1950年代の国産カメラ画像が上がるスレ
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1950年代のカメラはとても魅力的だ
気合の入りまくったった35mmフィルム機がたくさんでてきた時代だ
レンジファインダー機は着々進化したし、日本最初の一眼レフはこの時代に生まれた
二眼レフもまだまだ勢力が強かった
蛇腹だってますます大活躍
そんな時代のカメラの魅力が伝わるようなスレにしたい
特に若い奴はなかなか見る機会がないだろうから、ぜひ見て行ってくれ
で、先ずはこんな年表を作ってみた
これらの機種名を眺めるだけでなんだかワクワクしてこないか?
https://i.imgur.com/Gm5nArV.jpg 1954年製のオリンパスフレックスという二眼レフ
二眼レフって姿かたちがやっぱりいい!
上をぱかっとあけるとすりガラスがセットされてて、そこに写したい景色が浮かび上がるんだ
革ケースがあるとより凛々しい
https://i.imgur.com/vBN5CMU.jpg 1950年代といってもすぱっと区切るのもなんなんで、いちおうプラマイ2年は含んでいいことにしてみた まあだいたいオリンパスの二眼の写りを悪くいう人はいない 特にレンズの評判が良かったらしい これは前板繰り出し、といってレンズのついた前面が全体的に前進後退するタイプ
これは高級機だったという証 リコーフレックスという低価格機が1950年に出て爆発的に売れた
それは歯車でふたつのレンズをつないで前進後退させるというタイプ なんで画像が正方形なのかというと、フィルムフォーマットが6cm x 6cm の正方形だから。 年表でもわかる通り、35mm機が台頭してても2眼が一定の勢力を持ってたのはやっぱり、
フォーマットが大きいので緻密な描写ができる点にあった その35mm機だけど、その時代各社が威信をかけてリリースしてきたもんで、高価だけど作りがものすごく良い
「○○35」と尻に35がつく機種はホントとんでもなく精緻な美しさを持ってる たとえば尻に35がつく「リケン35」、とても美しい
ずっしりして60年以上経っててもメッキが輝いてる こういう精緻さってのは、実はバルナック型カメラを手本にして国産メーカーが技術を磨いたという
そういう経緯があったからこそなんだ
だから、バルナック型カメラというのは高価なマーケットが確立してる ともあれ、リケン35で撮ったらこんな感じ
https://i.imgur.com/tDq48Fx.jpg
ちなみにリケンというのは、リコーのこと
この機種の次の型からはリコー35と名乗るようになる 同様に、お尻に35つながりで「タロン35」を紹介
https://i.imgur.com/GCAmGcl.jpg
これもまた気合が感じられる重厚感
マイナーなメーカーで日本光測器というところなんだけど、これがびっくりするくらい良い写りをする マミヤ光機の2眼用フードがついてるのはご愛敬
ピタリ嵌まるし、蹴られないんでとても良い
というか、これが安く売られてたら買って使ってみることをお薦めする ただこの時代のカメラは三角環用の穴がつかない機種があったりするので注意したほうがいい
革ケース前提ってこと
このタロンは持ち運びにちょっと苦労した このリケン35とタロン35の特徴は巻き上げレバーにあるんだ
前者は、上方にはつまみ式の巻き上げ機構があるんだけど、底部にもレバーがあってそっちでも
巻き上げできる
後者は、巻き上げレバーの巻き上げ角が異様に小さい。ほんのちょっと巻いただけなのにもう巻き上がってる この2機種はジャンルでいうと、
レンジファインダー機で、かつレンズシャッター機、というくくりになる
この時代の王道だ タロンとまったく同じ1955年に出たのが、コニカIIB
https://i.imgur.com/eVrzfgZ.jpg
