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二度目の人生を異世界でネタバレスレ
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0013メロン名無しさん垢版2018/06/15(金) 02:05:57.60
小説家になろう「表現の自由について」感想欄に某先生が降臨!

私は、出版社がこの作品をどうして出荷停止にするのか、出荷停止にするならどうしてそもそも出版したのかの道理が全く理解できないです。
私はこの作品を読んでいませんので作品内容に問題があるのかはわかりませんが、少なくとも問題になっている著者のツイートというのは、出版前に行われたものなのですよね?
出版物の内容のチェックも著者の身体検査も、当然のことながら出版前の時点で出版社がやっておくべきことです。
敢えて過激な例えを使いますが、今回の出荷停止という措置は、男性が女性とセックスをしていてその場の快楽のために女性に膣内射精をして、妊娠したら堕ろさせるのと同レベルの行為だと思います。
ライトノベルは文庫版の場合、あくまで私の知っている話ですが3,000部売れれば採算が取れる仕組みになっています。18巻まで刊行されたということは1巻当たり万単位で売れている可能性が高く、出版社がこの作品から今まで得た収益は莫大なものだったはずです。
著者が受け取る印税とは比較にならない金額です。
儲けるだけ儲けておいて、著者だけをレイシスト扱いしてトカゲのしっぽ切りというのは釈然としません。

ちなみに私は、エンターブレイン第16回えんため大賞で、中華連邦という架空の国家が日本の尖閣諸島・沖縄を侵略してきて日本が敗北した近未来を描いた作品を投稿したところ、編集部の書評でこういった作品はライトノベルではNGだとはっきり書かれたことがあります。
以下、書評の抜粋です。

「世界観設定に尖閣諸島問題などデリケートな現実の政治を絡めているのは、いただけない。
ノンフィクション作品や創作物でそうした社会問題に根ざした作品は確かにあるが、ライトノベルでやることではない」
「社会問題を安易に扱っていることがもっとも問題である。
物語にリアリティや重さを出そうとしたのかもしれない。
けれども、社会問題や政治問題は、今、現実に悩み苦しんでいる人がいたり、解決の糸口が見えないテーマが多い。
加えて、こうした事柄を扱うことで著者が思想家と決めつけられたり、逆恨みを買うことが無いわけではない。
それほどのことを『娯楽』小説で扱うとはどういうことか、熟慮してもらいたかった」

尖閣問題は物語のメインではなく舞台装置の一部に過ぎなかったのですが、書評では落選の主たる理由がこれでした。
個人的には、これだけ国際政治の中で日中が対立している現実があって、それを出版社が覆い隠そうとするのは不自然だと思います。
だって米ソ冷戦時代は米ソが戦争になるSF小説が大量に出回ってたのに、何で今の中国は特別扱いするの?と。

私が高校生の頃は、1巻目でヒロインが北朝鮮に拉致されたり中国が南北に分断されたりしているラノベや、
9・11事件の直後に出た新刊で世界貿易センターで親友を失った総理大臣の主人公がアフガンに乗り込んでテロ組織と戦うラノベが普通にありました。
「政治はラノベでやることではない」なら、私ではなくラノベが変節したんだと思います。
とはいえ出版社に逆らっていては生きていけません。
ヒットしている作品を見る限り、欧米の実在する国や日本の実在する政治家そっくりさんを出して風刺するのは出版社はOKのようですから、
要するに中国を出すのはNGということだと思います。
大手出版社が中国で合弁会社を作っているところがありますから。
私以外の作家さんで、とある小説投稿サイトで日本と中国が戦争をしている小説のポイントが書籍化申請可能な数値に達したので申請したら「中国が出てくるのは無理です」と国名を名指しされた人もいます。

だから私はそれ以降、中国大陸の存在を丸々削った小説しか書かないようにしています。
出版社は企業で、中国市場というものがあって、ビジネスでやっているわけですから、ぶっちゃけた話、公正さを期待するのは間違っているでしょう。
それにしても、一度出版した本を出荷停止にするというのは信じられませんね。
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