>>976
ニトロソモナスもニトロバクターもどちらも浮遊性で定着する場所がなければ繁殖できません
そこで必要となるのがバイオフィルムですがこれは空気中から取り込まれた有機物分解菌によっても形成されます
バイオフィルムが形成されると有機物分解菌や植物プランクトンを餌とする原生動物が繁殖し、生命活動によってアンモニアを発生させます
次にニトロソモナスがどこからやってくるかです
空気中を休眠状態で漂っているもの、水草または生体に付着しているものが水槽内に入りアンモニアの分解を始めるので、そういった意味でも立ち上げ中の曝気は効果があります
空回し中のアンモニア発生量は、魚の糞から供給される量に比べれば少ない量ですが猛毒であるアンモニアを少し毒性の低い亜硝酸に変えるスタートをしているという意味では効果があります
このように、バイオフィルム形成(1週間)→水草投入でニトロソモナス追加(1週間)→パイロットフィッシュ投入というサイクルは無駄ではないのです