ウェブでの人気投票の「狙い」は...

また、MBSでは開票特番の放送とともに、ウェブサイト上で各政党の擬人化キャラの「人気投票」を実施。投票は23日19時で締め切られ、1位になったのは自民党のキャラ。2位には共産党、3位には希望の党のキャラが続いた。

この人気投票を実施した狙いについて、小野Pは「18歳未満にも1票を投じる体験をしてほしかった」と振り返る。その上で、番組を視聴できない関西以外の人にも、番組を楽しんで貰おうと考えたのも理由の一つ、とも付け加えた。

なお小野Pによれば、擬人化キャラの細かい「設定」を紹介したのはウェブサイト上だけ。番組のオンエアでは、こうした話題は一切取り上げることはなく、

「西靖アナウンサーがきっちり当確を伝え、MBS報道局の三澤肇(はじめ)解説委員が取材で裏付けた情勢を解説しました」

という。

番組がネットを中心に大きな反響を呼んだことについて、放送後の「手応え」を小野Pに聞くと、

「MBSは関西ローカル局ですが、全国の皆様に知っていただけたことを嬉しく思います。 『次の取り組み』を楽しみにしていただければ幸いです」

としていた。