多分昭和の終わりごろや平成生まれの人はこの事はぜんぜん
知らない事だと思うのです。
それは都会のスズメの餌事情が高度成長中期くらいから驚く
ほど厳しくなっている事なのです。
自分が少年時代は日本も貧しく衛生面でも桁違いに今よりも
悪かったのです。
当時と比較すると今は街路樹なんかは数倍では効かないくらい
に増えているとは思います。
でも市街地内のスズメの餌になるハエ アブ バッタやその他の
昆虫は10分の1どころか100分の1もいるのかと思うほど
少なくなってると思うのです。
昔は都会でも夏は食堂なんかにはハエ取り紙が何本もぶら下がって
いてどれにも数十匹で効かない位ハエがくっいていたものです。
またハエのサイズも大きくて大豆くらいのニクバエやオオバエ
なんかがたくさん生息していました。
それに家の前の小さい植木鉢なんかでもちょっとのぞいて見ると
いろんな幼虫やチョウや蛾が休んでいるのがどこでも見られた
ものなのです。
でも清潔化が進み今の都会のスズメの餌となる昆虫はほんとに
少なくなってしまいました。
野鳥版をのぞいた人にスズメに1年に1回でもいいからほんの
一握りのお米でもいいからほどこして欲しいとこのスレを
立てました。