実際の歴史に影響を与えた文学
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文学は仮想の世界ですが、それが現実の世界に影響を与え歴史を変えてしまったという
例は無いでしょうか。
たとえば、シャーロック・ホームズの物語は現実の刑事捜査のあり方を変え、それ以前に
はほとんど無かった科学的捜査が主流になったという話があるそうです。
そのような具体的な例をあげてください。 A・ソルジェニーツィンの『収容所群島』は
旧ソ連にかなりのダメージを与えたとおもう。 ガンジーの非暴力はトルストイの思想が原点だと聞いたが 「三銃士」
フランスでは子供向け偉人伝の人物としてリシュリューが登場する。
偉大な政治家の一人と言う事になっているが、日本だとリシュリューは腹黒い悪役。 子供用伝記に田沼意次や高師直が入ってるみたいなもんか 田沼意次は「・・・実は」的な見直し論もあるからうまく膨らませれば・・・
高師直のほうはそういうの聞かないな、見直し論やるにはマイナーすぎるのか 高師直にも見直し本あるんやで
吉川弘文館・歴史文化ライブラリーに「高師直 室町幕府新秩序の創造者」なる一冊がある
プロローグ・タイトル「高師直は悪玉か」から始まり、悪玉史観を覆すことを主題としている
・・・乱暴気味だったやつはだいたい創造者枠へと振り分けるのが昨今の風潮 18世紀のイタリアの詩人バレッティによりシェイクスピアはヨーロッパに広まる。
それ以前の大陸での知名度はそれほどでもない。 「信長公記」
3000梃の3段鉄砲伝説が生まれる。 こういうスレタイならトマス・モアの『ユートピア』を挙げないわけにはいかない。
合理性を掲げて社会の再構築を目指すという、知識人の発想そのものの源流だ。 3段撃ちに関しては最近になってまた肯定されてる
明側の史料に倭兵によって伝えられた戦術として載っている「輪番」がずばり三段撃ちそのものだらか
http://pds.exblog.jp/pds/1/201507/13/79/a0318679_21224910.png HGウェルズ〈解放された世界〉は1913年に書かれたSF。
原子爆弾が発明されて核戦争が起き、
その破壊力が世界を滅ぼすレベルと知った各国政府が、
生存のために世界政府を構築する……という話。
英米では共通教養レベルの作品だったので、
国際連盟・国際連合は、この作品の直接的産物と言える。
また、原爆を開発していた研究者達も、
この作品に言及しつつ新型爆弾について語り合っていた。
自己実現型予言の一例だろう。 >>42
ウェルズの「月世界旅行」も無茶影響を与えているね。
この作品によって、無謀にもロケットを開発しようとする多くの人が現れ、それが実際に月への飛行に繋がるのだから。
まあ、戦争や冷戦の影響もあるのだけど。 >>43
ヴェルヌとヴェルズの話が混ざっているように見受けられます。
ヴェルズの方が時代は後だけど、実際に発展していったのは
ヴェルヌの方の技術的アプローチ。
ヴェルヌ『月世界旅行』(1865年) 大砲でドッカーン!
ウェルズ『月世界最初の人間』(1901年) 重力遮断物質くるくる 日本のロボット文化に多大なる影響を与えた手塚治虫「鉄腕アトム」 このままいくと、現実のロボットの歴史に何の影響も与えなさそうな、
アシモフ博士のロボット三原則。 でも実際に研究者が目指してるのはドラえもんじゃなくてアトムだから。 アレクサドル・カズベキの作品
少年ソソに英雄願望を見せ、影響を受けた少年は作品の主人公コーバと名乗り、革命の英雄となる
そして、結果として世界に大きな不幸をもたらした ◆なぜ稲作が長江江南ではありえないのか
日本に水田稲作が伝わった当時の長江江南の遺跡から出土するイネは
中粒種と短粒種が約半々の割合で混ざって出土してくる。
ところが、日本の最古水田から出土した炭化米は短粒種のみ。
しかも、当時の長江江南の主力農具だったはずの石スキが伝わっていない。
というか、最古水田にはスキという器種自体がないし、石刃の農具もない。
それどころか、当時の長江江南には無いエブリとクワといった農具が最初に
伝わってしまっている。
しかも、当時の長江江南の炊飯器だった鬲や鼎といった三足土器も
最古水田にはさっぱり伝わっていない。
日本稲作が長江江南から伝わったなんて2兆パーセントありえません。 16世紀のスペインでは「アマディス・デ・ガウラ」とかいう
冒険小説がコンキスタドールを生み出す一因となったらしい
(by「スペインを読む事典」) 現代イタリアのスポーツ史に大きな影響を与えた作品
アタッカーYOU!
