エアアジア、国産旅客機「MRJ」20機を導入する意

2019年3月22日 10:48 pm Traicy編集部
エアアジアグループのトニー・フェルナンデス最高経
営責任者(CEO)は、三菱航空機が開発中の国産旅客
機「MRJ」を20機購入する意向で、2018年11月から
交渉していることを明らかにした。

トニー・フェルナンデスCEOは、運用するエアバス
A320型機が着陸できない空港がたくさんあるとした
上で、「我々の提案を(三菱航空機が)検討中で、進
捗していない。三菱航空機からの提案を待っている状
況」と話した。

検討している発注数は20機で、投入路線については現
段階で控えるとしたものの、日本ではなくグループ会
社による東南アジア域内での運航を想定する。性能や
短い滑走路での運用、座席数について魅力的であると
した。

購入時期について、「今でも活用することができるの
で、出来るだけ早く」(トニー・フェルナンデス
CEO)としつつ、相次いでいる納入の遅れについて
は、「いままでに購入した機体、全て遅れた。迅速に
悪いものが出来上がるより、ゆっくりいいものを作っ
てもらったほうがいい」(同)とした。

「MRJ」は、YS-11の開発から約半世紀ぶりとなる国
産旅客機。90席クラスのMRJ90と、70席クラスの
MRJ70の2種類を開発しており量産初号機を2020年
半ばにも、ローンチカスタマーの全日本空輸(ANA)
に引き渡すことを予定している。hvcggg