青森―伊丹線に初の「クラスJ」…機体を大型化
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20170823-OYT1T50086.html

日本航空(JAL)とフジドリームエアラインズ(FDA)は、
2017年度下期(10月29日〜来年3月24日)の運航計画を発表した。
JALは青森―伊丹線で機体を大型化して座席数を増やし、座席の間隔が広い
「クラスJ」も初めて提供する。FDAの青森―名古屋線は昨冬の規模を維持する。

JALはこれまで76席の機種を2機、50席の機種を1機(片道計202席)運航していたが、
下期は95席が2機、76席が1機となり、総座席数(片道)は266席に拡大する。

95席の機種「E90」には、通常料金より1000円高い「クラスJ」が15席備わっている。
座席間隔が広く快適に過ごせることで好評という。青森側からは、午前10時と午後6時15分に出発する。
E90は10月29日から運航を始める。

FDAの青森―名古屋便は、昨年下期と同様に、一部期間を除いて3往復する。
3往復するのは、10月29日〜11月30日、12月28〜31日、来年1月2〜8日、
同3月16〜24日。それ以外の期間は2往復運航となる。
FDAによると「便数ベースで6%減」というが、使用する機体の座席数には幅があるため、規模はおおむね維持した。

県によると、JALの昨年の搭乗率は約8割と好調だった。冬場は機体の整備などで便数が
減るケースが多いが、外国人観光客の増加などで利用が増えていることもあって
路線の規模を維持・拡大できたという。