韓国の次期大統領候補に“歴代最悪男”が浮上している。

朴槿恵大統領(63)の任期が半分を切り、韓国では次期大統領に関する報道が相次いでいる。
SBSテレビが行った世論調査で最も支持を集めたのは、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長
(71)だ。

潘氏といえば、欧米メディアに「歴代最悪の国連事務総長」と評されたいわくつきの人物。米紙
ニューヨーク・タイムズはシリア内戦に対し国連と潘氏が“何もしていない”と批判。潘氏を「無力な
傍観者」「どこにもいない男」と形容した。2009年には、ノルウェー国連大使が潘氏を「やる気と
学ぶ意欲に欠けているせいで、多くの交渉で影響力を発揮できていない」と批判する文書が流出。
翌10年には国連内部監査部のトップが退任する際、潘氏に「あなたの行為は嘆かわしいばかりか、
真剣に非難されるべき」と、50枚に及ぶ抗議文書を送りつけている。

潘氏は9月に中国・北京で行われた「抗日戦争勝利70年」記念式典に出席。これに菅義偉官房
長官(66)が「国連はあくまで中立であるべき」と苦言を呈したが、当の本人は「国連は中立的な
機関ではない」と反論した。

露骨な韓国びいきでも知られ、国連総会演説のため9月下旬に訪米した朴大統領とは期間中に
7回も面談。朴大統領が推し進める農村部の近代化、いわゆるセマウル運動の宣伝役を買って
出た。

ニューヨークで開かれた会合では「セマウル運動はアフリカやアジア地域で山火事のように広が
っている」とスピーチ。ネット上では「山火事に例えるのは不適切」と批判が殺到している。

「潘氏は韓国人を国連職員に積極採用するなど、やりたい放題。任期は来年までで、その後は
朴大統領を“後見人”にして次期大統領選に出馬するとみられます。国内では韓国を世界に
アピールしてくれる“英雄”として人気が高いですからね」とは韓国事情に詳しい関係者。先が
思いやられそうだ。

ソース:東スポweb