>>15
>「サンカノゴイは,生態になぞが多い。よく分からないうちに,鉄道や道路を造るのは心配だ。」

で、ここではっきり「生態になぞが多い。」と書かれているように、保全側も
「じゃあどうすればいいのか?」という事について、回答を出せないでいるですよね?
どういう事に配慮すればいいのか、何が一番保全する上で必要なのか。

実はヨシ原が必要なのではなく、ある特定のエサ動物に依存してる可能性や、
ヨシ原でも、ある特殊な条件を満たしてないといけないかもしれない。
そうであれば、道路が出来ない事だけで、本当に保全が出来るのかも疑問になります。

それを調べずに、単に「改変されなければいい。」だけでは、保全にならないでしょ。
自己満足にしかならない。

保全する為には、何が必要なのか、それを調べることからしないと。
必要なら、そういう調査を業者にさせることだって、不可能ではない。
そのためには、サギ類の繁殖関連の専門家を引っ張り出してきて、
必要な保全措置を踏まえた提案を、何らかの形でさせるって手もある。
(そこまでいくと、かなり大がかりだけど、単に中止を叫んでるより、
余程効果的で、現実的ななアプローチだと思いますよ)。

単に「反対」って言っても、サンカノゴイの将来も見据えた保全にはならんです。
何が必要なのか、何が足りないのか、そういう方向からのアプローチでないと。