【ソウル聯合ニュース】1923年の関東大震災時に起きた朝鮮人虐殺事件を扱った記録映画が20日午後3時より、ソウルの大韓聖公会ソウル主教座聖堂フランシスホールで無料上映される。市民団体などが19日伝えた。

上映されるのは「隠された爪跡」「払い下げられた朝鮮人」の2作品と、来年公開予定の「1923ジェノサイド、93年間の沈黙」(原題)の一部で、いずれも在日コリアンの呉充功(オ・チュンゴン)氏が監督した。

これらの作品は今年1月から毎月ソウルで無料上映されており、20日がソウルでの最後の定期上映となる。今後は全国で巡回上映される。

20日の上映会には虐殺事件の被害者の遺族も参加し、同事件に関心を持つよう観客に呼びかける予定だ。

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