これは評価が高くてかなり売れたらしい 実際かっこいいし、コンパクトなところが魅力 正面の革の縁の処理に曲線が使われているのが特徴 こういうデザインって他にはみない
それと、レンズを本体側に少し沈ませることができる ちょっとだけ薄くなって便利 とりあえず、コニカUBが手元にある。
悪いカメラじゃないんだが・・・ >>25
お、仲間だね
たしかにシャッターチャージ方法とか、二眼レフに準じたレトロな感じで使いづらい面はあるね
あと、ヘキサーってレンズの上級でヘキサノンがつくのはコニカIIの後継機からだった
とはいえ上質感がすごいあって好きだ ちなみにコニカIIB、フィルム送りしてないとシャッターは切れないしくみになってるんだけど
シャッターボタンとは別のシャッターレバーがもう一個ついてて、それを使うとシャッターが切れるという
変わった機構になってる 簡単に多重露光できてしまう https://i.imgur.com/mgHxR43.jpg
正面にkonicaBと書かれたバッジが貼ってあるんだけど、ここにシャッター速度つまみが嵌めこまれた
モデルもある
そっちはなかなかレアなんで、いまみつけたとしても高価いだろうな ところでコニカは1950年代にこうやって35mmを精力的に出す一方で、蛇腹タイプもしっかり新型を投入していた
パール4というのが1958年に出ている
折りたためるメリット、6cmフォーマットだけど横が4.5cmなので枚数が稼げるってことが魅力だったんだ これは1951年製のコニカパール2
https://i.imgur.com/XSbVKpM.jpg
実に味わい深い姿かたちだ パールシリーズの中では売れたようで今でもわりと出回ってると思う パール2はいわゆる赤窓式ってやつで、完全に手動でフィルムを送るんだ
120フィルムを使うんだけど、その裏面には一コマごとに1、2、・・・と番号が振ってあるわけ
で、じかに窓越しにその番号を目視で流れてくるのを確認して自分で送りを止める
気の利いた自動ストッパーなどはない フィルム室に窓なんかあったら光が入ってパーになるじゃん、とか思うかもしれないが
窓には遮光フタがついてて、普段はちゃんと閉じておく
それとフィルムが感光しずらい波長だけを透過できるよう赤色の窓になってる
特に問題はないんだ 蛇腹はピンホール破損が心配なんだが、きちんと撮れてると気持ちがいい
2018年の大都会のはずなんだけど、1950年代にタイムスリップしたみたい
https://i.imgur.com/pTgUgfV.jpg
https://i.imgur.com/vJcXbrK.jpg 120フィルムは入れ方がはじめは混乱すると思うんでちょっと書いておく
普通35mmフィルムだと場所Aにセットして巻き芯Bに巻き取らせて、終わったらAに全部巻き戻して
回収するという手順なんだけど
120の場合は、場所Aにセットして巻き芯Bに巻き取らせて、終わったらそのまま巻き芯Bと一緒に回収するんだ そしたら巻き芯Bがなくなって次のとき困るじゃん、と思うかもしれないが
場所Aには、ついさっき終了したフィルムの内側にあった巻き芯が置き去りにされたまま残ってる
だから、それを移し替えて巻き芯Bにすればよい
無限に巻き芯Bが湧き出てくるってわけ 昔聞いた話では、とあるプロカメラマンのアシが中版カメラの
空きスプールをみんな捨ててしまった、とかなんとか。 >>37
めちゃくちゃ怒られただろうね
けど懇意の現像屋さんとかで分けてもらえるんだろうけど
洗剤の詰め替え用をいっぱい買いこんでたのに、空きボトルの方を捨てちゃって結局ボトルで買いなおし、ってなった
ことならあるが、似たようなもんか? レンジファインダー機が続いたんで一眼レフ機を紹介
https://i.imgur.com/pMEyu6W.jpg
1952年に国産初の一眼レフ、アサヒフレックスが登場するんだ 画像はアサヒフレックスの2型で1954年製
すべての国産一眼レフはここからはじまった ほんとすごいこと
小柄で、すべての動きがなんかしなやかで、両手で包み込んで持つだけで幸せな気分になる あれ?上部が三角じゃなくて四角いぞ、と思うかもしれないが
この日本初の一眼レフ、まだペンタプリズムは載ってないんだ
https://i.imgur.com/HEa7R2X.jpg じゃあどういうしくみになってるか、というと
この四角い部分を上からのぞきこむと、そこにすりガラスが嵌めこまれてて、景色が浮かび上がってる
二眼レフと同じだ コニカとか懐かしい。
実家に沈胴のT型があったけど、持ち主はたぶん爺ちゃんのその前の世代かな。
あとはよく判らない蛇腹スプリングとか、プリモ二眼のベスト判とか。 >>43
次実家にいったら確保したほうがいいよ、他の親族にとられる前に
まだ十分使えるかもしれないし一生の宝物になりうる
そういえばコニカのI型は、知らない人には一見壊れてるようにみえるかもしれない
けどそれは違うんだ レンズが沈胴で、引っ張り出してもすぐピュッと引っ込んでしまう なんかぐらぐらしてて
なんだこれ壊れてるじゃん、と思いがちなんだが
レンズをちゃんとうまく引き出してからグイっとひねってやると、本来の撮影可能ポジションにピタリと
おさまるようになる 1950年に出た、コニカ初の35mm機がそのコニカI
https://i.imgur.com/fT4U8Li.jpg
この機種のもうひとつのトラップ、巻き上げつまみがびくとも動かないってのがあって、やっぱこれ壊れてるわ
と思うかもしれないが
なんのことはないストッパー解除ボタンがあるから毎回これを押してから巻き上げれば良いんだ もう一枚
革ケースつきもやっぱり美しい
1950年代の代表格というか、王者の風格があると思ってるけどいかがか
https://i.imgur.com/nKV8NrZ.jpg 1さんにはぜひコテを付けて欲しいな
歴史板のアスペニート氏みたいに、1さんが立てたスレはきっと面白くて為になるだろうから アサヒフレックスに戻るけど、これはレンズ交換式になってる
レンズ銘はタクマーといって、後継機種のアサヒペンタックスシリーズと同じなんだけど
互いのレンズはとりかえっこしても取り付けられない
前者はM37 といってφ37mmのスクリュー式、後者はM42 といってφ42mmのスクリュー式
https://i.imgur.com/iGd4j2h.jpg >>49
お、ありがとう
地味にコツコツやらせてもらおうと思ってる そういや高価なライカレンズと似てるな〜もしかしてつくのかな?と思ったりするが
残念、あれはM39といって2mm分太い ちょっと惜しい >>44
以前フィルム入れみようとテストしたら、スローで切ると羽根が閉じたまま開かなかった。
それ以来は放置状態で、たぶん誰も持ち出してないんじゃないかなあ。
コニカレンズシャッター機に強い修理屋でも探しますかね。
ちなみにスレ主氏は旧機コレクターなのかな?作例も良い雰囲気の写真ばかりでどこか懐かしい。 >>53
それなら、症状としては軽い部類だと思う スロー速度を調整するユニットに油が固着してるだけの
可能性が高い きっと治るよ
前述のタロン35も実はまったく同じ症状でした
1950年代のカメラに魅了されて集めてしまいました まるで生物にとってのカンブリア時代のように爆発的に
多様化が進んだかんじがあるので
いや、おほめいただいて恐縮です 次は1954年製のアイレス35II
お尻に35がついているのは美しいものばかりで、これなども特に気高さみたいなものが感じられて
好き メーカーのアイレスは今はない
https://i.imgur.com/wiez3dm.jpg ちなみに、国産二眼レフで最も高価なものはヤルーフレックス、とよくいわれる
希少性ばつぐんでマニア垂涎 一説には1千万円近くするんだとか・・・
そのヤルーフレックスを作ったメーカーが、このアイレスなんだ このアイレス35II、シャッターボタンが意外なところについてる
レンズの向かって左に大きなレバーがあるが、これがシャッターなんだ
操作性はとても良い それと特徴なのが正面の障子窓っぽいもの 1954年製でこれがついているのはすごい
ここから取り入れた光で四角い枠を作り出して、ファインダー内に投影して浮かび上がらせるんだ
要するに、この四角い範囲の外は写りませんよ、というインジケーター
50年代後半になるとこれを採用した機種は多い このアイレス35IIとまったく同じ年に出たのが、前述のリケン35なわけだけど、
後者にはその障子窓はついてない
その代わりといっちゃなんだが後者にはひとつ素晴らしい工夫があって、つまみを回してフィルム送り動作を
すると、自動的にシャッターチャージが完了してるんだ その4年前にリコーフレックスIIIという大ヒットを飛ばしたから、その後の製品でいいものを開発できた
んだろうと思う
で、そのリコーフレックスだけど、廉価版というイメージがあるかもしれないが実は高級モデルもあったんだ 1956年製のリコーフレックスニューダイヤという機種
キリっとして品がある、と個人的には思ってる
https://i.imgur.com/VZxFN5m.jpg https://i.imgur.com/X83ga3c.jpg
特徴は、ビューレンズ上に小窓が上向きについてるってところ
撮影中ってお腹のあたりにカメラがあって上から覗くような体勢になってるんだけど、そういうときに
あれ?いま絞り値いくつだったっけ?と確認したくなるときがある
小窓に現在絞り値と現在シャッター速度が示されているので、確認がラクチン それともうひとつの特徴は
ピント合わせつまみが一般的なつまみではなくて、シーソー状に両サイドに突き出たレバーでやること
てこの原理で力いらず、ラクチンでとても操作性が良いんだ たまたま、同じ場所を撮影したのがあったので比較
どっちがいいとか悪いとかじゃなくて、やっぱ違って写るよねっていう
現代のデジカメ
https://i.imgur.com/CqonOfm.jpg
こっちはニューダイヤ
https://i.imgur.com/ECc9H2u.jpg アイレス35IIの拡大をひとつ
金属加工が丁寧で気合が入ってる様子がわかってもらえるだろうか
https://i.imgur.com/oAmCX46.jpg 補足
上のほうでリケン35の自動シャッターチャージの話をしたが、そのための駆動機構を本体からレンズの脇まで引き回して
こなくてはならない
その機構を覆う必要があるので、モコッしたちょっとユニークなカバーがついてる
https://i.imgur.com/6u0xlSh.jpg
ちなみに、別モデルでもっと高性能版もあるんだけど、そっちはこのモコッがさらに3倍くらい大きかったりする
機能と直結した外観デザイン、というのはやっぱり例外なくカッコいいものだ 蛇腹をもうひとつ紹介
1950年代で蛇腹タイプに注力していたメーカーというと、マミヤ光機と前述のコニカが有名だが、
いやなんのフジカも人気シリーズを持っていた それがフジカシックス
軍艦部が柔らかな曲線で構成されているのが特徴
これはその最終型で1955年に出たスーパーフジカシックス
https://i.imgur.com/Jk9CvQV.jpg スーパーフジカシックスにはなんとLEDがついてる
・・・というのはウソだけど、それっぽい便利なものがついてるんだ
小さな丸窓があって、フィルム巻き上げしてないときは白のまま、フィルム巻き上げ完了すると
赤を表示するという凝った仕掛けになってる
その赤色が「蛍光赤」っていうのかな、ほんとLEDが灯ったようにみえる 要するにポカミス防止ってこと
この機種はフィルムを送ろうが送るまいがシャッターが切れてしまうんで、二重露光したりあるいは
二回続けてフィルム送ってしまって1枚無駄にしたりもあるわけ
だから赤が灯ってれば、正しくシャッターが切れますよというサインになる この時代のカメラを使うなら、そういうポカミスをしない心得として”マイルール”ってのを決めておく
必要がある
ボクはシャッターを切ったらすかさず巻き上げ動作をするんだ!というふうに決めておけば、次に撮りたい
時にはシャッターを切るだけ
もちろん、シャッターを切る直前に巻き上げ動作をするんだ!という考え方でもよい
要は一連の動きをくせづけしとくってこと 66(ろくろく)、というのが通な呼び方だ
今ろくろくに凝ってるんですよ〜、というような使い方をするのがカッコいい
前述のコニカパールは同様に645(ろくよんご)となる
他にも67とか69というフォーマットもあるよ それと、この機種は前述のような赤窓式ではなくて、次世代の方式のスタートマーク式が採用されてる
前者は自分自身でフィルム送りを止めなくてはならないけど、後者は一枚送ると自動でストッパーがかかる。
送りすぎっちゃったらどうしようドキドキ、っていう緊張感から人々を解放させたんだ
120フィルムの先頭には、ここがスタートだからね、という線が書かれてるんで、フィルム室にある合わせマーク
にそれを揃えてセットする
だからスタートマーク式という 一眼レフの話に戻る
日本初の一眼レフ アサヒフレックスが出てから5年後の1957年に、後継のアサヒペンタックスという機種が
登場した
このアサヒペンタックスは名前の通りペンタプリズムが搭載されていて上部が三角形になった
画像はアサヒペンタックスの中でもSVという型で1959年製
https://i.imgur.com/f2N1Uqc.jpg もう一枚S2
https://i.imgur.com/LNkEBIZ.jpg
一方、このS2が出た1959年にはニコンのあれ、超システマチック高級プロフェッショナルスーパー
ハイパーウルトラカメラ・・・Fが華々しくデビューしたんで
そりゃあもうS2は霞んでみえてしまう ちなみにアサヒペンタックスが、ペンタプリズム搭載機としても日本初になったかというとそうではなくて
アサヒペンタックスの出る二年前1955年に、オリオンというメーカーがミランダTというのを出しているんだ S2を撮影中、四つ葉のクローバー発見
このスレを覗きに来てくれた人が幸せになるよう願掛けしといた
https://i.imgur.com/ymkhpAV.jpg この時代の、いやこの時代じゃなくてもシャッターの方式というのは、まあフォーカルプレーンシャッターと
レンズシャッターに二分される
前者はレンズ交換式カメラに使われ、後者はレンズ固定式カメラに使われる レンズ交換式カメラなのにレンズシャッターにしたら、レンズを外した時にフィルム室に光がダダ洩れ
になってしまう
レンズ固定式カメラなのにフォーカルプレーンシャッターにしたら、レンズを変えられない不便さと引き換え
に得られたはずのコンパクトさや静粛性といったメリットを、自ら放り投げることとなる なので、レンズ交換の有無によって、使われるシャッターが決まってくる・・・はずなんだけど
面白いのが例えばこれ
1958年製のオリンパスエース コンパクトな普通のレンジファインダー機にしかみえんが
https://i.imgur.com/2deOsiV.jpg レンズ交換式なのにレンズシャッターという法則破りの意欲作となってる
開発は並大抵ではなかったろうな、とてもカッコいい
https://i.imgur.com/auCMeHx.jpg
普通はシャッターの後ろに後玉がくるような配置なんだけど、この機種ではこのシャッターの後ろには
フィルムしかいない そういう法則破りというのはワクワクするもので、もうひとつ代表例を
一眼レフ方式というのは非常に高額なしくみだ だから元々高額なレンズ交換式でフォーカルプレーンシャッターの
レンジファインダー機の、
レンジファインダーの部分を置き換えるようなかんじで取り入れられていったわけ
だから普及価格が売りのレンズ固定式のレンズシャッター機に一眼レフを搭載する、なんていうことは絶対しない 絶対しないはずなんだけど、あれれ?
1960年に出たニコンのニコレックス35はその意外な組み合わせになってる とても面白い
画像はその2年後に出たニコレックス35II
https://i.imgur.com/uEknejh.jpg このニコレックス35は、法則破りなところがもうひとつあって、
普通、一眼レフのファインダーってレンズ軸の真上に設置されているものだが、このカメラはレンジファインダー機
風に左スミにわざわざ移動している
現代のミラーレスだとよくあるパターンだが、もしやこの機へのオマージュなのか?? おっと、このスレではじめて露出計内臓カメラが出てきたことになる
1950年代の終わり頃からセレン式の露出計付きカメラが続々出てくるんだ
このニコレックスの場合、正面の大きな窓が光の取り込み口
でもこのプレーンな窓は特殊なほうで、主流はトンボの複眼のような丸の集合体っぽいスタイルだ
https://i.imgur.com/IfkZRxe.jpg レンズシャッターで一眼レフを作ると、内部構造が
フォーカルプレーンの一眼レフ以上に複雑になるのが
欠点なんだよな。
しかし、存在しない訳じゃない。
例えば、ツァイスの戦後型コンタフレックスなんだが、残念だが
こいつにはクイックリターンミラーが無い。
手元に何台かあるけど、まぁ慣れればたいして大きな問題じゃないな。 >>91
フォローありがとう
他にもいろいろ意見してもらえると助かる
コンタフレックスいいですね、気が向いたらアップして欲しいっす ニコレックス35も、クイックリターンミラーじゃないです >>43
遅レスですけど、プリモのベスト判ではないですが同じくプリモの初期型を持っております
トプコンはやっぱりブランドイメージが高いので所有欲が満たされるかんじ
1950年製
https://i.imgur.com/avwY0q7.jpg
https://i.imgur.com/oOcquJJ.jpg
でもベスト判ってフィルムどうするんですかね・・・? ”トンボの複眼のような丸の集合体っぽいスタイル”の一例だが、
コニカは1959年、セレン露出計付きのコニカSを出した 各社おおむねこのくらいの年からセレン露出計を搭載
しはじめてるようだ
これがついてるカメラってむちゃくちゃカッコいい ひとつ進化の階段を上った!ってかんじがするから
https://i.imgur.com/J0Pi7w6.jpg
画像はコニカSの後継機でS2 外観はほとんどSとかわらない
よりたくさんの光を取り込んで感度をあげるため、小さなレンズが密集して設置されてる あ、正確に言うとコニカはその前の年1958年にコニカIIIにセレン露出計を搭載している
内蔵型ではなくて外付けっぽいスタイルだった コニカS〜S2は受光窓のフチ取りがプラだよね
今でこそエンプラ外装には違和感持たない人多いけど、金属外装が主流だった当時の人は、安っぽいプラ外装の採用をどう受けとめたのだろう
ベークライトに代わる軽量新素材的な扱いだったのかな
ちなみにS3からメッキになって見た目も良くなったね >>97
安くならないとカメラ買えないよ、という市場の声は大きかっただろうから肯定的だったとは推測するけど
でも金属製に戻したってのはメーカーサイドでもひっかかってたものがあったってことかな・・・? そのS2(1961年製)で撮ったのがこれ 写りの良さではトップクラスと思ってる
安く出回ってるので、初めてフィルムカメラに挑戦してみたいけどどれがいいのかわからない、という
人にはこれを薦めたいな
https://i.imgur.com/cxjSxOE.jpg
https://i.imgur.com/7x2HLgl.jpg
https://i.imgur.com/XjvdKUE.jpg あ、これに関してはいろいろ経験者からの意見を聞いてみたいです
初めてフィルムカメラに挑戦してみたい人に薦めるカメラといえば?というお題で
きっと参考になる情報が集まると思うんだけど ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています