【北京共同】北朝鮮代表は15日、国連総会第4委員会での演説で、宇宙の軍事利用に反対するとした上で、経済発展と人民生活向上のため「宇宙開発事業を自国の実情に合わせてたゆまず進める」と表明した。北朝鮮外務省が18日までにホームページで明らかにした。

 人工衛星打ち上げ計画への言及はなかった。日米韓などは北朝鮮の衛星打ち上げを事実上の長距離弾道ミサイル発射と見なしている。

 北朝鮮代表は、同国が4回にわたり衛星を打ち上げた「宇宙強国」だと主張。宇宙活動の透明性を徹底して確保するとも強調した。

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