終わった栗瑛太

デビューは1980年代、Graham Marsh名義で久保書店のコミック誌に作品が掲載された頃が最初と思われる
(『レモンピープル』に掲載された『12』など)。以後、まみやこまし名義で成人向け漫画作品を発表していた。1990年6月、エニックス(現スクウェア・エニックス)が主催した『エニックスファンタジーコミック大賞』において西川秀明名義の『Z MAN』が優秀賞を受賞する。

1991年4月創刊の『月刊少年ガンガン』にて『Z MAN』の連載を開始する。なお、『ガンガン』創刊・連載までの間に『ドラゴンクエスト4コママンガ劇場2〜4』に参加している。

『Z MAN』連載終了後はエニックス系列誌でいくつか描いた後に出版社を転々とし、『ヤングアニマル』及び『ヤングアニマル嵐』(白泉社)にて『職業・殺し屋。』を連載。2010年にひとまずの区切りを付け、後に続編の連載を開始する。

巻末のおまけ漫画などでは自身を楕円状の物体に点々の目を書いただけと言う、普段の作画とは対照的に極めてシンプルなデザインで描くのも特徴である。