【朝鮮日報】文在寅政権の「積弊清算」こそ韓国最大の障害[10/26]
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文在寅（ムン・ジェイン）政権の路線と政策は「積弊清算」という言葉のオブラートに包まれていたが、最近は徐々に「政治的報復」という性格を強めつつある。
当初は朴槿恵（パク・クンヘ）前大統領とその政府が攻撃対象かと思われたが、最近はその前の李明博（イ・ミョンバク）政権時代のことについてもあら探しを始めている。つまり彼らが言う積弊の清算は「朴槿恵の芽を摘む」「盧武鉉（ノ・ムヒョン）元大統領の恨みを晴らす」という2点に集約できそうだ。
今回朴前大統領の拘束期間が延長されたことをきっかけに、裁判そのものについて「政治的報復」という見方が全面的に浮上してきた。
また李明博元大統領時代の国家情報院幹部らを逮捕し、李元大統領まで検察に呼ぼうとしたのを見ると、今の政権関係者たちも結局は「政治的報復という名の積弊」から抜け出せていないことを感じる。それだけではない。
前の政権に協力的だった官僚、メディア関係者、企業経営者まで少しずつ消し去ろうとしているが、これもかつての「三清教育隊」を思い起こさせる。記者の周辺でも「あなたたちの新聞社の記者たちは大丈夫か」と心配する声が聞かれるし、われわれの間でも「口実を与えないよう注意しよう」と互いに語り合っている。
これでは時間は過ぎても権力の属性は何ら変わっておらず、「政治は勝った側の所有物」という思いが一層強くなるだけだ。
政治的報復という問題に関して世界には偉大な先人がいる。南アフリカ共和国の故ネルソン・マンデラ元大統領だ。彼は大統領に当選すると、それまで彼を拷問し黒人を弾圧してきた白人の警察官や右翼団体の関係者を赦免し「彼らは私に激しい拷問を加え人間（黒人）をたくさん殺してきた。
しかしそれは時の政府がやらせたものだ。今後黒人政府が新しい秩序を立てるには彼らの協力が必要だ」と宣言した。マンデラ大統領は選挙後、爆弾テロを続けた白人の武装右翼団体のリーダーまで交渉のテーブルに招き「白人が大切にしている記念塔、記念物、そして銅像などを破壊することはしない」と約束した。
27年にわたる刑務所生活を耐え抜き、350年にわたる白人の支配を終わらせた黒人初の大統領による宣言だった。
韓国には南アフリカ共和国ほど深刻な人種対立などない。宗教的な対立もないし、そこで行われたような無慈悲で残酷な弾圧もなかった。また経済的に見ても彼らほど貧しくはない。今後は暴力によって軍事政権が成立するクーデターもないだろう。
ところが韓国は南アフリカ共和国ほどの政治的包容力はなく、また階層間の包容力も和解する力もない。なぜそうなのか。しかも韓国は5年で政権は交代する。今われわれが昨日のことを根に持って報復すれば、5年後には同じように報復されるという簡単な予測もできないのはなぜか。
もちろん過去の政権に問題がなかったと断定する考えもないし、現時点でそれが正しかったとか間違っていたとか判断できる資料もない。過去の出来事でも間違ったことがあれば罰を受けねばならないし、また修正もしなければならない。しかしこれはある意味常識であり、また程度の問題というものもある。
すでに政治的生命が絶たれた前の大統領を逮捕しその罪状を暴こうとするのは、弾劾と退陣という既成事実によって自分たちの政権を「革命政府」とする意図があることくらい今や誰でも知っている。李明博政権当時の問題を改めてほじくり出すのも、盧武鉉元大統領を死に追いやったことへの報復という事実も誰もが知っている。
それでも彼らは「自分たちこそ正義の味方」として振る舞い、自分たちだけは最初から全く悪くない人間のような言動を示している。これでは失笑を買うだけだろう。
そのような行動や考え方こそ、実はこの国の政府が今後進むべき正道の大きな障害物だ。文大統領は自分たちの政権獲得が革命によるものであり、だからこそ積弊の清算が正当であるかのように主張するが、これらの障害物を越えられるかどうかは指導者の資質と力量に懸かっている。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/10/25/2017102501158.html
（>>2以降に続く） （>>1の続き）
そう考えると文大統領が自らの任期として与えられた5年を成功に導くには、まず一切の政治報復をやめることを宣言し、憲法が許す範囲で幅広く赦免権を行使することを勧める。そこにはもちろん朴前大統領も含むべきだろう。
