★★★★★★★飼育環境について★★★★★★★

Q:タニシを飼育するなら、どんな環境がよい?
A:基本的に、淡水魚が飼えるなら大丈夫です。魚のついでに入れたらおk。
  ただ、アンモニア、硝酸の濃さには魚よりも弱いので、
  水換えは定期的に行ったほうがよいです。砂利はあってもなくてもよいです。
  いうまでもないですが、カルキ抜きはちゃんとすること。
  カルキ抜きしないとあっという間に死んでしまいます。

Q:エサは何を与えたらいい?
A:水槽に生えた苔を勝手に食べたり、魚を飼っているならその食べ残しを食べてくれます。
  ただ、カルシウム不足が起りやすいと考えられるので出来ればカメ用またはザリガニ用の
  カルシウム豊富なエサを与えるといいと思います。

Q:水温が30度を超えているのですが大丈夫でしょうか?
A:酸素が十分あれば30度程度なら大丈夫な場合が多いです。
  できれば直射日光が当たらないようにするなど水温が上がり過ぎない工夫をして下さい。
  水温が35度を超えてしまうとかなり危険です。

Q:しばらく家を留守にするのでエサが与えられません。
A:水槽の中に苔がたくさん生えていたら、それを食べてくれます。3日程度なら空腹に耐えてくれます。
  むしろ、エサを余計に与えすぎたための水質悪化で死にやすいです。

Q:タニシを他の魚と飼っていいですか。
A:メダカていどの小型魚ならいいです。金魚は大きくなると小さいタニシを食べてしまうので
  オススメしません。

Q:タニシをエビと一緒に飼ってもいいですか。
A:レッドビーシュリンプ・ヌマエビ類(ヤマト・ミナミ等)なら大丈夫です。草食性です。
  ザリガニなどの肉食性のエビの仲間はタニシを食べてしまいますのでオススメできません。
  (ザリガニのエサには意外とオススメできるという悲しい事実。)

Q:水が奇麗になるという商品を使った方がいいでしょうか?
A:余分なものに金を使うより、水を換える手間を惜しまない方がいいと思われます。

Q:タニシ以外の小さい巻貝がいつのまにかいるのですが、コケを食べてくれるからそのままでおk?
A:タニシのエサを横取りして大量の糞をして水質を悪化させる可能性があります。
  タニシはサカマキガイ等よりも水質の悪化に弱いため死亡してしまいます。ちゃんと水換えするならいいです。

Q:エアレーション、フィルターはいる?
A:タニシは水質悪化に比較的弱いので、エアレーション、フィルターについては
  初心者は導入したほうがいいかもしれません。

Q:タニシを飼いはじめたいのですが、何匹から?
A:大きい個体ならオス3匹、メス2匹がいいかと。