ANAの「空飛ぶウミガメ」A380初号機、最終組立工場からロールアウト エアバス
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2019年春、東京〜ホノルル線に就航予定

エアバスは2018年8月30日(木、仏トゥールーズ時間)、ANA(全日空)が発注したA380型機の初号機が仏トゥールーズの最終組立工場からロールアウトしたと発表しました。

ANAホールディングスは2016年、A380型機を3機発注しました。
初号機は今回、屋外の作業場に移動し、数週間以内に予定されている初飛行に向けて様々な地上試験を実施。
さらにその後、独ハンブルクのエアバス工場に飛行し、客室装備や機体の塗装を行う予定です。

2019年春にエアバスからANAに引き渡され、その後、東京とホノルル(米ハワイ)を結ぶ路線に就航します。

A380型機は世界最大を誇る総2階建ての旅客機です。
ANAは日本初のドアを装備した個室型ファーストクラスなど、全520席を設定。
機体デザインは、ハワイで神聖な生き物とされるウミガメをモチーフにしたもので、「空飛ぶウミガメ」の意味を持つ「FLYING HONU」が愛称として付けられます。