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2023/02/27(月) 13:38:54.67ID:x/Oj+eSZオリンパスのセラピューティック・ソリューションズ部門責任者、ガブリエラ・ケイナー氏は「テウォンメディカルは消化器用メタリックステントの完全なポートフォリオを保有している」と指摘した。
テウンメディカルは胆道、食道、大腸、十二指腸の治療に用いるメタリックステント分野の世界的な有力企業。ステントは血液や体液などが流れる血管などが狭くなった際にその流れを円滑にするために入れる金属製の網だ。ステントは手術せずに内視鏡で治療を行う低侵襲治療の核心となる。
テウンメディカルは米国、日本、欧州を含む約70カ国に年間3000万ドルの輸出を行うが、対日輸出だけで100億ウォン以上に達する。参入が困難なことで知られる日本市場でシェア1位を維持している。韓国国内で88件、海外で91件の特許を保有している。
消化器用ステントは特に胆道がんなどで胆道が狭くなったり詰まったりした際にそれを解消するのに使われる。テウンメディカルのメタリックステントは拡張性と柔軟性を兼ね備えていることが特徴だ。ステントは直径1~10ミリの胆道や食道に入るが、柔軟性が不足すると挿入が難しく、曲がってしまうため、再狭窄のリスクがある。
テウンメディカルは多国籍医療機器メーカーの営業担当だったシン・ギョンミン代表が1991年に個人で設立した「テウン」が前身。 その後、1995年にソウル大学診断放射線科と共同で腹部大動脈血管が風船のように膨らんだ患者を手術せずに治療する血管ステント(SNUH)を開発し有名になった。
(略)
オリンパスは内視鏡技術とテウンメディカルのステント技術が結び付けば、大きな相乗効果を発揮できると期待している。オリンパスは一般消費者にはデジタルカメラ業者として広く知られているが、全世界の消化器内視鏡市場の70%を占める最大手だ。オリンパスは21年12月、医療分野における戦略的な方針を策定し、顕微鏡などの科学事業を売却。消化器分野に集中すると発表した。
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朝鮮日報 2023/02/27 11:40
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