ティラノサウルスを描こう!08/05 19:47nhk
大型の肉食恐竜「ティラノサウルス」の化石標本の絵を描きながら恐竜の骨格について詳しく知ってもらおうという教室が高梁市の美術館で開かれました。
高梁市成羽美術館には(なりわ)先月から全長12メートルあまり、高さ4点6メートルの「ティラノサウルス」の化石標本のレプリカが展示されています。
5日はこの化石標本をじっくり観察しながら絵を描いてもらい恐竜の骨格について詳しくなってもらおうという教室が開かれました。
教室には県内外から親子連れおよそ30人が参加し、元学芸員の女性から「たくさんの骨のパーツをよく観察して、しっかり特徴をとらえて描いてください」
などとアドバイスを受けたあと、鉛筆を使って画用紙にティラノサウルスの頭や足、それに腰の骨などを描いていきました。
中には歯が何本生えているのかまで確認しながら描いている子どももいて参加者はおよそ40分かけて骨格の絵を完成させていました。
総社市から参加した小学6年生の女の子は、「首の骨が細かいので描くのが難しかったけれど、楽しかったです」と話していました。
また、女の子の父親は「家族で参加できて、夏休みのいい思い出になりました」と話していました。