岸田内閣の支持率が政権発足以降、過去最低の26.9%になったことがANNの世論調査で明らかになりました。党内からは減税を巡り、「国民は違和感があるのだろう」とする声が上がっています。

■“所得減税”56%が「評価しない」

 立憲民主党 逢坂誠二議員:「国民は防衛の財源も少子化の財源も、これ足りてないと、そういうことが分かっている。こんな状況のなかで総理が『減税、減税』と言うから国民の皆さんは『そんなこと大丈夫なのか』とそう思うんじゃないですか」
 岸田総理大臣:「デフレから脱却するためには減税してでも、この取り組みを進めなければいけない」

 政府が検討を進めている1人4万円の所得税などの定額減税についてこの週末、ANNが行った世論調査では「評価する」が31%。一方、「評価しない」は半数を超える56%となりました。評価しない理由については「政権の人気取り」と答えた人が最も多く41%、次いで「財政への懸念」でした。

支持率森になるまでやめないつもりか
増税メガネ