社会学 (法政)、2回目 [無断転載禁止]©2ch.net
夏目漱石「韓満所感」(抜粋)
「昨夜久し振りに寸閑を偸んで満洲日日へ何か消息を書かうと思ひ立つて、
筆を執りながら二三行認め出すと、伊藤公が哈爾浜で狙撃されたと云ふ号外が来た。
哈爾浜は余がつい先達て見物に行つた所で、公の狙撃されたと云ふプラツトフオーム
は、現に一ケ月前に余の靴の裏を押し付けた所だから、希有の兇変と云ふ事実
以外に、場所の連想からくる強い刺激を頭に受けた」
「満韓を経過して第一に得た楽天観は在外の日本人がみな元気よく働いてゐると云ふ
事であつた」 >>77
夏目漱石「韓満所感」(続き)
「歴遊の際もう一つ感じた事は、余は幸にして日本人に生れたと云ふ自覚を
得た事である。 内地に跼蹐してゐる間は、日本人程 憐れな国民は世界中に
たんとあるまいといふ考に始終圧迫されてならなかつたが、満洲から朝鮮へ
渡つて、わが同胞が文明事業の各方面に活躍して大いに優越者となつてゐる
状態を目撃して、日本人も甚だ頼母しい人種だとの印象を深く頭の中に刻み
つけられた 同時に、余は支那人や朝鮮人に生れなくつて、まあ善かつたと
思つた。
彼等を眼前に置いて勝者の意気込を以て事に当るわが同胞は、真に運命の
寵児と云はねばならぬ」 >>77
>>78
今に読むと、いい気な文章だ。
上昇一途の明治の空気に浸りきって、漱石の世界観も日本の一般大衆と
同程度のレベル。何年も英国に留学した人の見識は毫も感じられない。
ハルピンで伊藤博文が朝鮮半島人に暗殺され、その号外を読んでいるのに
能天気な所感だ。
この所感文は、明治42年に満州日日新聞(邦字新聞)に掲載された。
この年、漱石は友達だった中村是公(満鉄総裁)の招きで満州、朝鮮を
旅行した。 ●「反社会学講座」
パオロ・マッツァリ₋ノ著、
2007.7 出版、ちくま文庫、760円+税、
目 次
なぜ社会学はだめなのか
キレやすいのは誰だ
満足ですかー!
パラサイトシングルが日本を救う
公平な社会を作るバカ息子(娘も)
日本人は勤勉ではない
続・日本人は勤勉ではない
フリーターのおかげなのです
ひきこもりのためのビジネスマナー講座
ふれあい大国ニッポン〔ほか〕 >>36
>>36
山口二郎教授は北海道大学名誉教授だった人。
法政では、いずれ問題が起きると関係者が囁いていたそうだ。
保守系もリベラル系も警戒気味だった。
ここって、有名人を「教授」に招く変な伝統があるけれど、
ほとんどうまく行ってない。常に人選を間違っていた。 日本の不幸は中国と朝鮮である。
この二国の人々も日本人と同じく漢字文化圏に属し、同じ古典を共有
しているが、もともと人種的に異なるのか、教育に差があるのか、
日本との精神的隔たりはあまりにも大きい。
情報がこれほど早く行き来する時代にあって、近代文明や国際法について
知りながら、過去に拘り続ける中国・朝鮮の精神は千年前と違わない。
国際的な紛争の場面でも「悪いのはお前の方だ」と開き直って恥じること
もない。
もはや、この二国が国際的な常識を身につけることを期待し てはならない。
「東アジア共同体」の一員として その繁栄に与ってくれるなどという
幻想は捨てるべきである。
日本は、大陸や半島との関係を絶ち、 欧米と共に進まなければならない。
ただ隣国だからという理由だけで特別な感情を持って接してはならない。
この二国に対しても、国際的な常識に従い、国際法に則って接すればよい。
悪友の悪事を見逃す者は、共に悪名を逃れ得ない。
私は気持ちにおいては「東アジア」の悪友と絶交するものである。
福沢諭吉 「脱亜論」(明治18年) 『天は人の上に人を造らず 人の下に人を造らずと言えり。
されば天より人を生ずるには、万人は万人皆同じ位にして、生まれ
ながら貴賤上下の差別なく、万物の霊たる身と心との働きを以て
天地の間にあるよろずの物をとり、以て衣食住の用を達し、自由自在、
互いに人の妨げをなさずして、各人安楽にこの世を渡らしめ給うの
趣意なり。』
生まれながらにして平等ならば、この世に貧富貴賤の差別があるのは何故か?
『・・・貴賤貧富の別なし。ただ、学問を勤て物事をよく知る物は貴人
となり富人となり、無学なる者は貧人となり下人となるなり 』 ●『 新・日本の階級社会 』
橋本健二著、 918円+税、 講談社(2018/01発売)
新自由主義の台頭で日本社会に"格差"が定着した。
非正規労働者層が誕生し、人口の3割が経済的理由から家庭を持つことが
できないという、膨大な貧困層を形成した。
人々は格差の存在をはっきりと感じ、 豊かな人々は豊かさを、貧しい人々は
貧しさを自覚しながら日々を送る。
豊かさの程度で日本はすでに分断され、「新しい階級社会」が成立している。
最新の調査データが物語る現代日本の現実。 >>85
「新・日本の階級社会」
「格差社会」から「新しい階級社会」へ──序に変えて
第一章 分解した中流
第二章 現代日本の階級構造
第三章 アンダークラスと新しい階級社会構造
第四章 階級は固定化しているか
第五章 女たちの階級社会
第六章 格差をめぐる対立の構造
第七章 より平等な社会を
参考文献
あとがき >>85
「新・日本の階級社会」
かつて日本には、「一億総中流」といわれた時代があった。
国民の殆どが豊かな暮らしを送る格差の小さい社会だとみなされていた。
それは、今や昔。
1980年前後、新自由主義の台頭で始まった格差拡大は今は厳然と
した事実となり、その「負の遺産」は世代を超えて固定化し、日本社会を
「階級社会」へ変えた。
900万人を超える、非正規労働者から成る階級以下の階層が誕生。
男性は人口の3割が貧困から家庭を持つことができない。
またひとり親世帯(約9割が母子世帯)に限った貧困率は50・8%に
達する。 日本は膨大な貧困層が形成されている。
現在は「そこそこ上」の生活を享受できている中間層は、現在の地位を
維持するのも難しく、その子供は「階層転落」の脅威に常にさらされている。 >>85
著者、橋下健二氏は、社会学者、
著書、
『現代日本の階級構造――理論・方法・計量分析』、東信堂, 1999年。
『階級社会日本』、青木書店, 2001年。
Class structure in contemporary Japan, Trans Pacific Press, 2003.
『階級・ジェンダー・再生産――現代資本主義社会の存続メカニズム』、東信堂, 2003年。
『階級社会――現代日本の格差を問う』、講談社・講談社選書メチエ, 2006年。
『新しい階級社会新しい階級闘争―「格差」ですまされない現実』、光文社, 2007年。
『貧困連鎖――拡大する格差とアンダークラスの出現』、大和書房, 2009年。
『「格差」の戦後史――階級社会日本の履歴書』、河出書房新社, 2009年。 >>85
著者によれば日本には『5つの階級』が存在します。
1.資本家階級(経営者・役員):254万人、就業人口の4.1%。
平均世帯年収男性1070万円、女性1039万円。
平均資産総額4863万円(金融資産2312万円)。
2.新中間階級(被雇用の管理職・専門職・上級事務職):1285万人。
就業人口の20.6%。平均世帯年収男性804万円、女性788万円。
平均資産2353万円(持ち家がない人は935万円)。
3.正規労働者階級(被雇用の単純事務職・販売職・サービス職・
その他マニュアル労働者):
2192万人、就業人口の35.1%。
平均世帯年収男性569万円、女性687万円。
平均資産総額1428万円(持ち家がない人は406万円)。 貧困率2.6%。
4.旧中間階級:806万人、就業人口の12.9%。平均世帯年収587万円。
平均資産総額2917万円。貧困率17.2%。
5.アンダークラス(非正規労働者):929万人、就業人口の14.9%。
平均世帯年収343万円。平均資産総額1119万円(持ち家がない人は315万円)。
