルルール】
◆レビュー中の割り込みレスは控えましょう。
◆レビューする側は十分に準備をして短期間に投稿を終えてください。
◆レビューを読む人にとってレビューのレビューは通常のレビューと紛らわしいので禁止。
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◆反応すると削除依頼が通らなくなるので上記に対するレス禁止。(上記と同類にみなされます)
→反応さえしなければ削除依頼が通る可能性は十分にあります。
参照:http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1117204058/60
→13thスレで削除依頼通りました。
参照:http://music7.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1155204694/78-83
◆上記について何か言いたいことや議論したいことがあれば避難所へ
URL:http://jbbs.livedoor.jp/music/16782/

新レビュー保管サイト
http://www10.plala.or.jp/puusan/review/al_dom/al_domtop.htm
旧レビュー保管サイト
http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Guitar/3494/index.html

617名無しのエリー2017/11/25(土) 03:41:30.41ID:ukZzbFU30
リクエストを無視して久しぶりに需要があるかわからないけどアルバムレビュー挙げます。音楽用語とかの知識はガバガバなので勘弁してください。

PAUSE-STRAIGHTENER Tribute Album-

1.ROCKSTEADY/MONOEYES ★★★★★
原曲とほぼ変わらないアレンジで細美武士が歌い上げた曲。音はストレイテナーなのに声だけでMONOEYESの持ち曲だと感じるような親和性があり、バンドと曲が素晴らしくマッチした良いタッグ。

2.KILLER TUNE/go! go! vanillas ★★
ホリエが曲のプロデュースを手掛けたこともあるバニラズが、重厚な原曲を大胆にカントリー風にアレンジした一曲。あまりに大胆すぎるアレンジで原曲の要素が欠片ほどしか残っていないのが残念。バニラズにしては珍しい英語詞の曲。

3.シーグラス/back number ★★★★
切なくも爽やかさある原曲を完全にバクナン得意のバラードに作り変えた一曲。歌詞が表す夏の終わりの切ない雰囲気とバクナンの泣きメロが良い感じに調和しており、MONOEYESとは違う意味で良いタッグ。

4.SIX DAY WONDER/ACIDMAN ★★★★☆
物静かなミディアムバラードを壮大な展開に仕立て上げたACIDMANの一曲。一番のバラード調から二番のサビ時点でダンサブルに広がった上に、最後はパンキッシュに駆け抜けるという彼らだからこそ作り上げられた贅沢なアレンジ。

618名無しのエリー2017/11/25(土) 03:44:17.95ID:ukZzbFU30
5.冬の太陽/majiko ★★★☆
本アルバム唯一の女性ボーカル曲。原曲は切ない歌詞な割に激しかったのが、アコギを基にしっとりとした雰囲気にアレンジされている。ただ、シンセ音やエレキギターの音がやや派手すぎるのが個人的には残念。

6.Melodic Storm/9mm Parabellum Bullet ★★★★
原曲の疾走感は残しつつも9mm流のヘビィなサウンドでカバーした一曲。
9mmといえばスピッツのトリビュートでも"らしさ"を全開にしながらも根は忠実にカバーしたりするので個人的には当たり外れ抜きでトリビュートで名前を見ると楽しみなバンド。今回は当たりの部類。

7.TRAVELING GARGOYLE/SPECIAL OTHERS ★★★★☆
本アルバム唯一のインスト枠。バリバリのロックサウンドをカフェで流れてそうなオトナな雰囲気に改造するあたりスペアザのセンスは素晴らしいと思う。メロディに乗せて響く鍵盤が心地よい。

8.シンクロ/THE BACK HORN ★★★☆
原曲に近いアレンジながらも、バクホンの力強さが随所に滲み出たバラードナンバー。アウトロのギターソロは特にパワーを感じて好きだが、どうもAメロあたりでボーカルがねっとりと聞こえてそこが微妙だった。
個人的にはバクホンは激しい方が好き。

9.REMINDER/My Hair is Bad ★★★☆
個人的に本アルバム一番の魔改造と認定する一曲。文字数多めに駆け抜けるロックサウンドの上に、Aメロには本来無い歌詞も詰めこみ完全に自分達の曲として支配している。
聴く人によって好き嫌いは大きく別れると思うが、割り切ればなかなかに面白いと思う。しかしここでも椎木は彼女を用いるのか。

619名無しのエリー2017/11/25(土) 03:45:34.01ID:ukZzbFU30
10.SENSELESS STORY TELLER STORY/ASIAN KUNG-FU GENERATION ★★★★★
恥ずかしながら原曲を知らなかったのでトリビュートに合わせて慌てて原曲を聴いたため、原曲とカバー曲を聴く順番が逆になってしまった。ただ、あとで原曲を聴くとアジカンとのマッチ具合がかなり高く感動した。テナーの1番のファンを公言するゴッチの愛が詰まった一曲。

11.Farewell Dear Deadman/the pillows ★★★★
このトリビュートアルバムが出来るきっかけとなった恩師によるカバー。原曲よりもよりシンプルにアレンジされているが決して元を崩さないようにカバーされており、これもまたテナーへの愛を感じた。

12.SAD AND BEAUTIFUL WORLD/ストレイテナー ★★★★
かつて行った人気投票で一位に輝いた事もある曲をテナー自身でリアレンジした一曲。イントロはピアノでより叙情的に、元が2003年の曲ということもあり全体的にはややスタイリッシュにまとまっている。

総評 ★★★★☆
ストレイテナー20周年を記念して作られたトリビュートアルバム。メンバーも選曲やバンド選びに関わっているとあって、どれもストレイテナーへの愛やリスペクトを感じさせられる。
若手は若手らしく自分たちの個性をぶつけ、テナーと年代の近いバンドは自分達の色を残しつつも原曲に限りなく雰囲気を近づけて、トリビュートアルバムとしての1つの理想形を聴かされた。
テナーファンは勿論、参加バンドのファンもストレイテナーへの入口としてオススメできる。

620名無しのエリー2017/11/26(日) 18:02:02.68ID:aOSkmi350
乙。やっぱり3人時代の曲が多いね

621名無しのエリー2017/11/29(水) 00:12:22.78ID:Dj9VXfA20
みなさん乙乙

ACTION B'z

1.純情ACTION ★★★☆
いきなりエンジン全開なナンバー。B'zらしいと言えばB'zらしい。
3分ちょいと無駄も少なくコンパクトな曲。悪く言えばこじんまりとして少し地味。
内容はなにか行動しろ!という稲葉らしいメッセージ。ACTION〜ACTION〜♪の掛け声はなかなかダサくて良し。

