日本人の国民性と企画力と演出力では
過去の大会でのWorld In Unionのような
スケールの大きな演出は無理じゃないかとは思ってたからな
それでここで散々発破をかけさせてもらったが
やはりそれは無理だと諦めて「ラグビーの未来」というテーマで
逃げざるを得なかったということかな
日本にはBBCプロムスのような自国の音楽文化を世界に誇れる
国民的な大規模音楽イベントが育たないのは
島国根性の国民性と敗戦による自信喪失によるところ大だと思うね
その中心にあるのが君が代という国歌の存在だよな
本来なら国の祝い事があるたびに国歌をみんなで肩を組んで歌うみたいに
日本国民を鼓舞する国歌を歌う習慣があって
それを軸として国民的な大音楽イベントが自然に生まれるのが理想だけど
残念ながらそうやって君が代を歌いたいと思う人はまずいないし
もともと日本人の奥ゆかしさを象徴するような歌でもあるが
さらに国民をないがしろにした天皇制賛美と大戦の悪夢に結びついてしまって
本来の歌の意味する皆が他者を思いやるようなニュアンスはかき消されて
対外的にも国内でもあまり歌う気になれないのが残念だよな
やはり胸を張って歌える国歌を中心とした伝統的に歌い継がれる歌があって
それを中心にみんなで集い大合唱できるような国民的音楽イベントが出来て
日本人が世界に誇れる音楽文化というのも育って行くんだよ
だからそれを可能にする第二国歌みたいなものを作ることを
真剣に考えた方がいいんじゃないかと思うね