貧困率38.7%。 ●『日本で働く非正規滞在者』
鈴木江里子著、明石書店、 6800円、
目 次
第1章 外国人政策における非正規滞在者
(1980年代後半、「不法」就労の社会問題化;1990年代、放置された
「不法」就労者ほか)
第2章 非正規滞在者を取り巻く社会経済環境
(バブル景気の人手不足の中での非正規滞在者;バブル崩壊後の景気後退の中での
非正規滞在者;体感治安の悪化と非正規滞在者)
第3章 男性長期非正規滞在者の就労実態
(統計データにみる非正規滞在者;聞き取り調査の概要;調査対象者28人の
就労実態)
第4章 社会構造と男性非正規滞在者の就労行動
(分析のための概念枠組みの再確認;男性非正規滞在者の就労の通時的変化;
社会構造から捉える男性非正規滞在者の就労行動) ★ 経済格差による「絶望死」・・・アメリカ人の寿命が短くなっている
新しい研究によると、25歳から64歳までの「生産年齢」のアメリカ人が、
以前より高い割合で死んでいるという事実が明らかになった。
この死亡には、健康上の問題の中でも特に、薬物の過剰摂取、自殺、アルコール
関連疾患が関与している。
複数の専門家は、社会経済的な不平等と経済的困難がアメリカ人の死の増加の原因
となっていると見ている。
世界で一番裕福な国の平均寿命の針が間違った方向に動いている 。
https://www.businessinsider.jp/post-203416 ●『マックス・ヴェーバー、 ある西欧派ドイツナショナリストの生涯』
今野 元著、
2007年12月、東京大学出版会、 9500円+税、
コード 9784130362306
波瀾の生涯を、未公刊史料に基づき描いたヴェーバー伝。
序 論 西欧主義の脱構築
第1章 政治的人格の形成―1864年〜1892年、
(生育環境;政治的古典との対決;政治史叙述の試み;学生組合への加入;
軍隊生活の体験;ドイツ内政の考察)
第2章 プロイセン・ユンカーとの対決―1892年〜1904年
(「非常に純粋なブルジョワ」の貴族批判;ポーランド人農業労働者論の
展開;取引所論の展開;フリードリヒ・ナウマンとの連携;
フライブルク講演「国民国家と経済政策」;神経症の苦悩)
第3章 ドイツの人間的基礎への批判―1904年〜1914年
(「市民層の封建化」論;「官僚制」論;アメリカ旅行による刺激;
ロシヤ政治の分析)
第4章 第一次世界戦争での奮闘―1914年〜1918年
(政治的学者の「出陣」;戦争目的論の展開;東中欧民族問題への取組み;
アメリカ合衆国参戦回避の運動;ドイツ帝国及び連邦諸国の内政改革構想)
第5章 失意の死―1918年〜1920年
(ドイツ帝国の崩壊;ドイツ国民国家保全の闘争;ヴァイマール共和国の
国制構想;最終局面)
結 論 知性主義の逆説 ●「マックス・ヴェーバー、 主体的人間の悲喜劇」
今野 元著、
2020年5月、岩波新書、860円+税、
コード、9784004318347
目 次
第1章 主体的人間への成長 1864〜1892年
(絶頂の西洋・勃興するドイツでの誕生;自由主義政治家の家庭での生活 ほか)
第2章 社会ダーウィニズムへの傾倒、1892年〜1904年
(法学博士号・教授資格の取得;
ドイツ東部農業論からポーランド人労働者排除論へ ほか)
第3章 ドイツ社会への苛立ち、1904年〜1914年
(アメリカ旅行でのドイツ人意識の強化;禁欲的プロテスタンティズムの分析 ほか)
第4章 ドイツの名誉のための闘い、1914年〜1920年
(世界大戦とドイツ文化の自己保存;戦争遂行のための内政改革構想 ほか)
終 章 マックス・ヴェーバーとアドルフ・ヒトラー ●「マックス・ウェーバー、 近代と格闘した思想家」
野口雅弘著、
2020年5月、中公新書、860円+税、
コード、9784121025944,
56年の生涯を辿りつつ、その思想を解説。
日本人に与えたインパクトについても論じた。
目 次
第1章 政治家の父とユグノーの家系の母―ファミリーヒストリー
第2章 修学時代―法学とパラサイト
第3章 自己分析としてのプロテスタンティズム研究―病気と方法論と資本主義
第4章 戦争と革命―暴力装置とプロパガンダと「官僚の独裁」
第5章 世界宗教を比較する―音楽社会学とオリエンタリズム
第6章 反動の予言―ウェーバーとナチズム
終 章 マックス・ウェーバーの日本―「ヨーロッパ近代」の
ロスト・イン・トランスレーション ★ 100年前の日本の日常
アメリカ人写真家・アーノルド・ジェンス氏(ドイツ生まれ)が撮影。
Arnold Genthe(1869ー1942)は、1908年(明治41年)に日本を訪れ、
約6ヶ月を日本で過ごし、日本の日常風景を撮影した。
https://www.youtube.com/watch?v=BdHzfiCPh1g ●「赤い日本」
櫻井よしこ 著
産經新聞出版、 2021年5月
内 容
緊急出版!尖閣・台湾・武漢肺炎。親中反日、反軍事、反国家…中国と
GHQの遺物に金縛りの日本。 「内なる敵」を明らかにする。
目 次
第1章 メディアの中国汚染(花田紀凱×石橋文登×田北真樹子×櫻井よしこ)
第2章 「九条二項」の呪縛(佐藤正久×織田邦男×矢板明夫×櫻井よしこ)
第3章 「独裁中国」から逃げている(楊海英×矢板明夫×櫻井よしこ)
第4章 敵基地攻撃と学術会議(小野寺五典×高橋杉雄×櫻井よしこ)
第5章 有事に動けない国(佐藤正久×松本尚×櫻井よしこ)
第6章 天安門事件の教訓(田久保忠衛×櫻井よしこ) (世界的な雇用主による卒業生評価)
http://www.topuniversities.com/university-rankings/asian-university-rankings/2021
EMPLOYER REPUTATION RANKING (世界的な雇用主による卒業生評価)
★私立大学
アジア順位 大学名 スコア
001 東京大 100.00
005 京都大 099.82
008 早稲田 099.35★
013 東工大 098.78
016 慶應大 097.92★
020 大阪大 095.88
022 一橋大 095.14
025 東北大 092.91
028 九州大 088.71
030 北海道 087.23
043 名古屋 081.12
065 神戸大 065.87
097 明治大 045.75★
112 同志社 040.07★
130 広島大 033.29
132 青学大 032.46★
134 横国大 031.93
153 関西大 06.54★
164 中央大 024.57★
166 立教大 024.3★
182 東海大 021.31★
192 関学大 019.31★
194 大市大 019.05
(1)その大学に対する世界中の4万4000社にも及ぶ雇用者の評価
(2)その大学の2万9000人の卒業生の活躍度(3)その大学と主要企業との共同研究実績
(4)その大学の企業などの学内採用活動 (5)その大学の卒業生の就職率 一人当たりGDPで日本を追い越し、「日本に勝った」「日本を超えた」
との韓国国内の声がしきりに聞こえる
ところで・・・この夏の首都ソウルは未曾有の大水害が襲った
さらに、最悪のコロナ禍の蔓延
災害に加えて、韓国社会が抱える深刻な問題が、益々浮き上がった状況
あの、絶望的な【貧富の格差拡大】 「自治体と大学」ーーー少子化時代の生き残り策、
田村秀 著、
ちくま新書、2022年8月、 990円、
消滅可能性が取り沙汰される両者。 地域活性、財政的負担、
権限の範囲をめぐる関係史を紐解き、望ましい協働、今後のゆくえを
さぐる。 ★ 「日本製品」が海外で売れなくなった根本原因 ⇒ 過剰品質!