2.黒い青春 ★★★★★
ジャズテイストの疾走感あるハードロック。タイトル通り苦々とした青春曲。
昔の2ちゃんねらーなら共感するのも多そうな歌詞。個人的にも色々来るものがある。
稲葉ソロとかならもっとねちっこく暗くなりそうだけどB'zなので良い感じにライト。曲調は重いけど。
ラストの鬱屈とした感情を爆発させたようなシャウトは圧巻。根暗な名曲。

3.SUPER LOVE SONG ★★★★☆
シングル。B'zらしいハードロックナンバー。スーパーなラブソングと言いながらノリノリな曲。
最初聞いたときはなんじゃこりゃと思ったが聴いてると段々クセになってくる。ドラムが激しくてかっこいい。

4.満月を照らせ ★★★
ハードな曲3連発からようやく落ち着いた曲。どこか微睡むようなギターが印象的。
ぼんやりとした曲調だけどテーマはいじめという重い内容。耳が痛い人も多いかもしれない。

5.パーフェクトライフ ★★★★
軽快でノリの良いナンバー。色々とハードなのが続いたのでなんかホッとする。
鬱々とした気分を吹き飛ばすような爽快感がある。歌詞に共感できる人も多いのでは。

622名無しのエリー2017/11/29(水) 00:14:54.85ID:Dj9VXfA20
6.一心不乱 ★★★☆
松本の青春を歌ったという曲。稲葉の歌い方いつもと違うのでちょっとモヤっとする。
タイトル通りわき目もふらず一心不乱に頑張れという内容。がむしゃらにひきこもれ!という歌詞が目から鱗。

7.FRICTION - LAP2 - ★★★
全英詞のロックナンバー。元は#3のカップリングだけどアルバムバージョン。
レースゲームの主題歌だっただけに疾走感満載。オリジナル版のほうが好きだけど。

8.ONE ON ONE ★★★★
ピアノが印象的なミディアムテンポなバラード。「OCEAN」みたいないかにもって感じではなく良い感じにポップ。
爽やかで軽やかなサウンドで聴いてて心地いい。あまりB'zにない無いタイプの曲で新鮮に感じる。

9.僕には君がいる ★★☆
ピアノ中心のバラード。B'zとしては珍しくギターがまったく登場しない。
壮大とか仰々しいというわけではなくものすごく普通。ギターソロからCメロまでが少し賑やかな程度で基本しんみり。
亡き人を想う曲なので沁みる人は沁みる。アクが強い曲に囲まれてるのでなんか埋もれてしまった感がある。
今作は曲数が多いのでこの曲ぐらいから若干ダレてくる。

10.なんという幸せ ★★★★
働いても働いても楽にならないワーキングプアを歌ったナンバー。50年代のアメリカポップスを意識してるらしい。
内容曲調と聴いてて息苦しい。無理やり幸せだと言ってるようで痛々しい。タイトルとは裏腹にどんどん不幸な気分になっていく。
あまり救いの無い曲だけどそれがなんだかクセになる気がする。

623名無しのエリー2017/11/29(水) 00:20:20.93ID:Dj9VXfA20
11.わるいゆめ ★★★★☆
ジャズっぽいアレンジの曲。稲葉お得意の女に捨てられておかしくなった男の歌である。
歌詞はちょっと変わってる表現が多くユーモア。相変わらず稲葉の作詞ってちょっと斜め上。
地味だけど完成度は高いと思う。

12.HOMETOWN BOYS' MARCH ★★★
前3曲から打って変わって底抜けに明るい能天気な曲。B'z史上最もハイテンションだと思う。
初めて聞いたときは面食らったが取りあえず楽しい曲ではある。展開も多く面白い。
それでもちょっと気恥ずかしさはあるけど……。

13.光芒 ★★★★★
「HOMETOWN BOYS' MARCH」と打って変わり暗くハードなバラード。今作は振れ幅が大きい流れが続く。
とにかくひたすらに暗い。思い通りにいかない現実を嘆いた歌詞が心を抉る。おい稲葉やめろ。
それだけにラストの大サビは感動的な気分にさせられる。暗い闇に光が射すような怒涛の展開が素晴らしい。
大サビの歌詞はなかなかの名フレーズだと思う。B'z屈指のバラード。

624名無しのエリー2017/11/29(水) 00:23:10.99ID:Dj9VXfA20
14.トラベリンメンのテーマ ★★
「BIG」や「あいかわらずなボクら」のようなお遊び曲。箸休め的な脱力ソング。
悪くは無いけど今までのそれらに比べるとネタ的に弱い。

15.オレとオマエの新しい季節 ★★★★
ラテン調のナンバー。珍しくコンガなんか参加させて本格的。
2番途中から松本のエレキギターが主張しだしたときは笑った。終盤へ掛けての盛り上がりが最高。

16.永遠の翼 ★★★
シングル。「OCEAN」のような壮大なバラード。悪くは無い出来だけどちょっとベタすぎる。

17.BUDDY ★★★☆
あまりB'zらしくない曲が多かった今作だが最後の最後はB'zらしいロックナンバー。元は前作「MONSTER」のボツ曲。
力強い歌詞が良い。BUDDYとは相棒という意味だけど松本のことを歌ってると思うと仲良すぎて笑う。

総評 ★★★★☆
2007年に発売されたB'zとしては16枚目のオリジナルアルバム。1枚組のアルバムとしては過去最多の17曲入り。
テーマがマンネリの打破ということなので今までB'zがやらなかったようなタイプの曲が多い。実験的。
雰囲気は全体的に暗め。タイトル通り「ACTION起こして現状を変えろ!」という内容の曲が多い。
B'zの王道から外れた作品なので「ultra soul」的なのを期待するとがっかりするかもしれない。初心者には不向き。
あとさすがに曲数が多すぎるので通して聴くと中盤でダレる。ダークな流れが続くので聴き終ると若干の疲労感。
それでもハマる人はとことんハマる一枚だと思う。稲葉の暗い歌詞が好きな人はかなり気に入りそう。
人によってはオンリーワンな作品。個人的にも偏愛な一枚。

