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横浜市教委、両親に初めて謝罪…原発避難いじめ   2016年12月02日 07時19分


2011年の東京電力福島第一原発事故後に福島県から横浜市に避難した男子生徒(13)が、転校先の市立小学校でいじめを受けた問題で、
同市教育委員会は1日、一連のいじめについて、生徒の両親に初めて謝罪したと発表した。

また、両親からの要請を受け、いじめの具体的内容を明らかにしてこなかった方針を転換し、市議会などで公表することを明らかにした。

 市教委の伊東裕子担当部長らが市内で両親と面会し、「つらい思いをさせて申し訳なかった」などと謝罪した。
市教委によると、両親は「どこに行っても、何をやっても解決してくれない無力感があった」と話したといい、伊東担当部長は記者会見で、
「改めて申し訳なく思った」と述べた。

 両親は同日、コメントを発表。「なぜ教員や市教委が適切に対応しなかったのか、不明瞭な点が多い。徹底的な検証を」と訴えた。


http://www.yomiuri.co.jp/national/20161202-OYT1T50003.html