EMTG:今回収録された曲の中で、難産だった曲はありますか?
小池:今回に関して言えば……ないですね(笑)。俺、他人の手が加わったものをあんまり出したくなくて。かといって“自分はこういう曲を作りたい”って言って出すのも、狙って作っているように思えちゃうので、嫌なんですよね。それって、純度が低いと思うので。
そうじゃなくて、俺もいろんな皮を被っていますけど、その皮をどんどん破ったところを音楽にするというか。奥にある無意識の部分で曲を作れたらなぁと思って制作したのが、この15曲なんです。