625名無しのエリー2017/11/29(水) 00:27:50.09ID:Dj9VXfA20
>>621
満月を照らせじゃなくて満月よ照らせで

626名無しのエリー2017/11/29(水) 14:52:07.15ID:ivJG36dc0
おぉ、乙です!
ニューアルバム発売おめ

627名無しのエリー2017/12/18(月) 22:10:43.46ID:q2z1rPMd0
GRAPEVINEの「ROADSIDE PROPHET」

1.Arma ★★
シングル。
「このままここで終われないさ」「物語は終わりじゃないさ」という歌詞や高らかに鳴るホーンから前向きな気概が感じられ、とても頼もしい。
曲自体は今ひとつ突き抜けない感じがしてあまり好きじゃない。

2.ソースオペラ ★★★★★
前作からの流れを感じるウネウネシンセから始まる曲。
楽器各々の表情がとても豊かで聴いていて気持ちが良い。
田中さんお得意のちょっと暗めの短編集の一遍みたいな雰囲気の歌詞に心地よくモヤモヤさせられる。

3.Shame ★★★★
Armaのカップリングで、このアルバムの中で一番テンポが速い曲。
「カッカッカッカッ」と引っ掻くようなイントロが印象的。
曲の感触としてはKOL(キックアウト ラヴァー)に近いかな。

628名無しのエリー2017/12/18(月) 22:12:12.94ID:q2z1rPMd0
4.これは水です ★★★★
田中さんの気だるげな歌唱や鬱屈した音を鳴らす弦楽器からこれは悲しい曲なのかなと思いきや「何者も悔いたもれ〜」のところで急に茶化すようなメロディを入れてきてびっくり。怪曲。

5.Chain ★★★★★
先行配信曲。
少年の複雑な心情を落ち着いた調子で歌い上げる。
めちゃくちゃ好き。

6.レアリスム婦人 ★★★★
小気味良い音のギターから始まり、最後まで程良いテンションで踊れる曲。ライブだとさらに楽しめそう。
「戦慄(わなな)かせる」なんて言葉は初めて聞いた。

629名無しのエリー2017/12/18(月) 22:13:45.64ID:q2z1rPMd0
7.楽園で遅い朝食 ★★
うーん曲に関しては特に言うことなし...嫌いではないよ。
歌詞は婉曲的だけど結構メッセージ性の強いことを言ってると思う。

8.The milk (of human kindness) ★★
演奏は激しいけど歌のトーンは終始低い。
俯きながら横に揺れる感じ。かなりのスルメ曲(死語?)

9.世界が変わるにつれて ★★★
...正直言って7曲目からここまでの3曲は地味というか素朴というかなんというか。
この曲はイントロが好みだから★+1

630名無しのエリー2017/12/18(月) 22:16:02.98ID:q2z1rPMd0
10.こめかみ ★★★★
またマッタリか...と思いきやこれがかなりアツい曲だった。
強い情念のこもった歌詞、曲が進んでいくうちにどんどん熱を帯びていく歌唱と演奏。とてもいい。

11.聖ルチア ★★★★★
前作のラストトラックTOKAKUに引き続き今作も比較的テンションの高い曲で締め括られる。
メロディの良さはもちろん、歌詞の言葉選びも田中節炸裂で最高。
個人的にこの曲がベストトラック。

総評 ★★★★
「曲にフックがない」「全体的に薄味」「落ち着きすぎ」なんて声がちょくちょく聞かれる今作。
自分は名盤!とまではいかなかったけど好きな部類のアルバムだなとは思った。

「インダストリアル」「Two」「NOS」「Neo Burlesque」「太陽と銃声」「流転」「UNOMI」辺りの曲を聴く時の耳で臨めば割としっくりくると思う。

631名無しのエリー2017/12/19(火) 03:10:26.00ID:Chy/P3c90
>>630
乙です
バインはクオリティ安定してて良いよね

632名無しのエリー2017/12/19(火) 12:18:47.62ID:1by16T5q0

実際ライブのレアリスム婦人は楽しい

633名無しのエリー2017/12/20(水) 05:03:11.67ID:42qjZUfe0
バイン乙
聴きやすそうでいいね

634名無しのエリー2017/12/20(水) 13:42:21.85ID:xO4HOdOn0
乙ー。
なんか面白いタイトルの曲が多いね

635名無しのエリー2018/01/01(月) 20:52:44.92ID:b2LNY6Rf0
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636名無しのエリー2018/01/23(火) 04:40:22.56ID:VcfVoxXH0
無名インディーズだけどちょっとぐっと来たので投下

I'm Not Me「Slows」

1.HOPE(or) ★★★★
重めのリフを引っ張りつつ、ひたすらに暗い歌詞をぶちまけるミドルテンポの曲。
完全なシロップやTHE BACK HORNの直系。
とにかく後ろ向きな歌詞と、投げやりなボーカルがばっちりハマる。
「車輪の下から這い出てきた、でもそこも地図には載ってた」
かと思いきやCメロで転調し僅かな希望が見える。
「明日また死ななかったら、明後日生きよう」と終わる

2.I'm Not Me#1
ひたすら潰れた音の鳴るインスト。
正直全体の流れからしたら浮いている気もする

3.プールサイド ★★★★★
本作のベストトラック。
静かな始まりからサビで一気に爆発するバラード。ちょっとCocco的。
歌えてるかスレスレの高音の美メロでぐっと捕まれる。
「箱舟の上でかくれんぼしてた、僕らはいなくなったまま今日だ」と、後ろ向きだがひたすら純粋で美しい歌詞の出来がかなり良い。

637名無しのエリー2018/01/23(火) 04:41:17.44ID:VcfVoxXH0
4.三角点 ★★★★
「三角点に陽が落ちる」
「どうかせめてこのオレンジ色の真ん丸が、僕の走馬燈に不意に笑いかけますように」
と声を張るサビのエモーショナルが全てのフォークロック的なバラード。
amazarashiとかにも近い印象。
今にも自殺しそうな危なっかしいテンションのボーカルが映える。
ラストの転調でぐっと盛り上がり、怒涛のように押し寄せる感情が聴きどころ

5.ロスト ★★★
ミドルテンポで淡々と進む静かな曲。
いかにも打ち込みっぽいメロディアスなベースが印象的。ART-SCHOOLとかPlentyに近い路線。
歌詞はART-SCHOOLよろしくひたすらセックスして絶望してる。
セックスのことを「君は寝そべって仰向けの蛙のポーズ」と描写する変態性。
「機械みたいな瞳」とかART-SCHOOLにもあったよな確か。歌い方も機械みたいになって若干丁寧

638名無しのエリー2018/01/23(火) 04:42:07.91ID:VcfVoxXH0
6.未来 ★★★
ぼやっとしたシューゲイザー的な音像と四つ打ちが不気味な疾走感を醸し出すアップテンポ。
歌い出しから「未来が死んだ」で、以降いかにして未来が死んだのかをしつこく絶望的に繰り返す。
大きな展開をせず、同じリフに何種類かのメロディを乗せて転がしていく手法はシロップ的。
メロディアスなベースもシロップ的。
緊張感と切迫感でグサグサ刺してくるような一曲

7.首都高速 ★★★
90年代J-POP的な作法の、ムーディで夜っぽい雰囲気の歌謡曲ロック。
なんかPlastic Tree思い出した。
ちょっとV系っぽさあるな。
録音時期が違うのか、ボーカルが他の曲に比べてかなり不安定。
ただソングライティングの質は高く、展開が多いが一貫した切ない雰囲気。
「高速バスの車窓程度に投げかけられる感傷」と歌詞も切なげ

8.藍色の彼女 ★★★★
まったりしながらも何となく切ないイントロから始まるバラード。
フォーク路線とシューゲイザー路線の中間といった感じで、総じてポップにまとめている。
感情が前面に出たボーカルがハマっている。
最後に2曲目と同じフレーズが入って意味深

9.夏の死神 ★★★★
いきものがかり辺りがやりそうなポップでかわいい曲調をバックに、不穏な歌詞を不安定なボーカルが歌う怪曲。
「君の好きな夏が過ぎ、僕は口ずさむよ、蘇るように、うだるような夏の光は、ぐちゃぐちゃになって消えたから」というサイコキラーじみた歌詞。
路線としては初期スピッツに近いのか。本作で一番猟奇的かも

639名無しのエリー2018/01/23(火) 04:43:42.48ID:VcfVoxXH0
10.夏がきこえる日 ★★★
ひたすらリフを軸に進んでいくアップテンポの曲。
前曲から引き続き夏の歌。
リフそのものを変えることなく、変化と展開があって飽きさせない作曲センスはやはり高い。
歌詞はやはり切なめで、「さよなら」と連呼して終わる

11.セイゾン ★★★
カントリータッチで歌詞を言い聞かせるようなバラード。
死ぬ直前の走馬燈を見ているような一曲で、タイトルとは裏腹に今にも死にそうな曲。
「今日までいなくなれなかっただけだろう」
「まだ死ねないのかな、まだ終わらないのかな」
と連呼して終わる。
内容としては歌ができたから死んでもいい、みんなありがとう、という感じ

640名無しのエリー2018/01/23(火) 04:44:01.38ID:VcfVoxXH0
12.進化論 ★★★★
アップテンポなイントロから始まり、せわしなく動き回るベースラインが印象的な曲かと思わせて急に静かになる。
路線としては引き続きフォーク系。
しかし歌詞は救いようがなく
「誰でもない体、あるかないかさえ分からない世界で、寂しさが描くだけの妄執に騙されて進め」
「化け物になってしまった僕の夢」
「みるみる駄目になってしまった僕の笑顔」
とどうしようもない

13.スロウ ★★★★
タイトルナンバー。
スローテンポなバラード。
曲名からモロだが中身も気持ちGRAPEVINEっぽいメロディアスなサビが聴きどころ。
歌詞は「不在したことで理解したなら何を見ていたんだろう」
とひたすら喪失感にさいなまれている。
泣きそうな歌い方がこういう曲には似合う

14.遠鳴り ★★★★
元気なリフで進んでいくノスタルジックなミディアムテンポ。
「大体慣れていく」という歌詞が救いのようにもあきらめのようにも繰り返される。
どこかおかしげで寂しげな風景描写を交えながら、とにかくトランス状態に連れていかれる

15.1# eM toN m'I
インスト。2と同じ

641名無しのエリー2018/01/23(火) 04:45:55.11ID:VcfVoxXH0
(総評)
★★★★
京都発一人家バンド、と銘打たれたインディーズバンド、I'm Not Meの1stアルバム。
知り合いに第二の神聖かまってちゃんかもしれないと言われて視聴。
聴いてみたら神聖かまってちゃんというよりは別の何かだった。
メンバーは京大文学部在学の大学院生一人で、打ち込みがメイン

まず目に見えて武器なのはソングライティング能力。
歌詞、曲ともにかなり幅広いジャンルを高いクオリティでこなしている。
特に歌詞はかなりのレベルで、風景にしても心理にしても描写が丁寧で、いかにも文学好きな感じ
歌詞を売りにしようとする多くのバンドと比較しても、語彙力も表現力も相当高いレベル。
言葉は全体的に自己否定に向かうが、風景の描写がとにかく裕なので見せ方が多彩。
かつ分かりにくくもなく、曲ごとに情景がよく浮かぶ。
韻を踏んだり言葉遊びの要素もあって、救いがない以外の全方位によい歌詞

曲は全体的に暗い、切ない、悲しい、辛いものが多く、リフを中心に立ち上げていくスタイル。Syrup16gやTHE BACK HORN、ART-SCHOOL、森田童子、鬼束ちひろ、Coccoなど歴戦の鬱アーティストの影響をダイレクトに受けている感じ。
メロディセンスはかなり高く、所々で耳に残る美メロ

ボーカルは声質がよく、歌い方にも個性があるが、歌唱力はかなり微妙なレベルで、低音は音程が、高音は発生が不安定。
伸びしろはあると思うのでボイトレをして

音は打ち込みメインのはずなのにモタっている箇所があったりツメの甘さはあるし、音も軽い。
しかしそれがゆえに重苦しくなり過ぎずポップになっているところもある

総じて、これらのアラも含めて謎の中毒性があり、不思議と頭を離れないところがある。
曲ごとに誰々っぽい、というのはあるが全体として聴いたら器用に散らばっている。

技術はない、めちゃくちゃ粗い、新しいわけでもない、しかし妙なセンスと中毒性があった。
あと普通に詩集出してほしい。これからの伸びしろに期待を込めて星四つ

642名無しのエリー2018/01/23(火) 07:45:40.84ID:Pbi5brig0
>>641

気になるな聴いてみよう

643名無しのエリー2018/01/23(火) 12:00:10.02ID:dVgnYDLV0
>>641
気になってググッてみたらお笑い芸人なのね
何かの間違いかと思ったぜ