それはいわば文大統領の進歩的な政治路線と過去の保守・右派政権の実績を交換することにもつながる。
また李承晩（イ・スンマン）・朴正煕（パク・チョンヒ）元大統領の時代から李明博元大統領の時代に至るまで、過去の政権の軌跡を保存・維持し、保守政権の短所や限界を超え、左派の機能主義を反対の方向から接ぎ木する新たな政治手法でもある。
それこそが大きな器を持った指導者として生まれ変わる道だ。指導者になれば自分を後回しにすることもできなければならないし、他人を思いやることもできなければならないからだ。
そう考えるとマンデラ大統領が晩年に残した言葉も多くの示唆を与えてくれるだろう。「私は生涯を白人が支配する世の中で戦ってきた。また黒人が支配する社会とも戦った。人生の栄光は倒れることではなく、倒れた時に再び立ち上がることにある」
金大中（キム・デジュン）顧問
文政権の「積弊精算」に疲弊するソウル中央地検長の愚痴
23日、国会法制司法委員会の国政監査が行われたソウル高等検察庁の会議室。国政監査が終わりに近づいた夜9時20分ごろ、野党「国民の党」の朴智元（パク・チウォン）議員が質疑に立った。
朴智元議員は同日、国家情報院改革委員会が「2009年の盧武鉉（ノ・ムヒョン）元大統領捜査当時、同院関係者が捜査に干渉した」と発表したことを取り上げ、尹錫悦（ユン・ソクヨル）ソウル中央地検長＝写真＝に「（国家情報院改革委が）捜査依頼したと知っていたか」と質問した。
質問を受けた尹錫悦地検長は突然、笑みを浮かべた。
朴智元議員が「検事長が笑ってはいけません。何がおかしいのですか？」と言うと、尹錫悦地検長は姿勢を正して、「そうではありません。今も（国家情報院改革委から）捜査依頼された件を調査しようと後輩たちが死ぬほど苦労をしているのに、頻繁に来るので…」と答えた。
国政監査翌日の24日、尹錫悦地検長の「愚痴」が検察内部で話題になっていた。ソウル中央地検のある検事は「最近の検事たちの心情を尹錫悦地検長が代弁したようだ」と言った。
「積弊（長年の弊害）清算」を主な国政課題として掲げてきた現政権の各部処（省庁）が8月末から検察に捜査依頼した件数は10件近い。「三日おきに捜査依頼がある」という言葉は大げさではない。
国家情報院改革委が8月21日に「民間人書き込みチーム長」数十人について捜査依頼したのを皮切りに、これまで5回調査依頼をしている。今月に入ってからは大統領府＝セウォル号事故当日の状況日誌操作疑惑＝や、教育部（省に相当）＝歴史教科書国政化賛成世論操作疑惑＝にまで捜査を依頼されている。
検察の捜査人員は補強が続いている。旧国家情報院不正疑惑捜査チームだけで25人に上る。地方の一部検察庁から選出された検事らも捜査チームに加わった。今後、さらに捜査依頼が続けば、捜査チームは増えざるを得ない。このため、ソウル中央地検は今、「捜査依頼担当庁」と言われているほどだ。
ある検事は「不正を正し、犯罪の糸口があれば捜査するのは当然だ」と言いながらも、「いつまでこうした捜査依頼の形で検察に事件を任せようとするのか分からない。検察は国家情報院の外注機関でもないのに…」と言った。
文武一（ムン・ムイル）検事総長が先日、「捜査疲労感」に言及し、「積弊清算捜査をできるだけ早く終える」と述べたのも、このような検事たちの認識があるからだという。現在の状況が長く続けば、不要な政治問題に巻き込まれる恐れがあるということだ。
キム・ジョンファン記者
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/10/25/2017102501136.html
（おわり） ムントラは
保守派の弾圧を
止めるニダ
韓国に
法治の概念は
ありません 復讐に一生を費やす民族だな
まあ、せいぜいがんがれ
日本には関わるなよ さすがパヨクが最先端の民主主義と絶賛するムンたんだな、さっさと帰国すればいいのに ＞清算
大統領一期５年でやってたらどうしようもない
王政に戻して30年サイクルくらいでないと国にならないよなｗ もっとやれ〜
次の大統領にムンムンがやられるだけたけどw 朝鮮人から 恨み 妬み 僻み を抜いたら 絶望しか残らないニダ 「自分達こそ正義の味方」として振舞うのって鮮人の習性じゃん、今更何言ってんだこいつ。 前任者を叩く事がウリの正義の証明ニダ。
これは韓国文化なのだから変わりようが無い。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
