俺も去年の写真展も見てるけど
今回の展示品が浅ましい選定だとは微塵も感じなかったよ。
今回の写真を見て本当に「浅ましい根性が滲み出た展示品」なんて感じたの?
俺は素朴に心に感じ入るいい写真ばかりだと感じたけど。
変な先入観をもち過ぎなんじゃないかな?

あと、写真を通じて豊かな自然、郷土愛、人間関係などを見ると、
正直言って、やはりダムの是非は考えさせられるよ。
徳山ダムが無ければ写真家としての増山さんは現れなかっただろうし、
徳山についてはもう出来てしまった以上、元住民達に感謝しながら、
尊い財産として前向きに利用していくことを考えないといけないんだろうけど、
今後の俺たちの生き方や今後の公共事業のあり方を
増山さんの写真を通じて考えてしまうこと自体は、
主催者の意図がどうであれ、決して悪いことではないと思う。