644名無しのエリー2018/02/03(土) 16:52:46.29ID:jfKWH4T20
椎名林檎の「三文ゴシップ」か「日出処」お願いします

645名無しのエリー2018/03/16(金) 03:49:19.22ID:oryh9FFs0
二十歳のモーニング娘。/モーニング娘。20th

1.モーニングコーヒー(20th Anniversary Ver.)★★★
メジャーデビュー曲の20周年バージョン。オリジナルメンバー5人と現役のメンバーでの歌唱
原曲と比べてかなりテンポが速く最初は少し戸惑った。でも悪くないかな。
ロックっぽいアレンジに仕上がっている。

2.WE ARE LEADERS! 〜リーダーってのもつらいのもの〜★★★★
自己紹介ソング「女子かしまし物語」の歴代リーダー版といった感じ。
現在までの歴代リーダーによって歌われている。
よく聞いてみるとそのリーダーを主張する曲(おそらく現役以外)がバックで流れているという面白い仕掛けになっている。
ファンならきっと楽しめる曲ではあると思うけどモー娘。をあまり知らない人が聞くとなんのこっちゃとなりそう…?

3.花が咲く太陽浴びて ★★★★
現役メンバーによるいまや貴重?なつんく♂による新曲。
湿っぽい感じの雰囲気でプラチナ期とか言われてた頃をどこか思わせる。

4.ENDLESS HOME ★★★
安倍なつみfeat.譜久村、小田となっているが2人はコーラスでしか登場しないので実質安倍なつみソロ。
なんか歌い方のせいか若干ミュージカル風な感じだが優しげな歌い方は良い。
「ふるさと」の歌詞に出てくる少女の母親になった姿を歌っていると思われる。

646名無しのエリー2018/03/16(金) 03:50:10.09ID:oryh9FFs0
5.お天気の日のお祭り ★★★★
現役メンバーで歌われているつんくによる新曲その2
EDMっぽい感じがあまりしない楽曲を久々に聞いたかもしれない。
どこか一昔前のモー娘。を思わせ、個人的にはお気に入り。ちなみに途中でセリフもあります。

6.タネはツバサ(Wings of the Seed) ★★★
モーニング娘。のオリジナルメンバーによる曲で作詞作曲メンツも愛の種と同じ。
続、愛の種といってもいいと思う。
20年後に最初の5人による新曲が聞けるのはなかなか感動的ではと思う。正直初期メン全員揃う日が来るとは思わなかったので余計に…とどこか感傷に浸りたくなる曲。

7.五線譜のたすき ★★★
ストリングスを取り入れたナンバー。
これからも続いていくであろうモー娘。をどこかイメージさせてくれる。
作曲はつんくではないのだけど上手くつんく曲にありそうな感じに似せているような気がする。

8.愛の種(20th Anniversary Ver.) ★★★
モーニング娘。としてのデビューシングル。
モーニングコーヒー同様、オリジナルメンバーと現役メンバーで歌われている。
なんかドラムの音が若干主張ぎみ。
モーニングコーヒーのようにテンポが早くなったりはしていないが原曲と比べると少し派手めなアレンジに。

総評 ★★★
現役の曲からオリジナルメンバーによる曲、歴代メンバーが登場する曲など20周年ということもあり中々楽しめるアルバムとなっている。
ファンならきっと楽しめる内容。というかむしろファン向け。
どうせならミニとはいわずあと数曲ぐらい欲しかった…

647名無しのエリー2018/03/16(金) 11:53:55.70ID:F3YQu/eS0

モーニング娘ももう20周年か恐ろしい…

648名無しのエリー2018/03/21(水) 07:23:04.97ID:B+YUuzf/0

649名無しのエリー2018/03/22(木) 21:46:57.05ID:uqrTgCAn0
ECD「FUN CLUB」
1.翼を下さい
おそらくほとんどの人が知っているであろうあの大名曲をECDがカバー!………したわけだけど、とんでもないアヴァンギャルドな出来に仕上がってしまった。
「いま〜わたしの〜ねが〜いごとが〜かなう〜な〜らば〜つば〜さ〜が〜ほし〜〜い〜」というサンプリングの繰り返しの中でアナログシンセが奇妙な音で暴れまくるだけ。展開もクソもない。この調子がずっと続いてまさかの11分46秒。こんなん評価できるか!
こんなん1曲目に聴かされたら脱落リスナーがほとんどだろう。俺もまともに最後まで聴けたことがない。

2.L.A.M.F ★★★☆
奇妙にベースがうねうねと動くトラックの上でECDがリズミカルにラップしていく。シンプルなトラックだけどなんか能天気な感じが漂う。
サビで「リズムだ×6 拍子を取るぞ/リズムだ×6 調子に乗るぞ」とラップしてるけど地味にリズムがちょっとズレてるのが面白い。
「バースは最後の後一行/あとラスト 自由になる」ってフレーズが好き。

3.ナイトトレイン Feat.イルリメ ★★★★
陽気で楽しげなトラックに合わせてイルリメのオープニングの早口の流れでECDが歌うサビに入るのが自然でいい。
体が勝手に動き出すような感じで聴いてて楽しい。これ生で聴いたら盛り上がりそうだなあ。

4.FINAL JUNKYのテーマ ★★★★★
サイケなイントロから一気にギターリフが響く展開がカッコいい。陳腐な言葉かもしれないけどとにかくカッコいいとしか言いようがない。
スピード感のあるトラック、その上に乗る自信に満ち溢れたラップ、全てがカッチリとハマってる。
「屋根があるだけで5点 電気が付くだけで5点」このフレーズだけでもう5点。
「ファイナルジャンキー!!」とECDが叫ぶアウトロまで全く隙がない。完璧。

650名無しのエリー2018/03/22(木) 21:47:41.11ID:uqrTgCAn0
5.○△□ ★★★★
警告するかのような電子音が目立つハードなトラックが癖になる。ここまでのノリノリな雰囲気を変える役割を果たすナンバー。
サビで繰り返される「丸三角四角」のリフレインが嫌でも頭に残る。アウトロではサビがずっと続くのですごい陶酔感に包まれる。

6.Am I Crazy ★★☆
「あなたが歌って思っているものは/やっぱり歌かもしれない/あなたが歌っている歌は/やっぱり歌かもしれない」
こんな歌詞の民謡か歌謡曲か演歌か…?どのジャンルかよくわからん怪しい女性ボーカルのループが印象的。
この女性の声がめちゃめちゃ中毒性があるけどどうも地味という印象は拭えない。
ラップは「男性器」「パンケーキ」「パッケージ」とどんどん韻を踏みながら進んでいくのがカッコいい。
人によってはすごく癖になるかもしれないね。

7.In The Place To Be ★★★★☆
なんて言えばいいんだろう………?明るい、それなのにどこか寂しさやジメジメとした雰囲気を感じるメロディが流れるトラックが非常に素晴らしい。
ラップも同じフレーズを2回繰り返しながら進んでいくシンプルな物なのにすごく頭に残る。
「逃げ切るか 捕まるか/遥か 彼方 嘘をつく」といいうリリックが最強。
最後の「In The Place To Be!いるべき場所」というECDの叫びに何かが救われた気持ちになる。

8.Out Of The Blue ★★★
太鼓の音が印象的なトラック。前の曲で明るくなったのにまたダウナーな雰囲気に。
とにかくやる気がでない、やるべきことがあるはずなのに心の中はスルーすることしか考えてない、でも何かを始めなきゃいけない。そんな陰鬱な気分を見事に現したトラックとリリックが見事。
ずる休みしたくなってしまうのが人間ってものなんだろうなあ。
「ずる休みする/またいつかずる休みする/何かが始まったんだった……」

651名無しのエリー2018/03/22(木) 21:48:39.98ID:uqrTgCAn0
9.Power Free ★★★☆
寂しげな笛と三角ノイズのループの上で4分間ひたすらECDが「そいつを頭から叩き出せ/そいつをこの街から叩き出せ」と攻撃的なリリックを繰り返し続ける。
なんというか、聴き続けてるうちにどこかが狂ってしまいそうになる。でも気づけば癖になってる。そんな曲。

10.Ghost ★★☆
前曲の「聴き続けてると狂いそうになる」感じがさらに増したインスト。
これまた寂しげなギターの音と鳴り続けるイヤ〜な感じの電子音(誉めてます)の繰り返し。後半からは怪しげなメロディも加わってその雰囲気が増長される。
なんか毎回この曲聴いてると腹痛くなってくるんだよな。そんな感じ。

11.FINAL JUNKYのテーマ Orig Ver ★★
トラックが電子音と打ち込みだけのシンプルな出来になり、テンポが落ちた別バージョン。
このバージョンも悪くないし、ECDのリリックの攻撃性とかクオリティの高さは確認できるんだけど、元のバージョンの完成度が高すぎてそれに比べるとどうしても劣る。

12.ナイトトレイン Orig Ver ★★★
これも前曲と同じように打ち込みと電子音のみで構成されたシンプルなトラック。
トラックの違い、そしてイルリメがいないという違いだけでここまで印象が変わるのかといった感じ。
Tr.3では陽気な雰囲気だったのにこちらでは同じ歌詞にも関わらず不穏な雰囲気に変わってるのがすごい。
皆を楽園に連れていくはずのナイトトレインがいつのまにか地獄行きに変わってました、みたいな………

652名無しのエリー2018/03/22(木) 21:49:43.63ID:uqrTgCAn0
13.Outro
1曲目の「翼を下さい」のアナログシンセの音だけが何回か流れて終わり。そして1分間の空白で終わる。
なんとも腑に落ちない終わり方だけどもそこがいい。

総評.★★★★
今年の1月に亡くなったラッパー、ECDが自主制作レーベル「FINAL JUNKY」を立ち上げて三作目のアルバム。
このアルバムはFINAL JUNKYを立ち上げた頃のアルバムに比べてキャッチーさというか取っつきにくさが多少減ったようなイメージ。いや元々ある一種の暗さといか憂鬱な雰囲気は漂ってるんだけど。
前半(1曲目は除く)は特に明るくノリのよい曲が並んでいるし、その上完成度も高いし多様性にも富んでいると思う。自主制作作品で他の人に薦めるとしたらこれがいいのでは?
ただ前半の雰囲気が圧倒的なのもあって後半のループを使った暗いトラックや繰り返されるリリックは取っつきにくい部分があると思う。
でもそもそもこの人のトラックは個性的というか尖った部分があるので、それに慣れれば完成度の高い作品だと気付ける気がする。
このトラックやリリックは、やっぱり他とは雰囲気が違うというか独自の世界観を作り上げている。非常に偉大なミュージシャンだったんだなあと、この作品を聴いて改めて感じました。
日本語ラップの良さ、海外ラップにはない独自性(特にこの人のリリックは日本語の響きというのが非常に感じられる)があるのでぜひ1度聴いてみて欲しいな、と思います。

653名無しのエリー2018/03/23(金) 11:09:59.89ID:FS2mNpJy0

654名無しのエリー2018/03/23(金) 20:02:26.52ID:00IXHDZU0

亡くなってたとは知らんかった。合掌

655名無しのエリー2018/03/24(土) 13:40:16.05ID:IokQqFMH0
B’zのDINOSAUR お願いします。

656名無しのエリー2018/03/24(土) 23:32:38.71ID:nHrDttZx0
乙乙

DINOSAUR B'z

1.Dinosaur ★★★★
恐竜の咆哮のようなギターからスタートするハードロックナンバー。イントロが久々に長い。なんだか懐かしい。
初っ端からイケイケ。松本がギターをかき鳴らし稲葉が吠えまくる。50歳をとうに過ぎたおっさんたちとは思えないパワーを感じる。
同じハードロック路線の仲間が減り続ける悲しみを歌っているが悲壮感は無い。勢いが良い。
古臭くてもこの芸風でもっと突き進んで行くぜ!というB'zの決意表明に感じる。開き直りとも言えるかもしれない。
「誰もまだオレの本当の色を知らない」と本物の恐竜ネタを歌詞に絡めて来たのはちょっと感心。

2.CHAMP ★★★★☆
前曲に続きキャッチーなハードロック。イントロからワクワクする。
#1同様に周りの声なんか知るか!という内容でとにかく勢いを感じさせる。イケイケ。
サビラストのぶっちぎる連呼には笑ってしまったがその言葉がこの曲のすべてを表してると思う。
若干サビメロが弱いぐらい全体的に力強くて良い。

3.Still Alive ★★★
シングル。ゆったりとした歌い出しで始まるがすぐにアップテンポになりいつものB'zに。
電子音がいかにもB'zって感じ。編曲者が他の曲と違うせいか今作だとやや浮いてる。
医療ドラマの主題歌だったがそういうのよりアニメやゲームの主題歌のほうが似合いそう。

4.ハルカ ★★★★
ワウを絡めたギターが妖しい雰囲気を醸し出すアップテンポなナンバー。オシャレ〜な感じ。
いい女に翻弄される稲葉らしい歌詞かと思ったら曲が進むうちにやや特殊なシチュエーションに。
歌詞といいサウンドといいちょっと変わった曲。

657名無しのエリー2018/03/24(土) 23:36:36.80ID:nHrDttZx0
5.それでもやっぱり ★★☆
ピアノで淡々と始まるバラード。徐々に松本のギターが絡み出すパターン。
女性目線で別れた恋人と仲直りしたいと願うという内容。女性目線というのは珍しいけど曲自体はありがち。
最近の松本が作る感動系バラードはどうも微妙。

6.声明 ★★★
シングル。シンプルなハードロック。昔のシングル「MOVE」にちょっと似てる。
言い訳せず頑張れ!というまさに稲葉な応援歌。そういうのも嫌いじゃないけどさすがに多くてお腹いっぱい。

7.Queen Of The Night ★★★☆
#4と雰囲気が似てる歌謡曲チックなナンバー。タイトル通り夜の匂いが香る。
内容は女性への応援歌。昔のB'zのようでちょっと懐かしい。

8.SKYROCKET ★★★★★
思わず踊り出したくなるようなロックナンバー。ノリノリで楽しい。
SKYROCKETとは花火のことだがあまり花火感は無い。むしろ青空が思い浮かぶ非常に爽やか。
たぶんいまの世界情勢を意識してるんだろうけどそれを逆に明るく歌ってしまうのはB'zらしい。
コーラスも印象的でライブでは盛り上がりそう。底抜けに明るいけどどこか切なさを感じる佳曲。

9.ルーフトップ ★★★★★
力強くも悲しみを帯びた松本のギターが鳴り響くミディアムテンポなロックナンバー。
歌詞もやるせない青春という感じで曲調も相まって物悲しい世界観を作り出している。
前作に収録された「Black coffee」みたいにファンに愛されそうな曲。個人的にも好き。

658名無しのエリー2018/03/24(土) 23:39:08.88ID:nHrDttZx0
10.弱い男 ★★★☆
弱い!弱い!を連呼するロックナンバー。珍しくサックスソロがあったりする。
稲葉らしいネガティブな歌詞にノリノリなサウンドが合わさった微笑ましい一曲。
キャッチーさがないので好き嫌いは分かれそう。

11.愛しき幽霊 ★★★
アコースティックなバラード。穏やかな曲調で変に感動的ではなく良い。
別れた恋人を幽霊に例えるのが面白い。でもさすがにちょっと女々しい。なんだか生暖かすぎてイマイチ共感できない。

12.King Of The Street ★★★☆
今の二人の勢いを象徴するような疾走感あふれるナンバー。ラスト前のもうひと盛り上がり。
タイトルにキングと冠してはいるが内容はホームレスのボヤキっぽい。所々挟まる東京都政に対する皮肉にニヤリ。

13.Purple Pink Orange ★★★★★
ラストを締めるのは幻想的で重厚感のあるバラード。こういうタイプの曲を最後に持ってくるのは珍しい。
タイトルは夕暮れを意味してるらしい。それ故に黄昏を感じさせる作りになってる。情感たっぷり。
メロディ自体は平凡だけど稲葉の歌唱力とアレンジに助けられてる。ラストのギターソロも良し。
今作の締めとしては文句なしの一曲。

総評 ★★★★★
B'zとしては20枚目のオリジナルアルバム。50を超えてますますパワフル。
前作に続きハードロック路線だがそれだけではなく色んなタイプの曲がある。ただ総じて懐かしさを感じさせる。
松本も言っていたが今の若い子には馴染みの無い内容かもしれない。新鮮と感じるか古臭いと感じるかは人それぞれか。
とにかくパワーのある一枚。稲葉はもちろん松本がやたら元気にギターをかき鳴らしてるのが嬉しい。
まだまだ進化し続ける二人に感服。個人的には2000年代のB'zでは一番のアルバム。

659名無しのエリー2018/03/25(日) 01:05:48.58ID:fAm+3ypP0
乙!
アルバムのスパンがここにきて長くなってきたけど、今までが異常だったのかなw
マイペースで作品作り続けて欲しいですね

660名無しのエリー2018/03/25(日) 01:25:26.33ID:Vdw13AfM0
乙!肝心の「俺の本当の色を知らない」が「俺のうんこの色を知らない」に聞こえるとネタにされてたな...

661名無しのエリー2018/04/02(月) 10:55:04.62ID:Xj473AGe0
アジカンの「ランドマーク」か「ソルファ(再録版)」
お願いします

662名無しのエリー2018/04/02(月) 23:43:00.29ID:t98uOtkY0
Toys Blood Music / 斉藤和義

マディウォーター(REMIX ver.) ★★★★☆

シングル曲で一度Mステかどこかでやっていたのを聴いた覚えがある。
今回ストリーミングでシングル版を聴いたが
玉田豊夢か中村達也か分からないが乾いた音のスネアが印象的なファンク調ロックだった。

で、このREMIX ver.だが、たぶん分類するとロックではない。
左右にパーカッションがなって何事か思ったところで図太いキック。
おそらくというかまず間違いなく打ち込みであろう。
その後入ってくるベースもシンセベースだし、
サビではアルペジエーターを利用したシーケンスフレーズが聞こえる。
岡村ちゃん、プリンスのような(ロックフィールを持った)R&Bみたいな感じに
イメチェンしていたのだ!

このイメチェンが衝撃的で10行も使ってしまったが、楽曲としてもいい。
JBのCold Sweatで有名なパターン(聞けば分かると思う)をうまく活かし、
歌メロとバッキングが合いの手を入れあうような構造になっている。
斉藤和義はもともとバッキングに合わせた歌メロの上手い人で、
今までだったらこれを「ミュージシャンどうしの音の会話」として受け取っていたが、
今は相棒はシンセなんだぜこいつ…
(アコギもあるけど)

663名無しのエリー2018/04/02(月) 23:43:44.56ID:t98uOtkY0
オモチャの国 ★★★★

マディウォーターよりさらに打ち込みっぽい音のドラムがなり、
そのリズム(ニューオーリンズ風?)が
一瞬「歩いて帰ろう」みたいな明るい曲を期待するのだが
低音付近から持ち上がってくるシンセ音がそうさせない。

そして歌が始まって納得。
これは斉藤和義が定期的にやるハーフスポークンな歌い方のシリーズなのだ。
そして歌詞も直球過ぎた政治主張であった 45 Stones の時代から進化し、
オモチャの国の生活を主題にした社会風刺になっている。
この社会風刺もなかなかできが良いのでぜひ。

ただこの曲についてはやはりサウンドの作り方のセンスにすべてがあると思う。
かつてで言えば「わすれもの」のような、
重く始まりだんだん狂気を帯びていくアレンジは素晴らしい。

Good Luck Baby ★★★

この辺で本格的にプリンス殿下に入門してきだしはじめる。
ドラムは打ち込みで、主に太い(というか他の音が無い)ベースが曲を引っ張る。
ギターなどもいるのだが、サビにのみ重ねて入るという
スタジオワーク的というか素材的というか、
斉藤和義が愛していたはずのロックンロール魂を感じさせるものではない。
(うまいけど)
やっぱりプリンスとかそういうフェーダー上げ下げ素材切り貼りの音楽になっているのだ。

残念な点として歌詞にやる気を感じない。オモチャの国はあんなによかったのに。

664名無しのエリー2018/04/02(月) 23:45:06.03ID:t98uOtkY0
青空ばかり ★★★☆

今度はギター、それもボーカリストのかきむしる感じのあるギターとともに歌が始まり、
この辺でロックに戻すのかと思ったらドラムが始まった瞬間のシンバルの「ジャーン」でずっこける。
この音、岡村ちゃんの「幸福」で聴いた音源や…(TR-909?)
どう考えてもミスマッチなのだが、これはこれでありになってしまうのが音楽の恐ろしいところ。
サビで入るドラムマシンのクラップがやけくそ感を醸し出している(ちなみにこのクラップで終わる)

エビバディ ★★★★☆

「愛に来て」あたりを思いだす70s後半フィールのロック。
相変わらずドラムは打ち込みで謎のクラップが入るが…
あとドラムのフィルの部分にだけすごく残響が入っていてもう部屋とかを超越している。

そしてこの辺で気づいたのだが、これは「2018年版のジレンマ」なんじゃないかと。
(後述)
この曲は「進めなまけもの」枠で。

サビのメロディの展開を聴くとソングライターとしての安定した実力を感じる。

世界中の海の水 ★★★☆

アコギのアルペジオに乗った美メロ。
と言ったら聞こえはいいがせっちゃんによくあるやつではある。
ただTR-808系と思われる打ち込みドラムとの相性は非常にいい。

歌詞がなかなか気合入っている。
本当にいい曲なんだが何か既視感がなあ…

665名無しのエリー2018/04/02(月) 23:46:19.07ID:t98uOtkY0
問題ない ★★★★

これ推し曲。
ノイズのようなシンセ音から流れるようにロックンロールに。
シンセ+ロックと言ってもキラキラしたやつじゃなく、
なんか使い方がキーボーディストというよりシンセ使いのそれなのだ。

シンセが目立つアルバムだがギターも好調で
この曲では非常に単純ながら耳に残るリフが聴ける。

純愛 ★★★☆

とうとうこうなってしまった…。というような80sフィールのするポップス。
ギターはアコギエレキともにキレッキレだがそれ以上にやはりシンセ。
第一印象は遊園地だった…。
あとスネア*4 タム*4 タム*4 タム*4のフレーズ気に入りすぎだろ。俺も好き。

12時55分 ★★★☆

ハーモニカ、アコギ、スライドギターなど
斉藤和義のアルバムにありがちな短いブルース調曲だけど
ベースはシンセベース。
ドラムがちょっと判断つかない。自分で叩いているようでもあるし…

「12時55分」に何かあるのかと思ったら
「12時55分も12時56分も」という、何も起こらない時間の代表としての12時55分だった。
その辺歌詞のセンスいい。

666名無しのエリー2018/04/02(月) 23:47:21.23ID:t98uOtkY0
始まりのサンセット ★★★

ストリングスが大々的に使用されたバラード。
ただドラムはマシンでたぶんリンドラム?
うーん、これはミスマッチでも化学反応の起きないほうのミスマッチだったかも。
基本的にはジョージ・ハリスン系の楽曲にストリングスを使ったもので悪くはないのだが、
今まで「新鮮」だったドラムマシンへの傾倒もこの曲では「必要なかったかも」ぐらいになってしまった。

Good Night Story ★★★★☆

インスト曲。
もはや予想がついているだろう、
そう、ドラムマシンだ。
ドラムマシンに載せて斉藤のほぼソロギターが聴ける。
というわけで開始1分くらいまでああそういうことね、程度に聴いていたのだが
だんだん聞き入ってしまった。
いやあギターもうまい。

667名無しのエリー2018/04/02(月) 23:48:09.78ID:t98uOtkY0
総評 ★★★★★

楽曲単体には5つ星は無かったのだが、
総評としては5つ星をつけたい。
「始まりのサンセット」が重要そうなわりにイマイチに感じた以外、
アルバムとしてまとまっているし
なんと言ってもこれだけのベテランが新しいことに挑戦して、
しかもちゃんと勉強してるっぽいことが素晴らしい。
(斉藤和義を追い続けているわけでないなら評価は下がるかも知れない)

斉藤和義には「ジレンマ」という多重録音の名盤があり、
その後の斉藤は一人多重録音形式の作品を定期的にリリースしてきた。
しかしジレンマの魅力はなんと言ってもパーソナルだったこと。
2018年の今、パーソナルな音にするなら打ち込みだよねー、みたいなことで
こんなんなっちゃったんじゃないだろうかと愚考する。

自作ではもとに戻ってそうな気もするが、とりあえず今作を自分は支持します。
しかしライブではどうなるんだろう。見に行きたいかも。

(曲順の番号を振り忘れました。ごめんなさい)

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