135 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2021/12/29(水) 21:24:58.70 0
>>47
このスチュアート カウフマンの理論にしても、情報系が自己組織化するというのは
良いが、その情報というのが判然としない
情報が自己組織化するなら、なぜそれは生物に限られるのか?
生物以外には適用されないのか?
そこがよくわからない
しかし、デジタル化という概念をここに導入することで、デジタル化した
存在こそがそうした自己組織化する力を持つということがわかってくる
さらにそれは、コンピュータなどのデジタル技術によるシンギュラリティすらも
包摂できる
さらに進めば、それはこの世界はデジタル化後の存在と、それ以前の存在に
本質的に分かれる二元論が成り立つということが見えてくる
ここまでこないで、漠然と情報の自己組織化がこの世界すべてに一元的に適用される
としてしまうと、それは何か違うだろうという結論になってしまう
この二元論が最終的にはこのスレの結論ということになる

136 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2021/12/29(水) 23:24:36.73 0
そして、こうしたことは、オブジェクト指向哲学にもよく整合するということに気がつく
だろうと思う
一見すると奇怪な内容のオブジェクト指向哲学だけれど、このように
ポストヒューマニズムの方向性に沿って各理論を検討していくと
非常によく考えられているということがわかってくる