天草エアだって一機でやっているのだし、間合い運用まで考える必要はないと思う。
ATR42クラスだと、羽田−父島は2時間半ないし3時間のフライトになるから、一日2往復がせいぜい。
競合なんて無いに等しいから、片道5万円でも全く問題ない。

結局、問題は1000m滑走路だと運用可能な商業ベースの航空機がないこと。
商業ベースの飛行機って、新規開発だと数十機後半、軽微な改良でも最低十数機は
買ってくれる客がつかないと、そもそも開発が始まらない。
で、世界中探しても、小笠原以外に、1000mの滑走路で2000Kmの航続距離なんてものを
求めている客がいない。世界にはガラパゴスを始め絶海の孤島はいくつかあるが、観光や
産業があるところには1500m級の滑走路もないって事はない。