関空にフェデックスの拠点完成 4月8日 21時26分

アメリカの航空貨物大手フェデックスの北東アジアの拠点になる
大規模な物流基地が関西空港に完成し、運用が始まりました。

関西空港に完成したのは、アメリカの航空貨物大手フェデックスが
北東アジアの拠点に位置づける物流基地です。
8日、デービッド・ブロンゼックCEO=最高経営責任者や
新関西空港会社の安藤圭一社長などが出席して、安全祈願式が行われました。
物流基地は空港の2期島に建設され、総床面積がおよそ3万9000平方メートルあり、今月1日から運用が始まりました。
この航空貨物会社では、関西空港を経済成長が続くアジアからの貨物を主に
北米向けに輸送する際の中継地に位置づけています。
ブロンゼックCEOは関西空港を拠点にした理由について、24時間運用が可能なことなどを挙げ、
「関西の経済界は誘致に熱心で、空港の利用料も割り引いてもらうことができた。
国際貿易の拠点にしていけるよう大阪の皆さんと協力しあいたい」と述べました。
また、新関西空港会社の安藤社長は「地元、関西の企業が新たな物流ネットワークを活用すれば、
大阪経済の飛躍のチャンスになると期待できる」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140408/k10013596191000.html