ーーーーーーー中国に一度敗れた「メイド・イン・ジャパン」
永井 竜之介 : 高千穂大学商学部准教授
https://toyokeizai.net/articles/-/361229 ●『白から黄色へ ヨーロッパ人の人種思想から見た「日本人」の発見』
1300年〜1735年
ロテム・コーネル 著、 滝川義人 訳
2022年1月、 明石書店、 ¥ 7,000+税
https://www.akashi.co.jp/book/b599786.html
マルコ・ポーロの日本についての言及以降、ヨーロッパ人の東アジアへの
旅行の機会が増し、その存在を知覚によって認識するようになる。
その後の400年間、人種という概念がいかに形成され、日本人の捉え方が
どう変化していったか、その過程を膨大な資史料から解明する。 『明治神宮―「伝統」を創った大プロジェクト』
今泉宜子著
新潮社、 2013年2月、
70万uの鎮守の森、明治神宮の歴史は全国で8万社を超える神社の伝統から
見れば新しい。「近代日本を象徴する明治天皇の神社」とはいかにあるべきか
―西洋的近代知と伝統のせめぎあいの中、独自の答えを見出そうとした造営者
12人の挑戦。
目 次
第1章 運動体としての明治神宮(「明治」の終焉;民間有志の神社請願
―渋沢栄一 ほか)
第2章 永遠の杜(「鎮守の森」誕生の力学;森のビジョン―本多静六 ほか)
第3章 都市のモニュメント(山形のエンジニア 三傑―伊東忠太・佐野利器・
折下吉延;オーソドックスへの要請―「普通」の社殿様式を求めて ほか)
第4章 記憶の場(聖徳記念絵画館という空間編成; 画題選定と国史編纂
―金子堅太郎 ほか)
著者の今泉宜子氏
明治神宮国際神道文化研究所主任研究員。
雑誌編集者を経て、2000年より明治神宮に所属。 『 日本が消失する 国民の9割が気づいていない、一瞬で壊れる平和 』
ケント・ギルバート 著
幻冬舎、 2023年4月、
ならず者国家の戦争に巻き込まれる! 地政学的にみて 世界で最も
侵略されやすい国は日本。
開始から1年以上経ても終わることのないロシアによるウクライナ侵攻。
日本もウクライナのような形になる可能性が現実味を帯びてきている。
日本はどうやって侵攻されるのか? 国民はどう行動すべきなのか?
地政学的観点から、解説する。
■エピローグより
安倍晋三元首相は「台湾有事は日本有事につながる」と、後世に残る
言葉を発し、中国の覇権主義による膨張をどう封じ込めるか、アジア
太平洋地域の平和をどう守るかについて、先見性を持つリーダーでした。
「脅威に対しては最後まで抵抗するぞ」という決意を示すことが、
最大の抑止力になるはずです。そしてそれが、安倍さんの非業の死に
報いることになると、私は強く思います。 『大学職員のリアル - 18歳人口激減で「人気職」はどうなる?』
倉部史記、若林杏樹 著、
中央公論新社、 2030年7月、
大学職員は「年収一千万円以上で仕事も楽勝」と噂の人気職だが、はたして真相は?
大企業と似たような仕事内容がある一方、オーナー一族のワンマン経営で、
ブラック職場の例もある。国公私立でもまた事情は千差万別。 >>0110
『大学職員のリアル - 18歳人口激減で「人気職」はどうなる?』
倉部史記、若林杏樹 著、
まえがき――ネット上の噂は本当か?
1章 仕事はピンキリ、大学職員の虚々実々
2章 この先「食いっぱぐれない」仕事か?――18歳人口減少の激流の中で
3章 「大学業界らしさ」の良さ、悩ましさ
4章 それでも大学職員になりたい人へ
5章 すごい職員はどこがすごいのか?
【参考資料】大学職員のお仕事カタログ
あとがき――大学を動かすキーパーソンへ 「太平洋戦争、 『失敗の本質』から学ぶ82年目の教訓」
●人情優先の人事、
●戦力小出しの逐次投入
●敵を侮り 火力不足でも肉弾突撃、
●杜撰な計画、ムダな精神論、
●陸海でチグハグな戦い、
●変化に対応せず規定路線を邁進、
巻頭インタビュー
戸部良一「情緒主義が日本軍の特徴」
ノモンハン事件、ミッドウェイ海戦、ガダルカナル作戦、
沖縄戦・・・・・
なぜ 日本軍は敗れたのか?
