既に春以降の大減便継続中のせいで悲惨な状態だったのに
関空被災の影響で…どうなる静岡空港の国際線


静岡空港搭乗者8カ月ぶり減、9月 台風・地震が響く

静岡県が12日発表した静岡空港の利用状況によると、9月の搭乗者数は前年同
月比4.9%減の5万2094人だった。1月以来8カ月ぶりに前年を下回った。台風21、
24号や北海道の地震を受け、欠航やキャンセルが相次いだことが響いた。

国内線は5.1%増の3万3154人だった。全日本空輸の新千歳線とフジドリームエ
アラインズ(FDA)の丘珠線を合わせた札幌地区は搭乗者数が2割減。搭乗率は
11ポイント低下した。ただ、FDAが今年3月に就航した出雲線が補い、国内線と
しては29カ月連続で前年を上回った。

国際線は18.5%減の1万8940人で2カ月連続の前年割れだった。関西国際空港が
台風21号で被災した結果、関空と静岡空港で入国と出国を分けた旅行商品でキ
ャンセルが発生。団体客が中心の杭州線や寧波線が落ち込んだ。台北線やソウ
ル線の減便も響いた。
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