儒教の哲学
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>>62
「格物致知」は朱子学のエッセンス、最重要タームの1つ
江戸時代の武家や公家なら誰もが知ってて当たり前の言葉 陽明学とか完全に現代では忘れられてる
儒学と言えば四書五経みたいに朱子学が支配してる
江戸時代前期かよ 安岡正篤がいた頃は、まだ陽明学の信奉者が多かったけどな 幕末〜昭和中期は陽明学が栄えてたんだろうなあ
個人的に陽明学の方が好きだから残念 頭で彼是思案するよりも行動に移せって感覚に重きを置いているので
明治維新は吉田松陰、陽明学の影響 中村正直とか留学中に経書とか唐宋八家文とか暗唱してたらしいな
素読や暗唱が余りにも行われなくなったから江戸時代の儒学勉強法も同時に失われた 朱子学は、儒教徒にとっては聖地である中原を異民族の金朝に奪われた南宋時代の思想
悲憤慷慨する漢族知識人の燃える思い
中華ナショナリズムのイデオロギーが濃縮されている それが回り回って、江戸時代の日本の武士に強い影響を及ぼした
皮肉にも、近代ナショナリズムの形成に失敗した清に代わって、日本で尊皇攘夷思想が燃え上がることになった いや清では明らかに近代ナショナリズム湧いただろ
じゃなかったら辛亥革命なんて起こらんわ それは、日清戦争で日本に敗れた後の話
阿片戦争の頃は、「なんか、南方でドンパチやってるみたいアルよ」という程度 なぜ年代の話に変えたのかは分からないけど
日清戦争前の洋務運動も戊戌の変法もナショナリズムだよ >>76
「ナショナリズム形成に向けた動きが無かった」とは言ってないだろ
動きはあったけど「失敗した」と言ってるんで 今でも、「日本軍は南京でシナ人を大虐殺したアル」とかなんとか、ウソの歴史を宣伝して無知な国民を煽らないことには、とても国内をまとめられないのがあの国の実態 それはともかく、日本の話に戻ると、「維新の志士は陽明学の徒であった。朱子学のイデオロギーに縛られた清朝や朝鮮に比べ、日本がいち早く改革に成功したのは陽明学のおかげである」
というようなことがよく言われる
それは日本で言われているだけでなく、韓国メディアの朝鮮日報の社説にそう書いてあったこともある
確かにそういう面もあるのだが、それは物事の一面しか見ていない。
維新の志士たちが朱子学から受けていた影響を過小評価している 崎門学派と春秋胡氏伝の関係について何か知ってる人いる?
どっかで山崎闇斎だか浅見絅斎だかが胡氏伝を重視してた、みたいな記述を見たことがある気がするんだが、よく思い出せん 朱子学とか陽明学以前に蘭学があったからな
西洋学問の吸収にさしたる抵抗は元々なかったな 尊皇攘夷思想は、朱子学の特徴
時代背景がそれを生んだ 「江戸幕府は朱子学を官学としました」
「幕末維新の志士たちは尊皇攘夷のスローガンを唱えました」
これは小学校6年生の歴史の教科書にも書いてある
でも、「尊皇攘夷」が朱子学の思想であることを知っている人は、大人でも少ない 尊皇攘夷は開国して近代化とは逆方向
途中からそれではアカンと方向転換したな 攘夷論は中華思想が元
尊王論は朱子学が重視する孟子、王道が正しくて覇道を卑しむのが元 日本には科挙がなかった
でも、武家の子弟は藩校で儒学を一生懸命に勉強しなければいけなかったので、実際には儒学が浸透していた 明治維新が成功したのは、維新の志士たちに朱子学のイデオロギーが浸透していたおかげ 市民革命というよりも別の権威持ち出してな
封建的なものから脱却出来ずに後々弊害となっていくわけだが ひきこもりネトウヨ(45)「お前のせいでこうなった」
母(76)「私が死んだ後、あの子はどうなるのか」
知るかよw >>94
封建制から絶対帝政へと進化した
マルクス史観からしても着実な歴史発展段階だろう 王政復古?まぁどちらにせよ
統治せずとも教育勅語やらの影響で政教分離が出来なくなっていったか 明治天皇の神格化は、日本古来の神道ではなく、儒教思想の産物 いや事実として国家神道は本居平田の国学から発展したものであってしかも国学は儒学を排斥してる 現人か死後か
死後に神は珍しくもないけど、家康も神だし中国だと関羽や張飛もそうだな
結局、将軍家から天皇家へスライドした忠孝は変わらんが 将軍でさえも、朱子学を勉強した結果、尊皇攘夷思想に染まってしまった
徳川慶喜はあっさりと大政奉還し、その気になれば官軍と戦える状況になっても戦おうとしなかった 儒教の主軸を1つでも否定した時点で、それは儒教ではない、
もどきを儒教いうな、別名の名前があるだろ。
なんでなんでも儒教いうなか、
最低でも五徳にぐらい従え、 なんでもかんでも朱子学と結びつけててキモす
歴史誤認だらけ いや別に、なんでもかんでも朱子学と結びつけているわけではない
幕末の尊皇攘夷と、明治天皇の神格化は朱子学と結びつけて考えるべき 君主崇拝程度なら周の時代にはもうあるな、天が超常のものでその使いが天子だろう
エジプトもローマも似たようなことやってたわ まあ日本への影響については、いろんな異論もあるとは思うが、とにかく「尊皇攘夷」が朱子学を貫く強烈な精神なのは事実
儒教徒にとって中原の地、周や斉や魯その他は、イスラム教徒にとってのエルサレムやメッカみたいなものだ
北方の野蛮人である金朝に聖地を奪われた衝撃。
日本に例えれば、朝鮮人に京都や奈良を占領されるようなものだ。
そのやり場のない怒り、悲憤慷慨する知識人の燃える思いだ 朱子学というのは、おとなしい学者っぽいイメージが強い。
確かにそういう面もあるのだが、もう1つの別な面がある
儒教道徳に反する者を見れば、強烈に怒り、火の玉のようにカーッと熱く燃える
こうでなければ、真の朱子学の徒ではない >>110
>儒教道徳に反する者を見れば
ちがう、
儒教道徳の一部分の個人的解釈に反するである。
俺正義にすぎない。 こういった儒教徒、とくに朱子学徒の精神構造を知らないと、反日朝鮮人がなぜあれほど「日本」に対して怒っているのかが理解できない アベのような「理」に反する者を見ると、烈火の如く怒り狂う ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています