>>287
宮の本遺跡にはゴホウラの腕輪がないよね。

九州北部・山陰の渡来系遺構にはゴホウラとイモガイの両方の腕輪がある。

ゴホウラの腕輪は貴族階級のものだったんじゃないかな?

北海道のイモガイの腕輪は宮の本遺跡で生産されたとして、実際に行商しに行ったのは
宮の本遺跡の縄文系弥生人ではなく、九州北部・山陰の渡来系弥生人だった可能性も
あるしな。

この場合、宮の本遺跡は九州北部・山陰の渡来系弥生人にイモガイの腕輪の生産を
任されているだけの工場だった可能性もあるし、宮の本遺跡に材料のイモガイを
沖縄から運んでいたのは九州北部・山陰の渡来系弥生人で、宮の本遺跡で加工して、
完成品を全国に行商しに行くのも九州北部・山陰の渡来系弥生人だった可能性もある。

材料のイモガイの仕入れと完成品の流通は九州北部・山陰の渡来系弥生人が行い、
工場での生産は宮の本遺跡の縄文系弥生人が行っていたかもしれない。

ただ、ゴホウラの腕輪だけは九州北部・山陰の渡来系弥生人の工場で生産して、
全国に行商しに行った事だけは確実だがな。