18の戦いに観る 納得の理由。
中央公論新社 編、 ■「資本主義の次に来る世界」
ヒッケル,ジェイソン著 野中香方子【訳】
2023年5月、 東洋経済新報社、
資本主義は人間のニーズを「満たさないようにすること」が目的なのだ。
人類や地球に不幸と破滅を齎さない「成長に依存しない次なる
システム」は何か?
●囲い込みによる「人為的希少性」が生んだ不平等
●経済成長は医療と教育が行き渡るまで、
●「二元論」から「アニミズム」への再シフト、
●テクノロジー利益まで帳消しにする「成長要求」とは?
●大量消費を止める 五つの非常ブレーキ、 参考;
『 関東大震災 その100年の呪縛 』
畑中章宏 著、
2023年 7月、 幻冬舎(新書版)
東京の都市化・近代化を進めたといわれる関東大震災(大正12年/1923年)は、
実は人々に過去への郷愁や土地への愛着を呼び起こす契機となった。
民俗学や民藝運動の誕生、民謡や盆踊りの復興は震災がきっかけだ。
その保守的な情動は大衆ナショナリズムを生み、戦争へ続く軍国主義に結びつく。
また大震災の経験は、合理的な対策に向かわず、自然災害への無力感を〈精神の復興〉
にすりかえる最初の例となった。日本の災害時につきまとう諦念と土着回帰。
民俗学者が100年の歴史とともに その精神に迫る。 ■「 アードルフ・ヒトラー―ある独裁者の伝記 」
ターマー,ハンス=ウルリヒ著、 斎藤寿雄(訳)
〈Thamer,Hans‐Ulrich〉
2023年4月、
入試に失敗し職にも就かず鬱々と暮らしていた一人の
名もない青年またたく間に大衆の指導者に上りつめ、
第一次大戦で疲弊していた人々の熱狂を呼ぶ。
なぜ政治的に未知数の人間がこれほど強大な権力を
手にし、とてつもない破壊を引き起こしたのか?
その生涯を、徹底した自己演出と、部下を巧みに
競わせる政治スタイルに着目して描き出す伝記。 わざわざ底辺にならなくてもいいのに何やっているんだがね 慶應義塾大学通信(法・経済・文)
https://www.tsushin.keio.ac.jp/
・入試倍率は1.5倍。受験者の6割以上合格
・受験はネット出願で書類選考のみ(東京に行く必要無し)
・学費は年間僅か20万円(教材費レポート添削費用等込)
・新入生の45%(5割以上)が18歳〜29歳と若年層が増加
・卒業率は47パーセント。611人入学して288人卒業
春秋の年2回入学募集
インターネット出願対応で手軽に出願可(2021年8月11日〜)
・入学検定料2万円・健康診断書必要無し
・全キャンパスの慶應図書館利用可(医・薬・SFC・日吉・三田)
・通学生と違って、ほとんど通学しなくて可
・司法試験予備・公認会計士・税理士試験目指す学生多い
・卒業式・卒業証書・卒アルも通学生と一緒。三田会入れる
・3割の学生が関東以外の地域の学生。地方在住で学べる 『リスボン大地震―世界を変えた巨大災害』
シュラディ,ニコラス 著
1755年11月1日、ポルトガルの首都リスボンは大地震
によって壊滅した トマ・ピケティ著
『資本とイデオロギー』
原著は2019年出版、 >>0122
CAPITAL ET IDÉOLOGIE
みすす書房、特設、
https://www.msz.co.jp/special/09048/ 「資本主義の断末魔―悪政を打ち破る最強投資戦略」
植草一秀 著、
1,980(税込)、2024年1月、ビジネス社(発売)
悪政を打ち破る最強投資戦略。
2024年、ついに日経平均史上最高値を更新か!?
【注目すべき株式銘柄21大公開!】
断末魔の巨大資本が創出した5つのビジネスモデル
1、逆所得再分配
2、公的事業領域の簒奪
3、公衆衛生(パンデミック)ビジネス
4、世界特殊詐欺(フェイク)ビジネス
5、戦争