この作品が放映されたイタリアではプロのバレーボールリーグが作られたとの事
てか原作よりもアニメ化された物が影響を与えたんだっけか。 バルトロメ・ラス・カサスの著作多数
本人は正義感から書いたものの結果として自国スペインに
計り知れないダメージを与えることとなった。 植民地政策への告発といえば、オランダがインドネシアで行った強制栽培制度の悲惨をぶちまけて、
本国人にショックを与えた、ムルタトゥーリの小説『マックス・ハーフェラール』も挙げられる。
1860年の出版以降、実際にオランダの世論を強制栽培制度廃止の方向に動かした。 >>55
奴隷制は奴隷を使役する側を堕落させるという事を知らんのか・・・ ルーズベルト大統領のニュー・ディール政策は
その名称をマーク・トウェインが書いた『アーサー王宮廷のヤンキー』から
取っているという説があるね。
この小説では過去にタイムトリップしたアメリカ人が、中世のイギリスで
アーサー王の側近となり、歴史を覆すびっくりな政策を次々に打ち出す。 シオン賢者の議定書
通称「プロトコル」
「ユダヤ人が世界で陰謀を企んでいる」っていうユダヤ陰謀説の走りになった
ヒットラーもこの本を読んだという プルターク英雄伝
ナポレオンを始めとして色んな将軍、政治家の人生を狂わせたに違いない まあ、ナポレオンが尊敬したという7人のうち、2人の伝が入っているからね。 中国の宗教観も、三国志演義やら封神演義とかがあって、これらにかなーり影響されているようだ。
関羽が神様だってのは、三国志演義の関羽ファンの仕業にちがいない。 原子力兵器を扱ったH・G・ウェルズの古典SF『解放された世界』は、核物質「カロリウム」を利用した爆弾が実用化され、1956年にはついに全面核戦争が起きるという内容の本で、第一次世界大戦が始まった1914年に発表された。
この小説を読んだある男が、現実世界に核兵器を登場させる上で大きな役割を果たした。核分裂の連鎖反応を着想して特許を取り、アインシュタインと共に原子爆弾製造をアメリカ政府に進言したこと有名な、物理学者レオ・シラードである。 >>65
ウェルズがその小説を書かなければ
広島と長崎に原爆が落ちる前に
戦争が終わったという可能性もあるな >>67
いやその小説がなくてもアインシュタインらは原爆の開発を提言しただろう。
ドイツが先に開発したら大変な脅威なので。実際にはドイツは戦況悪化で時間のかかる
原爆開発は中止したけど。誰がどう考えてもドイツは戦線を広げすぎ。 >>68
アインシュタインが原爆を提言するかどうかは話の要点ではあるまい。
原爆投下作戦に至るスケジュール全体が数日あるいは数週間遅れる可能性。
それが日本への原爆投下を左右する。 その場合はソ連が侵攻してきて日本は分割占領されていたな。
東北・北海道は北日本人民共和国になっていた。 ウェルズ氏のSF小説一冊で、日本の原爆投下回避や日本の分割などが起きる可能性が
十分にあったわけだな。 ネタでなく
「くれよんしんちゃん」
バルセロナ近辺の地方方言の教育に使われいま独立運動の原動力になっている 日本本土決戦の仮想戦記があったな。檜山とかいう小説家の。
人道的な科学者が原爆の開発から手を引いたため、原爆の開発が大幅に遅れる。
一方で日本では和平派の政治家らを青年将校らが暗殺し、昭和帝は軟禁状態のまま松代に移される。
そのまま昭和21年を迎え連合軍上陸。
女子供を交えた泥沼の戦いで米軍も大損害を受け、被害に驚いたトルーマン大統領は日系人部隊を組織し、天皇と秘密裏に接触して和平を図ろうとする。
さすがに軍の上層部も降伏へ動き始めるが、中堅青年将校が「降伏するくらいならいっそ…」と、天皇もろとも大本営を爆破してしまう。
これで降伏すら不可能…
書いているだけで辛くなってきた。 ベルディのオペラはイタリア統一の影響大だったらしいな軍隊はみんなでベルディの曲のフレーズを歌ってたとか 世界史のようにおもしろいかねがはいってくるさいと
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RUWPF ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています